アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

良いお年をお迎え下さい

2013年12月30日 | Weblog
 英国の新聞がサッカーワールドカップ出場32カ国を動物に例えた…。これは、近年にないというかぁ、4年前に次ぐ白眉ですよ。おもしろい!で、単なるお笑いではなく、各国チームを熟知して動物に当てはめた…誰にでもできることではない。
 で、例えられた動物の強さでワールドカップのトップテンを並べてみると…あくまで私の主観で並べたのですがね…

 1位 グリズリー(ガーナ)…どんな相手とも互角に戦える。
 2位 シベリアトラ(ドイツ)…ライオンと刺し違える力を持つ!
3位 ライオン(ブラジル)…百獣の王といわれています。
 4位 ホッキョククマ(アルゼンチン)…クマは強いですよー!
 5位 ゾウ(イタリア)…猛獣たちが密かに警戒する裏の王様。
 6位 カバ(スペイン)…最も危険と言われているが?

 こうしてみると、英国の新聞凄いんじゃないのか?1~6位まで並べてみましたが、どこが勝つか…どこが勝ってもおかしくない。7位以下は混戦ですがね。

 7位 サイ(ウルグアイ)…強そうなわりには、恐ろしくない。
 8位 ヒョウ(ナイジェリア)…これも強いんだか弱いんだか?
 9位 キングコブラ(コロンビア)…ヘビ界では文句なく王者ですがね。
 10位 ゴリラ(コートジボワール)…見かけ倒しじゃないの?

 では弱い動物たちは…
 1位 カメレオン(ギリシャ)…これは弱い!ハエしか獲らない。
 2位 オオコウモリ(クロアチア)…私なら、ハエタタキで落とせる。
 3位 ビーバー(韓国)…獰猛だが、だーれも怖がらない。 
 4位 チンパンジー(チリ)…これも獰猛だが、怖がられない。
 5位 ジャイアントパンダ(オーストラリア)…パンダって、どう戦うのか?
 6位 キリン(日本)…一度倒れると起き上がれない。
 7位 ハリネズミ(ホンジェラス)…ハリに触れなければどってことない。
 8位 ダチョウ(ボスニア)…攻撃してこないって!
 9位 オセロット(スイス)…猫でしょ?

 特徴をよく捉えた動物へのたとえです。
 私の家族内での一人称は、「ワシ(儂)」です。そのため、今でも息子達は、「ワシどこ行くの?」「ワシ何飲むの?ビール?」というふうに呼び掛けてきます。
 そのワシも、近年衰弱が激しく、薄毛が昂進してきております…。
 英国の新聞は、アルジェリアのサッカーをなんという動物に例えたか?
 な、な、なんと、事もあろうに、「ハゲワシ!」。失礼じゃないか!確かにワシはハゲだよ!

 今年もアンティークなブログにおつきあいいただきましてありがとうございました。本ブログも、この年末でおよそ2,000回になりました。よくもまあ、2,000回も! 年末年始は出かけますので、休筆します。新年は、庶民の皆様の仕事始めあたりから書きます。気が向いたらフォローしてください。良いお年をお迎え下さい。

地球上最後の最果ての地…

2013年12月29日 | Weblog
 北海道の東部をドライブしていると、人里を遠く離れた原野に朽ち果てた家の痕跡を目にします。こんなところに人が住んでいたのか!と驚かされます。と、同時に「人間って凄いなあ」と思います。厳しい自然環境の原始林に入植するのですから。

 地球的規模では、北海道の原始林より厳しいところで暮らす人もいるだろうなあとギネスブックをめくると…ありました!「世界一孤立した有人島」に登録されているのは、「トリスタン・ダ・クーニャ島」というイギリス領土の島。息子が高校で使った地図帳で島の位置を確かめようとしましたが、全然相手にしていただけない。東○書籍の「新高等地図」に告ぐ!「もっと勉強してくださいよ!」

 インターネットでは、しっかり位置を特定できました。ケープタウンの南西およそ2,800km、ブエノスアイレスの東およそ3,500kmのところにありました。
 島の名前など覚えていなかったのですが、ここで、思い出しました。日本でも上映され、人気を博した、「最果ての地よりさらに遠く」。これは、トリスタン・ダ・クーニャ島そのものを描いたものでした。
 そのあと、同じ題名で文学座が上演。あの舞台だったのか!観には行きませんでしたが、噂は聞いていました。

