アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

イノベーションでも税率が同じ…

2016年11月29日 | Weblog
「イノベーションって、どういう意味だっけ?」と、神様じゃなくてカミサンに問われて・・・「あっ?イ、イ、イノベ…」。日本語ではなんというのか?咄嗟に答えられずに、少々恥ずかしかった。イノベーションは、イノベーションですよね。まともに質問するものではない。
 で、先ほどまで飲んでいたビールの親族みたいな物は、「最高級のコク、最高級の香」と缶に書かれた、「リキュール(発泡性)」。何なんだぁ?「発泡酒」ってのはぁ、聞いたことがあるような?ほとんどビールなのに、「リキュール(発泡性)」とは…。まあ、冷静に考えると確かに、「ビール=発泡性のリキュール」は間違ってはいないような。

 ビールといえば、ドイツです。また、ドイツの自慢かって?まあ、そうなんですがね。ドイツでは、「ビールは麦芽、ホップ、酵母、水のみによって造られるもの」なのです。

 日本のビールだって、同じだろうって?あのね、日本には、「第三のビール」なるモノがあるんですよ。トウモロコシや、大豆が原材料ですから!ここで、ようやく、イノベーションと合流。
 なんでも、ビールほどイノベーションを重ねてきた酒は珍しいのだそうで…。また自慢で申し訳ないが、ドイツの(地方の)民家では、日本の「我が家の漬け物」のように、「我が家のビール」があります。みなさん、「酵母やらホップやら」に工夫を凝らしている。私は、フランクフルトに友人(化学者!)がおりますから、そこんとこ詳しい。

 今日の話は、自慢が主流のようだが落としどころはどこなんだって?ほぼ、お見通しでしょうが、十年後、日本のビール類の酒税三区分を一本化するという。どうゆうことかって?ビール税を段階的に下げる傍ら、「発泡酒」と「第三のビール」の税を上げ、最終的に統一(350ミリリットル缶で55円)するんだとぉ!
 だからさぁ、発泡酒だか第三だか知らないが、「最高級のコク、最高級の香」等と謳うなよなぁ!「最高級なら、ビール税と同じにしなきゃ!」と、思われるのは当然でしょうがぁ!

 イノベーションのおかげで、我が家の家計は、ゾウに踏まれたビーチボールみたいなものです。
 えっ?「最高級のコク」は美味しかったかって?…じ、実は味覚音痴で、何を飲んでも美味しいのです。はっきり言えるのは、値段が同じになれば、「麦芽、ホップ、酵母、水のみによって造られた本物のビール」を飲みますよ!

大人たち~い…!

2016年11月28日 | Weblog
東電福島第1原発事故で横浜市に自主避難した中学1年のAくん。小学生の時にいじめを受けていた問題。「ばいきんあつかいされて、ほうしゃのうだとおもっていつもつらかった」
 東電福島第1原発事故で自主避難した子たち…つまりA君のような状況の子だけが、このようないじめをうけるのではありません。「何千人という子どもが同様ないじめを受けている」と、考えなければなりません。
 「こんな深刻ないじめが、何千件もあるはずがない」って?
 何万件かも知れませんよ。いじめは、全て深刻なのです。「ばい菌扱い」された子も、「臭い」と、言われた子も、「死ね」と言われた子も、「ば~か!」と言われた子も、深刻度に差など付けられません。全て、深刻。

 「Aくんの150万円は深刻だろう」って?いじめを受けたうえ、150万円とられるケースは、30年も前からありましたから!もっとも、1000円でも重大問題なんですがね。
 A君の問題は、もちろん学校が全くおかしいし、市教委の無責任ぶりが際立っています。私が、「どれも深刻だ」と、言うのは、A君の問題がたいしたことないなどということではないのです。「必死で、スピーディにいじめ撲滅策を推進しろよ」ってことなのです。
 いじめ防止対策推進法と児童虐待防止法が制定されたのはいつですか?法律があり、制度があっても、いじめが繰り返される。何やってんだ!

 久しぶりにアンティークマンが怒ってるねって?やるせないんですよ!
 人権にかかわる子どもたちの作文のテーマで、もっとも多かったのは、いじめ、虐待など子どもに関するものなのです。子どもたちが声を上げているのです。大人たちは何をしているのでしょうか?

