in my room

静かなパラダイス

逃避行…

2011年10月14日 | Weblog
10月もなかば、そして週末ですね。
何か楽しいことはないかな?
いろいろと片付けることがありますが、
ボチボチといきますか。



ジョニ・ミッチェル。
9作目のアルバム「Hejira(逃避行)」(1976年)。
僕は最高傑作だと思うけど…愛聴盤です。
モノクロのジャケットの“世界観”もいいですね。

http://www.youtube.com/watch?v=9zCvnfK-VIg&feature=related
1曲目「コヨーテ」

「コート・アンド・スパーク」(74年)
「夏草の誘い」(75年)も素晴らしいけど、
アルバム全体の“ムード”というのかな?
そこが最高傑作かなと感じる理由です。

http://www.youtube.com/watch?v=BV4D1hez-Lw&feature=related
7曲目「ブラック・クロウ(黒いからす)」

この時期はジャズに傾倒しており、
このアルバムはごく少人数の編成ですが、
緊密=密度が濃い、そして厚い=熱いです。
ラリー・カールトンのリード・ギター。
そして…うなるベースはジャコ・パストリアス!
最高のメンバーですね。
しかし、いくら周りがスゴ腕でも
常に最も輝いているのは“ジョニ”なんですわ。
彼らをしっかりと“従えている”→ここが素晴らしい!
たいていは“参加していただいている”
という感じになるんだけど…
こんな人=才女=実力者はちょっといないですね。

深まる秋にジョニ・ミッチェル。
う~ん、最高やないの!