 トリスタン・ダ・クーニャ島から最も近い人が住む島が、あのナポレオンが流されたセントヘレナ島。距離は、なんと約2,430km。日本の裏側の海域近くなので、「人が住む日本から最も離れた土地」ということができます。
 トリスタン・ダ・クーニャ島、伊豆大島とほぼ同じ大きさで、人口は260人。2,160mの火山がある(グーグルアース)。だから、雨が降るので植物も生育するから人が暮らせるのでしょう。
 それにしても、ギネスに登録されている辺地中の辺地がイギリスの領土だという。「陽が沈まない国」と言われたイギリスの面目躍如?ということか。

 その島へ観光客は行くのかって?た、たぶん行かないでしょう?
 波止場で尋問されてしまいますよ…「YOUは何しにトリスタン・ダ・クーニャへ?」と。空港はなく、漁港が1か所あるだけなのだそう。外界との接触は…時折ケープタウンから船が来る…片道1週間かけての航海。もちろん不定期便。

 そんなわけで外部との交流がない。いきおい、近親婚が繰り返されている。華僑がチャイニーズレストランを開けばいいって?華僑でも行かないでしょう。
 やがて、トリスタン・ダ・クーニャ島から人がいなくなり、廃屋は朽ちていく…。

 最果て…最果てが地球上からなくなりつつある…。寂しいけどしょうがないね。
 「だったらお前が行って住めばいいだろう!」と、言われても、私にはどーしょうーもないから…「行ってみたいな」とは思うけど。

懲戒免職の理由 第一位は?

2013年12月28日 | Weblog
 小学校訪問は大変だということは何度か書きました。何が大変かと言いますと…
 1 筋肉マッチョやって!…私の両腕に子どもがぶら下がる…
 2 腕相撲やろう!…握力72kgの私に果敢に挑戦してくる。命知らずめが!
 3 手品やって!…ネタがみえみえの手品なのに、要望される。
 4 手品のネタを隠し持っているのではないかと、私のポケットというポケットに手を入れて検査する。低血糖対策のブドウ糖やら、食後に飲む乳酸カルシュウムやらを奪われそうになります。病人に対して酷いことをするのです。
 5 筋肉マッチョをしていると、両腕が使えない。そこへ、ポケットチェックやら、股間握りやら、カンチョウやらが群がる。大変な騒ぎ。学校側から、「もう来ないでください」と、言われるのも時間の問題か。
 
 注意しなければならないのは、女の子。私の体を触ってくるし、座れば膝に乗ってくるし、歩けば手をつないでくる。おんぶしてぇ!だっこしてぇ!ですから…。
 なぜ注意しなければならないかと言いますと、「私が女の子の体に触っているのではないか」という疑いをかけられてはたまらないからです。

 全国の公立学校で2012年度に懲戒免職処分となった教員が調査開始以来最多の206人。理由別では「わいせつ行為等」がトップで119人。で、そのわいせつ行為のトップが、「体に触る」(59人)。懲戒免職になるほど、体に触るってのはどーゆーことなのか?
 ともあれ、注意するに越したことはありません。私の場合は、体に触られる被害者なのですが、これは事実であっても通用しませんからねえ。子ども達を懲戒免職にするわけにもいかない。

 困ったのは、わいせつ行為の免職人数が増える一途だということ。生々しい内容の報道もあって、おどろくばかりなのですが…
 例1 長野県の52歳の小学校教員が教室や体育館で女子児童6人にキスをした。どーなってんだぁ?
 例2 その6人のうちの1人については週1~2回程度、約1年にもわたって行為を繰り返した。なんなんだ?長野県の恥!52歳の恥!
 例3 愛媛県のこれまた52歳の中学教諭は、2回にわたって自分の乗用車内で女子生徒の体を触った。それに飽きたらず、その女子生徒の母親とも不適切な関係になった。やりたい放題かぁ!愛知県ってこれほど乱れた県なのか?たったひとりのオヤジの行為で県全体がおかしな県だと評価されかねない。それにしても、52歳は良くないっ!立派な52歳もいるって?そりゃいるでしょう。52歳の99%は立派だと思います。話として52歳は良くないと言っているだけです。
 例4 静岡県の25歳の高校教員が18歳未満の女子生徒と性的関係になった。18歳未満ということは、児童買春・児童ポルノ禁止法違反。教員がそんなことも分からない…酷すぎる。25歳かぁ?逆立ちすれば、52歳ですね。

