ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

新劇場版エヴァンゲリオン初号機(その6)

2007年09月05日 | ガンプラ以外
 今回は筆者の楽しみである顔というか頭部の製作です。LMHGエヴァンゲリオン初号機は目(スミ入れの要領で白の塗料を流し込めた)とかツノ(前回書きましたが、凸モールドのガイドが入っていた)が塗りやすかったのですが、今回の新劇場版キットではそのあたりがちょっと塗りにくそうなのが心配です。

 
 写真左:下アゴのパーツは先端のグリーン部分が別パーツになりました♪ LMHGの時はアゴ先端を削ってグリーンのランナーを接着後、削り出したもんですが(コミック版のように突き出したアゴ先端にしました)、今回はその手間が省けるのがうれしいです♪
 写真右:新劇場版では口の中の赤い歯の部分も別パーツになっています。舌らしきモールドがあるので、ピンク系の色(ガンダムマーカーDESTINYセットのルナマリア機の色2色)で生物っぽく塗っておきました。

 
 写真左:顔の内部パーツは目の部分と上アゴが一体の左右2分割水色成型パーツです。前歯(というか鼻の下というか)の正面に合わせ目が来ますので、接着した方が良いでしょう。目はガンダムマーカーの白と黄色を適当に混ぜて作った薄クリーム色をペロッと筆で塗り、乾燥後に目の周りをスミ入れ用ブラックのマーカーで慎重にふち取ります。目頭と目尻をどれだけシャープに出来るかがポイントでしょうねぇ。筆者は小心者なので、あまり攻めませんでしたけど…(汗)。
 目の下、ガンダムでいう赤いクマドリの部分は確か紫色だったと思いますので、ガンダムマーカーの赤・青・白を適当に混ぜて作った紫色で塗っておきました。
 写真右:上アゴ裏も別パーツで再現されています。

 
 写真左:後頭部のパーツの下側左右に張り出しているダクト後部も紫色だったような気がするので塗りました。この後、後頭部中央のハッチ(?)に「1」のドライデカールを貼りましたが、ちょっと歪んでしまいました(泣)。「1」のデカールは2つ印刷されていますが、もう1枚が失敗した時用の予備なのか、他にもう1ヶ所貼る部分があるのかは不明です。 
 写真右:後頭部のパーツにポリキャップを取り付け、顔内部のパーツと下アゴを取り付けた状態です。悪人ヅラですねぇ…。

 
 目の下から後頭部までをグルッと囲む装甲を取り付けたところです。取り付け場所にやや迷いますが、迷っているうちに顔内部パーツに塗った塗膜を装甲のパーツで引っかいてしまわないように注意が必要です。
 装甲の目の下あたりの赤線は油性マーカーで塗りました。

 
 写真左:頭頂部のパーツとツノ、顔の両サイドのダクトを取り付けて頭部完成です。頭頂部パーツにはスリットが実際に開いているのが芸コマです。
 写真右:実は黄色く塗った部分は紫色が正解のようです。気付いた時にはさっき作った紫色のインクが残り少なくなっていたので、無視するつもりでしたが、やっぱり後で塗りました(説明書の完成見本ではグリーンのままだったので、写真を撮った後になるまで気付きませんでした:汗)。

 *顔の上に付く頭頂部のパーツははめ込みが異常に固いです。筆者ははめ込みピンをデザインナイフのカンナ掛けでひと回り細く削りましたが、それでも固かったです。固さのせいか、はまり切らずにすき間が出来てしまいました(汗)。はめ込みピンを細く削るだけでなく、少し短く切ってやると良いかもしれません。
 はめ込みがあまりに固いので、一度はめ込んだら分解は不可能に近いです。塗装派の方は特に気を付けて下さい。

 
 写真左:口を開いた暴走状態。他のロボットには見られない凶悪な表情ですねぇ。
 写真右:失敗例です…(汗)。ノドの奥(下アゴパーツを受ける軸受けの表面)は下アゴを組み付ける前に赤やピンクで塗っておきましょう。下アゴに干渉しない程度にパテなどでノド奥を再現してやっても良いかもしれませんねぇ。あと、グレーの歯の部分は肉厚が目立ちますので、裏側を削って薄くしてみるのも良いかと…。
 首の可動については次回にお送りします。