ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

新劇場版エヴァンゲリオン初号機(その12)

2007年09月17日 | ガンプラ以外
 今回は昨日の記事の冒頭でチラッと書いた「思わぬ苦戦」の話です。
 
 ヒザの三角柱状のパーツ(格闘戦用のクラッシャーでしょうか?)は、可動方式がLMHGと同じですが、先端の黄色い三角がパーツ分割によって色分けされています。LMHGを作った時は、水性だった頃のガンダムマーカーで塗った覚えがあります。色分けの境界部分のパーツの薄さがスゴいです。


 ヒザ三角柱は、ヒザ関節下側のポリキャップに取り付けられ、独立可動します。LMHGとほぼ同じ構成ですが、ヒザ関節上側はポリレスABS樹脂関節になっています。
 実はヒザ関節のパーツのゲート部分が欠けてしまったのですが、この時点では「まあ、外からは見えないだろう」と思い、放置していました。


 LMHGでは太もも部分は外装に直接ヒザ関節を挟み込み、太ももの股関節周辺のブロックを取り付けるためのポリキャップを取り付けていましたが、新劇場版キットでは太もも内部にもインナーフレームが設けられました。関節の可動方式はほぼ同じですが、装甲のすき間から黒い内部パーツがチラッと見えることで、見た目はかなり良くなるのではと期待できます。


 LMHGでは太ももの装甲は完全な左右モナカ割りでしたが、今回は太もも正面の下半分が分割されています。合わせ目消しの手間がちょっとだけ軽減されています。
 ここに来てヒザ関節のゲート跡の欠けた部分が完成後も外から見えてしまうことに気付き、あわてて修正することになりました。太ももインナーフレームのヒザ関節部分のはめ込みピンが折れるのを避けるため、フレームを分解せずにヒザ関節の欠けを補修したので、思ったより時間が掛かってしまいました。
 問題のある部分は早めに処理しておかないと、後で苦しい思いをするもんですねぇ…(泣)。

 太ももの装甲、特に後ろ側は合わせ目処理が必要となります。作業時間短縮のため、瞬間接着剤で接着することにしました。瞬間接着剤を使用した場合は、合わせ目に黒いスジが目立つことがありますが、パーツ同士のすき間がほとんど無ければ黒いスジもあまり出来ないはず、と思って接着したら…

 「ギャーっ!?」
 太ももの下半分に大きなすき間が…(汗)。いくらパーツ同士を圧着しようとしても、ぜんぜんすき間が狭くなりません。しかも接着に使ったのは瞬間接着剤! 無理にパーツを分解しようとしたら、取り返しのつかないことになりかねません。
 どうする、オッサン!?(次回に続く…)