 教員には、「聖職者」の意識を持ってほしい。99%以上が「聖職者」の意識を持っているでしょう。しかし…そうじゃない奴らが教職員の面汚しをしてくれる。
 体を触って、子ども達に一生の傷を負わせた。免職になったから罪滅ぼし終了!という話ではないのです。

形はマウスで、滋養は朝鮮人参並みの食べ物なーんだ?

2013年12月27日 | Weblog
 「ナマコ」漢字では、「海鼠」と書く。なぜ「鼠(ネズミ)」なのかって?形ですね。マウスに似ていますから。
 古事記に「ナマコ」が登場しますから、日本人がナマコを食べてきた歴史は長い。ウミウシ(海牛)の仲間かって?全然違うと思います。ネズミとウシですから!なお、干支の順は、「子(ネズミ)、丑(ウシ)、・・・」。ナマコがウミウシに先んじております。

 ナマコはなかなかおもしろいのです。
 1 管足で移動する。(1日に50mも歩くことがあるのだと)
 2 夏眠する。水温が下がる秋から餌を食べる。
 3 シロナマコは、血液中にヘモグロビンがあるので、人間同様血が赤い。カエルより人間に近いんじゃないか!
 4 海中を泳ぎ回るオヨギナマコもいる。ネーミングがそのまんま!
 5 中国ではナマコを「海参」と書く。「海の朝鮮人参」ということ。人参並みのビタミン、ミネラル、コラーゲン、コンドロイチンの宝庫。高級食材中の高級食材。

 さて、どうして今日はナマコか?「冬至ナマコ」という言葉があるように、たっぷり栄養を蓄えたこの時期が最もおいしいのだそうで。
 で、「ナマコの養殖」をしている人と知り合いなのです。努力して知り合いになったのではなく、お互いの子ども同士が友達という知り合い。さらに、奥様が、今私が住んでいる町の出身。浅からぬ因縁を感じます。ナマコを養殖している人は、世界中捜してもこの方一人でしょう。
 ナマコとは何の関係もない美術大学の出身。えっ?「その話、前にも書いただろう、レクサスの一番高いやつに乗ってるんだろう」って?そ、そうですが、冬至ナマコの時期ですから…また、書いてしまいましたぁ、アハハ。

 ナマコの養殖は、夏眠させなきゃならないという大問題があったり、エサの問題があったり大変な苦労があった。なんとか成功して中国、台湾へ販路を模索しているうちに、騙された。詳しくは聞いていませんが、台湾の業者に大きくヤラレタ様子。台湾は、親日国で信用できると思っていましたが、半導体の時の態度、尖閣諸島の領有権の主張、ナマコ詐欺と、このところおかしい。漢民族の思考か?注意してかからなければなりません。
 閑話休題。ナマコの養殖、その後の地道な努力で再三のピンチを乗り越えた。
 今は、日本の大手水産会社と提携している。これで、中国、台湾の業者になめられることもなくなり、身の危険も少なくなった。

 養殖ナマコの味はどうかって?味見はしていませんが想像するに…「ナマコ酢」にした場合、噛もうとすると、歯を逃れようと口の中で逃げ回る。色は、上品!味も上品!香りも上品!天然物と、なんの変わりもない。こんなところでしょうか。

 高価すぎて手が出ませんが、年に一度くらいは食べたいものです。

権力を持つ者…すこしの奢りは許せるが暗闇はまずい

2013年12月26日 | Weblog
 夫婦で「なんでも鑑定団」に出演以来、番組を毎週観るようになりました。と、いっても、家内が観るからついでに観ているだけですがね。家内は、なんでも鑑定団の大ファンになってしまっています。私は、「ニュース」と「YOUは、何しに日本へ」という番組は真剣に観ます。ほかは、家内が観ているから、自然に観てしまうといった程度。くだらない番組が多いです。本を読んでいる方がはるかに良い時間を過ごせます。

