温かい昨日。文化の日に相応しく、銀座SIXで、観世能楽堂で、能「半とみ(はしとみ)」鑑賞。
馴染みのない言葉です。 広辞苑を引っ張ってみると、半分を外へ揚げて下ははめ込みになっているものを云うとありました。
源氏物語“夕顔”の巻、光源氏と夕顔の恋物語です。
シテは素人の方ですが、ワキ、間狂言は野村萬斎、後見から地頭、太鼓、小鼓、笛は、全て重要無形文化保持者。舞台に上がるのに大変なお金がかかるに違いないと、他事ながら心配になる。
静謐な時空に響く野太い地謡。意味は理解できないけど、耳に心地よい。
長く能面を彫っていらっしゃる 友達のご主人。舞台の能面を双眼鏡で熱心に見ていらっしゃった。
連吟、素謡を聞いて席を立つ。銀座で、ビール一杯と遅いお昼を頂く。会話が弾む。能面についていろいろ教えていただく。
能面の作品の展示会がある折は、知り合ったばかりのご縁ながら、一緒に見に行くことが決まりました。
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