 公務員を退職して8年。ボランティアですが、公的な場に出なければならないことがやたら増えてしまい、40年前のスーツを着て出かけています。40年前というのは、どうゆう意味かって?
 40年前は、体重が60kg。どんどん太って、82kgまでに。つまり、40年前のスーツは、数年でピチピチになり着用不可に。タンスの奥深くで眠り続けておりました。
 そして、退職して8年経った現在の体重は、毎日のアクアウオーキングの成果で、60kgに。折悪しくか、折良くかは知りませんが、この年齢になって肩書きばかりが大きくなり、週に2~3日はスーツ着用で出かけなければならない。これが10月末から始まって12月14日まで続く。8年前まで着ていたスーツは、「だぶだぶ」で着られない。今更スーツを新調するのも・・・。現状の多忙期を過ぎると、また毎日ジーンズでごす日々となる。スーツ代がもったいない。

 そこで、タンスの奥から、40年前バージョンを出してみたら、「ピ、ピ、ピッタリ!」。昔の物なので、生地がよく、しっかりしている。4着もあるから、毎日とっかえひっかえ。そんなわけで、40年前のスーツを着ています。

 先日は、「御招待」で、「日ハムフェスタ」へ行きました。40年前のスーツでびしっと決めて!大谷選手、栗山監督…握手とか、写真とかは、恥ずかしいので自重しましたが、間近でしっかりと見ました。

 どうして、私がそのようなところに「御招待」かと言いますと、「日ハムフェスタ」のプログラムに、「表彰式」がありまして、作文コンテストで表彰される子どもたちも招待されたのですが、その作文の審査委員長が私。そんなわけで、「御招待」。
 で、子どもたちの作文のテーマでもっとも多かったのは、いじめ・虐待など子どもに関するものだったので、満を持して、A君のことを取り上げた…。いじめ問題に触れるのに、40年前のスーツも日ハムフェスタも書かなくてもいいだろうって?
 「子どもたちが声を上げているのです。大人たちは何をしているのでしょうか?」ってことで、私としては、スーツで出かけて何をしているかといいますと、「いじめを減らす活動」をしているのです。非力とか、微力とかまでも行かない、ホウセンカの種ほどの活動ですがね。日ハムフェスタだって、札幌ドームの中央ステージで啓発活動をしてきたのです。

 次は、大型商業施設のアトリウムで行われる表彰式。札幌ドームほどじゃないが人が集まる。また、40年前のスーツで挨拶しますが、「大人たちも声を上げよう」と、訴えます。ただぁ…一人で頑張っても、いじめを減らす道のりは遥かに遠いんですがね。大人たち、何とかしようよ。…日本政府ぅーっ!

焼き肉とマッコリは守って!

2016年11月27日 | Weblog
朴槿恵(パククネ)大統領は特におもしろくもないが、親友の崔順実(チェスンシル)さんの娘さんがぁ…昔の金持ちのドラ娘って感じですね。報道で知る限りですけどね。チョンユラさん、梨花女子大の学生で20歳だとか。裏口入学じゃないかと疑われているのだそうで…。年に3回、韓国へ行っていた時期があった私にとって(出ました、年3回!そればっか!)、梨花女子大は馴染みの大学。なぜかって?ソウル市街図の中央にあるんだから。有名度は…日本でいうと、お茶の水女子大か日本女子大か東京女子大かってところか。

 で、チョンユラさん、「梨花女子大の入試や授業で特別待遇を受けていた」…らしい。不正入学が疑われる上、入学後も授業に出席した形跡がない科目に単位が認められていた!受けていない試験で本人の名前で答案が提出されていた!
 これって、昔(50年前くらい)の日本じゃないのかぁ?!50年前の日本の大学はそんな感じだったのかって?国立大学については分かりませんが、私立大学の中には(実は、私の出身校)、「合格したければ寄付金10万円が必要です」とか、「20万円が必要」という話は、隠し事ではなく堂々とした話(当時は、10万円、20万円は、大きなお金でした)。私の大学1年生の時の担任など、「おカネを積んで入学してきた人はぁ…。一生懸命勉強しないと、進級できないからね」と。裏口入学など、みんなが知っていることでした。私ですか?私は10万円コースで…冗談ですよ。

 50年前の日本は高度成長期。折から、加山雄三さんの「若大将シリーズ」が大ヒットしておりました。私も、目から小皿大のウロコを何枚も落としながら見たものでした。おもしろい!楽しい!特に、田中邦衛さんの、「青大将」がすこぶるおもしろかったですよ。
 で、チョンユラさんと、青大将が重なってしまいました。青大将の保護者は、会社の社長でお金持ち。大学にも顔が利く。あらら、チェスンシルさんと同じような。 青大将は、親の七光りで、「カネ」と「権威」をかさに、「代返」なんて普通。テストの時はもちろんカンニング。ね、チョンユラさんと酷似しているでしょう!