 で、なんでも鑑定団を観ていていつも疑問を持つのです。
 例として…(実例ではありません)
 「本物に間違いありませんねえ!いい仕事してますねえ!この絵が素晴らしい!どうぞ大切になすってください」(注:「…なすってください」で、間違いではありません)このような説明がついて、小汚い壺が100万円。
 で、また別のケースの例(実例ではありません)として…
 「下手ですねえ。何ですかその猫は?狸に見えますよ」で、評価額は150円。

 さて、一度100万円の値がついた壺、何年か経って同じものを鑑定団に出したとき、100万円前後の値が再びつくでしょうか?「下手ですねえ」と言われて、ケチョンケチョンにされてしまう…こういうことも起こるんじゃないか?「権限を持つ側に生じる暗闇」の話です。鑑定団で権限を持っているのは、鑑定士ですよね。

 「全国中学生○○作文コンテスト」というのがあります。その地方大会のさらに地方大会の、審査委員長をやりました。審査委員長ということで、権限をあたえられたわけで…。中学生の文章、極めて素晴らしい子もおります。問題は、「盗作」です。このコンテスト、入賞者の作品は、冊子になって全国の中学校に配布されます。それを丸写しにして出品してくる生徒がいる。今年は、別々の中学校の生徒の作文が、ほとんど同じということがありました。2人は友達でも何でもない。つまり、たまたま盗作しようと作文集から選んだ作品が一致した。彼らは、「平成○年度の日本一に輝いた作文だから、きっと評価が高いだろう。もし、入賞できなかったら審査員の目は節穴だ」と、思ったかも知れません。
 審査で読んでいるうちに、「あれっ?この作文さっきも読んだぞ?」というわけで、盗作だと気づきました。
 この例の場合、権限を持つ側(審査委員長)に暗闇が生じる前に、コンテスト参加者の暗闇を白日に曝した。

 アメリカの、「権限を持つ側に生じる暗闇」…
 ある無名の小説家が自作をボツにされ続けた。そこで、ベストセラー小説をタイプライターで打ち直し、自分の作品として複数の出版社に送りつけた。作文の盗作と同じ。
 「すぐばれるだろう。そうあるべきだ」と、思いながらの出来心…。
 ところが結果は…ばれなかった!しかし…有名出版社の数社は「作品はいまいちで、出版するに値しない。残念ながら出版はできない」と回答してきた。この話だけでもおもしろいのに、さらにオチがつく。
 「出版できない」と、回答してきたうちの一社は、そのベストセラー小説の発行元だった。無名の小説家へ「出版するに値しない」と回答したのは、権限を持つ人で、ベストセラーに目を通していないという暗闇。

 権限を持つ側に生じる暗闇…この暗闇で何人の有能は人が輝くチャンスを失ったことか!ありゃ?このことって、朝日と毎日が、「特定秘密保護法」について危惧していることと同じ…。金正恩とも同じ…。猪瀬さんとも同じ…。
 権限を持つトップがバカなら、敵より恐ろしいということ。

クリスマス…日本人が祝うべきもの!

2013年12月25日 | Weblog
 クリスマス…日本にクリスチャンはそれほど多いとは思いませんが、日本中クリスマス一色。過ぎてしまえば虚無感さえ漂うのでしょうねえ…。我が家ですか?ミーハー一家ですから、クリスマスを盛大にお祝いしましたよ。
 キリストの誕生とどう関係があるか分かりませんが、「ローストチキン」が出てきました。(サンクスギビングの七面鳥と勘違いしているんじゃないかなあ)…あと…少々恥ずかしいけど、ケ、ケ、ケーキも…。ジャンボ氏からいただいた、ボルドーの赤「キュヴェ パリジェンヌ」も飲みました。舌の上で、味蕾の一つ一つに味が沁みる。いいものって、それなりに理由があるのですね。

 で、「キリスト教と武士道は関係がある」!これは奇想天外!マ、マ、マジッスカ!?ってとこです。この説が普及すれば、武士道の権化を自認する私としましては、大威張りでクリスマスをお祝いできるというもの。

 新渡戸稲造さん。教育学者で、敬虔なクリスチャン。そして言わずと知れた、「武士道」を英語で出版した人。…キリスト教と武士道、関係がありました!
 稲造さんは、「武士道が、日本の指導原理として民衆の中に浸透している」ということを、外国人に理解してもらおうとした。今の世なら、国民栄誉賞を10回ぐらい授与しても足りないぐらいの貢献。

