アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

「カエルに注意」の道路標識もある

2011年12月18日 | Weblog
 ドライブをしていて怖いのは、「シカ」です。車が怖いので逃げようとするのですが、群れているため、逃げまどいながらも車にぶつかりそうになる。実際に車を壊された知人もおられる。車がへこむのはまだいいほうで、命を奪われたりケガをさせられてはたまらない。
 クマの場合は、単独あるいは親子での行動なので、車に気づくと逃げてくれる。(知っている範囲で)一例だけ、クマが車を襲った事があります。停車していた軽乗用車に覆い被さった。なぜクマがそんな行動をとったか?専門家は、「クマはガソリンの臭いが好きなので、停車中の車の排気ガスの臭いに誘われて出てきた。中に人がいたので、襲おうとしていたと考えられる」…クマがガソリン好き…マユにツバをつけたいところですが…本当らしい。

 「シカに注意」の交通標識はよく見かけます。
 道路標識設置基準では、「動物が飛び出すおそれあり」の標識は、「シカ」の飛び出し注意が基本だという。ほかの動物については、その動物の図柄を表示する事になっている。その場合、道路利用者の周知徹底を図るため、「当分の間、動物注意の補助標識を付けておく」のだそうで…。注意してみると、確かにそうなっています。
 絵(図柄)が下手くそで、シカなのかウシなのか判別不能の場合は、「これはウシです」の補助標識をつける…これは、今考えたウソです。

 「サル、タヌキ、ウサギ」については、「標準の図柄」があるのだそうで。それにしても、「タヌキに注意」…注意しなければならないほど沢山のタヌキが道路へ出てくるのかねえ?ウザギも?

 ヨーロッパの道路標識は、「警告標識」「禁止標識」「情報標識」などあって形と色が違う。
動物に注意は警告標識で、カエル、アヒル、ウシ、ヒツジ、シカ、ウマ、ムース、ホッキョクグマ、サルなどがある。図柄はウィーン標識条約で決められている。日本なら、「ツチノコに注意」も制作可能ですが、ヨーロッパではツチノコは、無理。ウィーン標識条約にない図柄だから。

 「夜間ムササビ横断注意」の標識が、軽井沢町にあるのだそうで…。さすが軽井沢町!夜はムササビがブンブン飛び交っている!…そんなわけでもなさそうで…9匹のムササビが生息していることが確認された…!たった9匹!それで横断注意?全くオーバーなんだからぁ!
 軽井沢のツアーガイドは「空を飛ぶムササビが交通事故に遭うことはあまりないが、標識を見ることで、訪れた人に自然豊かな森だと知ってほしい」と。そういうことだったか!道路標識設置基準外の標識のようですね。

 私が見た動物注意の道路標識で珍しいのは、「カエル(イギリス)」「ゾウ(インド)」です。カエルは怖いです。そんなに巨大なカエルがいるのかって?小さいですが、道路を群で渡るので、緑の大きな絨毯が敷きつめられているかのよう。その上を車で走ると、アイスバーンより始末が悪い。制御不能になります。カエルを轢いて命を落としたくないもの。