ガンプラ秘密工場(仮)

ガンプラ他、プラモデルを限られた環境下(ノンシンナー)で楽しもうというブログ
 

新劇場版エヴァンゲリオン初号機(その8)

2007年09月08日 | ガンプラ以外
ホビーショップ ミドリさんにバンダイホビー事業部の10月・11月の新製品情報が出ていますので、ぜひ見に行ってくださいね♪ 個人的にはガンダムエクシアをイメージしたというカラーリングのレクサスSCのバクシードが気になっています。わざわざ新金型でニューマシンを再現しているあたり、気合いが入ってるなぁと思います。ボディーの形状は旧型のままで、カラーリングのみ変更というパターンが多いですからねぇ…。

 さて、前回登場の「多色・多重成型」による腕パーツですが、外皮となる合成ゴム部分にうっすらとパーティングラインが入っています(写真では分かりにくい程度ですが)。このパーティングラインを消すのに、ゴムの軟らかさが邪魔をするんです。
 前腕袖口の、手の甲に少しだけかぶさる部分にはバリが出ているのですが、このバリはニッパーで挟んで「プチッ」と引きちぎると取れます。取れた跡はパーティングラインと同等の仕上がりになります。
 そこでこのパーティングラインですが、デザインナイフでそぎ落とすのは不可能に近いです。少しでも力が入るとフニャッとゴムが逃げてしまいます。同様の理由で、目の細かい耐水ペーパーで多少磨いただけでは消えません。
 F-1などカーモデルのタイヤもゴム製で、接地面の真ん中にパーティングラインが入っています。パーティングラインを消すついでにタイヤがすり減った感じを出すために、荒めペーパーを掛けるという表現方法があります。これをエヴァの腕にやると、たとえパーティングラインが消えても元のようなスベスベの表面に戻すのは難しそうです。
 塩ビ系の軟質パーツのペーパー掛けでよく使われる方法で、パーツを冷凍庫で冷やして硬くするという技があるのですが、これをやると家族に迷惑が掛かるのでやりませんでした(笑)。キットの合成ゴムは冷やしてもあまり硬くなりそうにありませんし…。
 失敗するとパーツ請求するしかないので、目立たないところでペーパー掛けの実験をしましたが、やっぱり消えません。仕方がないので、「実機でもここにパーティングラインが入っているんや」と思い込むことにしました。う~ん…(汗)。


 前腕両サイドに付くグリーンのパーツは、腕の内側と外側で微妙にラインが違うので、両腕のパーツを一度に切って組み間違えるということのないように注意が必要です。

 
 前回も書きましたが、新劇場版のキットでは多色・多重成型のヒジから先部分と、肩~上腕の部分は別パーツになっていて、後ハメも可能になっています。この2つのブロックの間には腕章のようなグリーンのストライプのパーツが付くのですが、このストライプのパーツは肩~上腕・ヒジから先両方のブロックに上からかぶせるようになっています。
 新設定でこのグリーンのストライプ部分にも小さなヒレ状パーツが付くようになったのですが、このパーツを見てみると、グリーンのストライプ部分へ後ハメできるようになっているようです。
 ということは、グリーンのストライプ部分を後ハメ対応できるようにすれば、腕パーツはすべて後ハメ式になります。
 仮組みと検討を繰り返した結果、写真右の赤い部分(上腕との噛み合わせ用突起)と黄色い部分(ヒジ側取り付けピンの受け部分)を削れば、グリーンのストライプを接着・合わせ目消し後に他のブロックと後ハメできるのでは?ということになりました。
 実際には、黄色く塗った部分を削っても、ヒジ側の取り付けピンを短くしないといけないとか、いろいろと干渉する部分がありますので、後ハメ加工する場合は入念な仮組み&調整が必要なようです。


 前腕のヒレ状パーツは、新劇場版の新設定で手首側の先端部分をグリーンに塗り分ける必要があります。噂どおりガンダムマーカー「ガンダムアイグリーン」がキットのグリーン成型色に近い色ですので、使ってみました。

 
 写真左:両肩の「EVA 1」の表示(?)部分には透明パーツが採用されています。そのまま使っても良いのですが、見る角度によってはパーツの端がキラッと白く光るんです。なんとなく軽い感じがすると思ったので、パーツの端面(というか外周)を黒く塗ってみました。ついでに表面のスジ彫りにもスミ入れをしてあります。
 写真右:キットのシールの上に透明パーツを乗せてみました。どっちが良いかは好みの問題ですねぇ…。