 内村鑑三さん。言わずと知れた、「キリスト教思想家」。鑑三さんは、何と言ったか?「武士道の台木にキリスト教をつ(接)いだもの、それは世界で最善の産物」これは凄いですよ。
 「世界で最善の産物」ですよ!私には良く分かります。「武士道+キリスト教」これは、凄い!100点満点!
 「テコンドー+儒教」ではどうかって?まあ、75点ですね。
 「少林寺拳法+仏教、道教、イスラム教、キリスト教の連合軍」ではどうかって?これもせいぜい70点。

 テコンドーの精神は、「礼儀」「廉恥」「忍耐」「克己」「百折不屈」。だけど、最近の韓国は、「百折不屈」以外の全てを忘れていますよ!
 多宗教の、かの国はどうかって?傍若無人ぶりには口を挟む余地すらない…だけど、北朝鮮には毅然とした態度をとってほしいよなあぁー…。

 稲造さんは武士道で、切腹への考察もしています。日本では、腹は「霊魂と愛情の宿るところ」と信じられている。そこを、自ら切ることに深い意味がある。今も、腹は胆力、度量、包容力を象徴する言葉として使われています。「腹がすわる」「腹をきめる」「太っ腹」…。最近、「太っ腹」と「肥満」を同じ意味だと思っている人が多いです。困ったものです。肥満の腹は、「たいこ腹」です。

 さて、2014年は、「腹のある人」に出てきていただきたいものです。できれば、「キリスト教+武士道」の人がいいですねえ。

 ところで、我が家のローストチキン…ノースタッフィングでした。つまり、腹の中が空っぽ。サンクスギビングの七面鳥と混同しているのはお前だろうってか?
 腹の中は、はらわた。英語では、「ガッツ」。ガッツがあるとか、ないとかのガッツ。洋の東西を問わず、「腹」が大切なのですねえ!武士道の素晴らしさは、このようなところにまで及んでいるのです。

 クリスマスと武士道…考えれば考えるほど、深い関係があることが分かります。どうぞ、日本人の皆さん、信教にかかわらず、クリスマスを勝手に祝ってください!堂々と、大威張りで!

地域での少年少女の活動…甘やかすのがいい!?

2013年12月24日 | Weblog
 何の因果かは知りませんが、私は、「緑の少年団」の指導もしています。随分手広くいろいろやってるんだなあって?来る者は拒まずがモットーです。少々不満なのは、「来る者は…無報酬の仕事ばかり」。だーれもやりたくない仕事が私のところへ来る。今年は、モットーを曲げて2つ断りました。「民生児童委員」と「保護司」。どちらも、本気で取り組むと大変な仕事です。だから逃げたのではなく、現在の仕事で手一杯、余裕がないのでお断りしました。

 それはともかく、緑の少年団は、「緑を愛し、緑を守り、育てる心を養う」という少年少女たちの自主的団体。この心は、「自然を愛し人を愛し、自らの社会を愛する心豊かな人間に育っていく」…指導者が私…適任ですねぇ!

 緑の少年団には、「グリーンスカウト」という呼び名もあります。「ボーイスカウト」との関連はありません。ボーイスカウトより遥かに、「ゆるーい」です。私が指導員であるところから、そのことがうかがえます。厳しく躾けようとすると、皆、辞めてしまいますから、そこの所を巧妙にやってます。端的に言いますと、「たっぷり甘やかせております」。
 甘やかす方がいいんじゃないかと思っています。甘やかす中にも指導者の思惑が必ず入りますから。厳しくして入団者ゼロなら、「緑を愛しもヘッタクレも、なーんもない」。少年団が存続しないのですから。

 その点、「規律正しく指導されているのが、ボーイスカウト」。このようなイメージでしたが、ボーイスカウトも、「ゆるく」なってきているんじゃないのぉ?

