アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

「ボク」の尋常ではない行動の裏にあるもの

2011年12月11日 | Weblog
 去年の今頃でした。幼稚園で、「お母さんへのプレゼント」を作りました。折り紙で、作りました。ボクは、飛行機を折りました。飛行機に、「おかあさんありがとう」と、書きました。
 お母さんが喜ぶ顔を想像しながら家に帰りました。お母さんに、プレゼントを渡しました。お母さんは、「何これ!」と怒って、紙飛行機をグチャグチャにして、「こんなもん!何がプレゼントだ!」と言ってゴミ箱へ捨てました。
 ボクは、おいおい泣いてしまいました。お母さんは、「うるさい!」と怒鳴りました。ボクは、大声で泣きました。お母さんは、さらに大きな声で、「うるさーい!」と、言いました。

 あれから1年。ボクは小学1年生になっておりまして…図工の時間に、「プレゼント作り」が!同級生のみんなは、嬉々として作っていました。ボクは制作をを拒否し、何もしないでおりました。
 作業をしないボクを見た先生は、「つ、作ったらぁー?」と、気の抜けたよびかけ。ボクは無視しました。そこへ、アンティークマン先生がやって来ました。アンティークマン先生が、「どうして作らないの?」と話しかけてきました。
 ボクは、泣いてしまいました。泣きながら、「だって、幼稚園の時、ママが怒ってプレゼントをグチャグチャにして捨てたんだ!また、怒られるから、作らないんだ!」と、説明しました。アンティークマン先生は、「アッハッハ」と笑って、ボクの色画用紙で、プレゼントを作り始めました。

 上記の作文は、「ボク」になりきって、私(アンティークマン)が書いたものです。事実に忠実に書いています。
 子どもが作ったプレゼント、例えそれが紙くずのようなものでも、怒って捨てる母親がいるということに愕然としました。

 この一件で、「ボク」のこれまでの異常な行動の数々が、母親が原因であることが分かりました。どんな行動をしたかというと…
 1 奇声を発し、泣く。
 2 授業中に、「オチンチン」で遊ぶ。
 3 喧嘩の仲裁に入ったら、「だって、○○くんが、男にもオッパイがあるというんだぁー!」と泣いた。泣きながら、「男には、オッパイないよねぇ、先生!」と同意を求めてきた。ウソを言えないので、「アルヨ!」と言ったら号泣した。
 4 机から落ちた「ボク」のノートを、別の子が拾ってくれたのに怒って攻撃を加えた。理由を問うと、「だってボクが拾おうと思ったのに…(泣!)」
 と、まあこんな具合。

 ネグレクトじゃないか?私も一瞬疑ったが…身なりは清潔。水泳教室にも通っているし、ソロバン塾にも通っている。虐待する親なら、我が子を水泳教室へもソロバン塾へも通わせません。
 私の立場(時々学校へ行って児童をからかう地域のオジサン)で、「ボク」の母親と話し合いをするのは難しい。しかし、性格上放置できない。また難題が降りかかってきました…じゃなくて、自らへ難題を課してしまいました。