ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

新劇場版エヴァンゲリオン初号機(その11)

2007年09月15日 | ガンプラ以外
 トランスフォーマーネタで一時製作を中断していましたが、ようやく劇場版エヴァ初号機の作業再開です。
 
 LMHGの股関節は充分な可動範囲を持っていましたが、新劇場版キットではさらに進化しています。LMHGでは股関節のボール付き軸は腰内部構造材と一体成型されていましたが、新劇場版では別パーツ化され、前後・左右方向に2つの可動軸が追加されています。
 ボールジョイントの表面はパーティングラインを含め、かなり粗い仕上がりになっています(左の写真左側)。このままでは軸受けとなるポリキャップがボロボロになってしまうので、ボールを耐水ペーパーで均しました(左の写真右側)。このペーパー掛けによって可動がユルくなってしまったら、ボール表面を瞬間接着剤で薄くコートしてやる必要があります。

 
 人間でいう骨盤にあたる部分です。写真左は上から見たところで、写真右は前から見たところです。ボール付き可動軸はこのように可動します。
 この部分はLMHGでは板のような構造材でしたが、新劇場版では中身がみっちり詰まった感じになりそうです。


 腰の装甲(拘束具)は左右分割ですが、正面の目立つ部分の合わせ目に大きな段差ができます(汗:0.3ミリほど…)。パーツ同士をズラして本来の位置に持ってきてから瞬間接着剤で強引に接着しました。プラセメントだとかなり苦戦すると思います(汗)。
 先端の水色部分はちゃんと別パーツで色分けされていますよ♪


 ウエスト上段(写真奥)・下段(写真手前)はそれぞれ別ブロックになっていてボールジョイントで可動するのはLMHGと同様ですが、新劇場版では黒い部分と装甲(拘束具)が別パーツで色分けされています。10年ほど前、LMHGをパチ組みした時に、装甲に一体成型されている黒い部分をガンダムマーカースミ入れ用ブラックで塗ったのですが、どうしても黒い成型色の部分と質感の差が出てしまいましたから、今回の色分けは非常にありがたいです。
 黒いパーツは左右分割ですが、合わせ目がセンターに来ないので、瞬間接着剤で接着してから合わせ目を消しました。

 
 まるでエビのような背中です。背骨状のパーツ(写真右)は1個1個、別パーツで再現されていますが、形が良く似ていて間違えそうに見えます。でも大丈夫! はめ込み部分の形状がそれぞれ違うので、組み間違えることはまずありませんよ♪

 
 腰の可動範囲は広いです。しかも各節ごとに可動するので見た目も自然ですねぇ。腕の可動範囲が期待できない分、腰の可動範囲を活かしてポーズ付けするのが良いのでしょうね。

 
 写真左:背中と首を反らした状態。写真右:丸めた状態。胴体関連の可動は文句の付けようがありません! スゴいです♪ しかも基本構成は10年ほど前のLMHGの頃に出来上がっていたというのがさらにスゴいですね!