 おもしろがっている問題じゃないって?いいんです。私の願いは、「円安、株高」ですから、パククネが居座ろうと、チェスンシルがホストと遊ぼうと、チョンユラ、が「お金も実力のうち」と言おうと、なーんも関係ない。

 ただ、残念なのは、年に3回も、韓国へ行っていた時期があった(そればっか)のですが、なぜ行ったか?「食文化素晴らしい国、治安がいい国、丸薬があめ玉みたいにでかい国、公共料金がすこぶる安い国、若者がきちんとしている国」だったから。それが、慰安婦問題のぶり返し、崖っぷちの大統領の「抗日」。サムスンもおかしいし…信用できない国になってしまっております。韓国の魅力は、焼き肉とマッコリしかなくなってしまいました。

倉本聰さん VS アンティークマン

2016年11月22日 | Weblog
 脚本家の倉本聰さん。「演劇の感動がスポーツの感動に勝るには…」と自問自答していた時期があったのだそう。その時のこと、ランナーが目標を達成するために流した汗、それを貫く意志の力。・・・そこに感動を呼び起こす原点を見いだしたという。私と倉本聰さんを同列に扱ってはあまりにも失礼ですが、私も、「ランナーが目標を達成するために流した汗、それを貫く意志の力」に感動した一人です。

 その感動を倉本聰さんは、女子マラソンの有森裕子さんが五輪でのメダルを目指して走り続けた姿を参考に脚本を書き下ろしました。私はその感動を、「30mの箱根駅伝~27歳の給水係~」という、短編にしました。

 倉本聰さんの脚本は、創作集団・富良野GROUPの「走る」となって、来年1~3月に全国公演が行われるという。観に行かなきゃ!
 私の短編はどうなるかって?すでに、スライドショーとなっております。素晴らしい作品なのですが、発表する場がないまま11か月。
 と、ところが、売り込みに呼応してくれた学級担任が!討ち入りの日、つまり12月14日に、小学6年生64名を対象に「30mの箱根駅伝~27歳の給水係~」のスライドショー公演が実現されるはこびとなりました。

 「公演?そんな勝手なことをするのか!本人たち(27歳で箱根駅伝の給水を務めたご本人など)の許可を得たのか!」って?得てませんが、肖像権も著作物使用権も犯しておりません。ここは私の狡猾ぅ…じゃなくて、気配り目配りの行き届いているところ。
 概略ですかぁ…。「自分の道を自分で切り拓いた若者の話」です。「人権を守る」というと、とかく相手の人権を守るという風に受け取られがちですが、「自分の人権」こそ、いの一番に守らなければなりません。それを子どもたちに印象づけたくて、「30mの箱根駅伝~27歳の給水係~」というスライドショー教材を作成したわけ。早い話が、人権教室です。
 順天堂大OBの「彼」の話のほか、東洋大二部4年生の「彼」の話や、箱根駅伝の父、金栗四三さんが55年近くもマラソンレースをしていた話も。何じゃそれって?トップランナーなら、マラソンは2時間半あればゴールインするのに、55年もかかってゴールインなんですよねぇ。
 おもしろそうじゃないかって?あのね、私は、おもしろくない話を子どもたちにするつもりはありませんからっ!
 駅伝、マラソンのシーズン到来です。

「駆けつけ警護」回避策

2016年11月20日 | Weblog
 「駆けつけ警護」…これ、日本語の使い方の間違いじゃないのかぁ?と、思いましたがね。決まっちゃったんだからしょうがない。
 私の、「駆けつけ」の常識としましては・・・
 1 「国元の一大事に早駕籠で駆けつける」
 2 「親類縁者の訃報に駆けつける」
 3 「駆けつけ三杯」

