二つの会食 胃袋は悲鳴～！

　雨や風のあった数日、桜はすっかり装いを変えました。もう葉桜。ハナミズキやツツジの蕾も見受けられます。季節は移ろいました。

　　

　1１時、日本橋の美味しいうなぎで定評のある老舗「伊勢定」に招待される。受賞のお祝いに駆けつけたモンゴル勢とご一緒。「伊勢定」のうなぎ、流石柔らかくて、なんとも美味。あとで聞けば、モンゴル客に合わせて1.5人前分だったとのこと。美味しさにつられて綺麗に平らげてしまった。食べ過ぎ。

7：00pｍから東京湾デイナ-クル-ズ・オペラコンサ-ト。第九合唱団でお知り合いになったO氏からのこちらもご招待。お昼のうなぎは、夕刻になっても消化していない。神谷町から日の出桟橋まで敢えて歩くも、未だお腹が苦しい。

　船上の会場では、ヴエルデイ、ドニゼッテイ、トステイの素敵なアリアの数々に聞き惚れて、気がつけばワインはグビグビ、メインのお肉も完食。胃袋は悲鳴を上げている。以前は、このぐらいの無理は平気だったのに。

”もう若くはない！”ということを、痛烈に思い知らされた昨日の美味しい一日でした。

　

アルタンガダス 北極星勲章

　17年前、私は、ロ－タリ－国際奉仕の一環として始められた「モンゴル子供支援」に関わっていました。私は10年前、退会しましたが、代表の江口喜多枝さんは、今日まで奉仕活動を継続され、その功績が高く評価されて、モンゴル政府、エルベルドグジ大統領からモンゴル最高の勲章、”アルタンガダス　北極星勲章”を授与されました。昨日はロイヤルパ-クホテルで、華やかに受賞お祝いの会。私はアルタンガダス受賞の経緯を説明する責任ある役を任されました。

　モンゴル大使館からフレルバ-トル大使、政府関係の方々、ロ-タリ-会員の皆様お迎えし、乾杯はモンゴルの代表的なお酒”ARKHI（アルヒ）”で。私の古巣、神宮ロ－タリ－クラブの懐かしいお顔ぶれもお見受けし、旧交を温め合いました。

　お引き出物は,2015年、フランス国立美術館協会主催の「カル-セ　ル－ブル」に於いて二つの金賞を受賞された国家文化財作者の石垣窯　金子晴彦氏と加賀蒔絵作家高田光彦氏の手なるお皿です。最初の作品はチベットのダライラマ師に寄贈されたそうです。沖縄の海の碧に金蒔絵の北極星がデザインされています。 写真は、金色の北極星が未だ施される前の作品です。

　 

理代子さん ハラハラドキドキ

 雨の中の今朝の桜の様子。未だ満開の風情。今年は何故か桜に固執しています。年のせい

　

 

　バリトン歌手、村田氏のお茶会、初のお点前に招かれました。お作法のことは全く知らない不調法な私。おまけに膝を痛めて正座ができない。失礼がなかったかったかしら・・？

　満開の桜が美しい代々木上原、豪邸が立ち並ぶ一角。席主個人所有のお茶室。「和の極み」として婦人画報で紹介されていた特集を見たのは何時だったかしら？、待合、露地、蹲踞で身体を清めお茶席の場へ誘われる。シンプルで優雅な素晴らしい和の粋、お茶室建造物。お軸をはじめお道具については何もわからない私ですが、お正客に出された赤楽は強く印象に残りました。

 村田くんのお点前、大きい身体に似合わず繊細な動き。理代子さん　きっとハラハラドキドキ　お母さんの心境だったと・・・。それにしても堂々たる体躯の羽織袴姿は立派。和の文化を極めたバリトン歌手！って素敵な響き。未来がいっぱいあってイイナア。

 

　

体力の続くかぎり！

　今朝の我が家の前の"そめいよしの”。一番美しい季節。まさに八分咲。屍体の養分を吸い取って咲き誇るかのような妖しさ。魅せられる。 

　

　「今夜の会合、キャンセルしたいのですけど・・・。風邪気味なんです。」　朝早かったし、寝不足。鼻水グズグズ。花粉症もあるらしい。ロ-マから帰って2週間。走りっ放し。疲れかしら・・・？　「僕も風邪気味なんです。早く帰っても良いから・・・」ロ-タリ-は、国際奉仕担当のO会員の返事。

　気の弱い私。簡単に押し切られる。エイツ！そうと決まったら気分を変えて！昨日の私、髪はボサバサ、乾燥しきった肌は、深い皺が目立ち、年令以上の老け顔。何十年も付き合っている見慣れた自分の顔だけど、見られたものではない！

　先ず美容院でセット。口紅を引いて・・・っと。

　目黒雅叙園にお迎えするのは、姉妹クラブ・フイリピン、マカテイサウスの次年度会長　リト氏ご一家７名様。子供達5人。逞しい。私の子供時代は普通だった家族構成。大所帯のこういった雰囲気、何やら懐かしい。会食ご接待が終わって、みんなで目黒川沿いの夜桜見物。参加して良かった。

　明日は医院で、薬を貰おう。大切なイベントが未だまだ控えている。