 1は、我が家の祖先の話。高取藩(植村藩)の江戸留守居役家老だった私の曾々祖父は、高取城が天誅組に襲撃されたときに、江戸から高取(奈良県)へ早駕籠で駆けつけたのです。馬のほうが速かっただろうって?あのね、早駕籠は人海戦術が効いたのですが、馬は、そうは行かなかったのです。
 なぬ?いくらアンティークマンの曾々祖父でも、一人で天誅組には太刀打ちできないだろうって?あのね!私の曾々祖父をなめちゃいけません!早駕籠で、江戸から奈良県の高取町まで行っている間に、「天誅組の乱」は終息していますから!(ここ、笑うとこ)早馬で駆けつけたら、戦闘の最中に着いてしまいます。
 2は、正しく私の現在の状況です。
 3は、飲み会に遅刻したときに、周囲から言われる言葉。

 で、「駆けつけ警護」なんですがね、現地で働く国連職員などが武装集団に襲われたとき、離れた場所にいる自衛隊が助けに行けるようになった…。逆襲されて身の危険が迫ったら、武器による反撃も認められるようになった。
 こうなると、自衛隊員に犠牲が出たり、武力衝突に巻き込まれたりする可能性はある。仮に政府軍と戦闘になればぁ、交戦権否認の憲法第9条に違反する。

 「駆けつけ警護」の性格上、犠牲も9条違反も十分あるだろうって?そりゃあります。ただぁ…、我が祖先の戦術を学習して頂きたい。
 「駆けつける」の使い方に、「押っ取り刀で駆け付ける」というのがります。正しく、我が祖先が、「天誅組の乱」の時にとった作戦。刀を腰に差す間も惜しみ手に持って、早駕籠で駆けつけた…アレ。

 なお、我が祖先は、決してずる賢い人ではありませんでした。「早駕籠」は事実ですが、早馬との比較は、私がウケ狙いで書いたことです。念の為。
 「駆けつけ警護」国文法としては問題ありませんが、日本語としての違和感はありありです。

暗い話なんですけどね

2016年11月17日 | Weblog
 10月末に、不覚にも40℃の熱を出しました。逝っちゃうのかなあ?と、思いましたよ。表面的には回復できたので、一安心。大騒ぎしました。
 40℃の熱を「ロキソニン」で38℃台まで下げて、予定の行動をこなしたあたり、我ながら大したもんだと思いましたよ。
 えっ?そんなことをしたら、人に感染させるんじゃないかって?ご心配なく!膠原病の親類にあたる病気ですから、人様に感染させることはありません。「自分の身体が、自分の身体を攻撃する」早い話が、内ゲバですよってに。
 カミサンはカミサンで、声が出なくなり、大量の薬を抱えている始末。それにしても我が家のほうは、一応快方へ向かっていますので、薄日が差し込んでいます。

 暗い暗い暗い…親類縁者なんですが…高齢化と病気。世の中の不幸を一身に背負ったような人ばかりが私の回りに集まったのか?
 糖尿病で足が壊死し、大腿骨から切り落とした人。病院は、「2か月」しか入院させないのだそうで、片足で転院先を探さなければなりません。暗いわ。
 舌癌の人。この方のご主人は、脊柱管狭窄症の手術のあと、なんと寝たきり状態に。だけど、こっそり酒を買いに行くときだけは歩けるという。暗いわ。私も脊柱管狭窄症ですから、他人事とは思えませんがね。なお、舌癌は、「舌の両端を切除」したそう。つまり、細長い舌になっている。
 喉頭癌が大きくなりすぎて、飲食不能になった人。この人、抗癌剤が効いてラーメンを食べることができるまでになっています。それはそれでいいことなのでしょうが、転移はないのかなあ?ビー玉大の癌があったのに、どこかに転移していないってことはないんじゃないか?…薄暗い。

 葬儀も続いてます。…葬儀に連鎖反応があるわけじゃないでしょうに。
 知人関係で、風呂での急死が二件続きました。72歳のご婦人は、ご主人と焼き肉屋へ行き、ビールを楽しんだ。帰宅して、焼き肉の臭いが気になり風呂へ入って亡くなってしまいました。飲酒したら、風呂は絶対に入っちゃいけません。
 85歳の一人暮らしの男性も、風呂で亡くなっているのを発見されました。多分飲酒して風呂に入ったんじゃないかなあ。

 久しぶりに書いたのに、暗い話…。11月を乗り越えると、少しは時間ができますので楽しいことを書きますワ。