 昨年8月に、皆子山(標高971.5m)で、ボーイスカウトの小中学生ら8人が下山できずに一夜を明かしました。当然、大騒ぎになりました。
 そして、今年も同じ山で、日帰り登山のボーイスカウトの13人(小中高校生9人を含む)が、登山道をはずれ、未整備の道を歩くうちに迷ってしまった。子どもたちはハイキングの軽装だった。もちろん、防寒着は持っていなかった。食料も日帰り分だけ。「備えよ常に」は、ボーイスカウトのモットー。それなのに、服装も食料も備えていなかった。
 山中をさまよった末、幸いにも未明に全員が無事下山できた。一歩間違えれば、遭難者が出ていたかもしれません。昨年の経験が、全く生かされていない。指導者は、「山をナメていた」と。正直に言ったから良いという話ではない。立派なボーイスカウト団体もたくさんあるでしょうが、初心にかえっていただきたい。

 なぜ、登山道を外れて未整備の道へ入ったか?
 2011年7月、航空大学校帯広分校の小型練習機が墜落して、4人が死傷した。安全委はこのほど、「教官が意図的に雲に入るルートを指示したのではないか」と。これは、法令違反。過去にも、教官の指示で雲の中に進入していたんだと。これって、度胸試し?
 未整備の道へ入ったことと、雲の中へ進入したこと…団員や訓練生に恐怖をあたえて楽しむ?ゲスの勘ぐりで申し訳ないが、指導者が道を踏み外してはいけません。

 緑の少年団、山へ入るのは植樹の時だけ。クマにさえ注意しておれば安全です。もっとも、指導者の言いつけは全く守らない賑やかな子ども達ですから、クマはとっくに逃げてしまっていますがね。

松任谷由実のコンサート…行ける?生ける?…かなあ?

2013年12月23日 | Weblog
 日頃から生活費の倹約に心がけている家人が、「松任谷由実コンサート」のチケットを購入!私のベンチコートが、4着も買える値段。しかもそれを、私の分まで買った。ベンチコート8着分!(注:箱根駅伝ベンチコートを、2,000円で落札したんです) なんで私が松任谷由実のコンサートへ!?第一、どんな歌を歌っているのかさえ知らない。家人に尋ねると、「私も知らないけど、何となく行ってみたくて。ドリカムとはちがうんだよねぇ?」という返事?松任谷由実とドリカムの違いが分かっていない! 松任谷由実は1人で歌っているが、ドリカムは、「ドリ」と「カム」の2人組。えっ?「グリとグラ」じゃないんだからって?そ、そうかなあ?
 だけど、コンサートなんて、一番倹約の対象になるものだと思うが…。

 コンサートのチケットをコンビニで受け取ったのですが…レジの上部から、「スーッ」とチケットが出てきた。これに、家人が大感激!「こんなところから出てくるとは!」と、4~5回繰り返しておりました。この程度で感動できる…幸せな人です。

 で、コンサートは来年の5月。それなのに、発売日に完売続出。私どもは運が良かったということでしょうか。さて、問題は、来年の5月まで生存しているかどうか?

 「時間は誰にも平等に与えられ、平等に配分されている」…誰の言葉かって?平等院を建立した人の言葉でしょう。平等にあたえられているかも知れませんが、生活上は…どーも違って感じられます。1年は、その昔の6か月ぐらいに縮まっているような…。

 以前にも取り上げたことがありましたが、「ジャネの法則」なるものがあります。
 「生涯のある時期における心理的長さは、年齢の逆数に比例する」というアレ。
 1年の長さは、その人が10歳の時は人生の10分の1。50歳になれば50分の1になる。つまり、50歳の人は10歳だった時より5倍早く感じるという論理。そして、寿命が来たら、「ジャーネー」と、この世を去る。それで、「ジャネの法則」と呼ばれている…これはウソ、心理学者ピエール・ジャネがまとめた法則なので「ジャネの法則」。

 さて、松任谷由実のコンサートまで、あと5か月。ジャネの法則によると、私の10歳の頃より6倍以上も早く時間が過ぎる。つまり、あと1か月もないことになる。それくらいなら、生きているかも知れません。
 コンサートかぁ!どんな服装で出かけたらいいかなあ?モーニングにしようかなあ?でも、開始は、18時30分だから、イブニングがいいのかなあ…。結局待ち遠しい…

稚拙な一人芝居でも世の中には害

2013年12月22日 | Weblog
 子育てをしている頃、子ども達が、「スラムダンク」というマンガを読んでいたので、一緒になって読みました。バスケットボールのマンガで、おもしろかったです。
 で、「黒子のバスケ」なる、バスケットボールのマンガが人気だという。子ども達は成人し独立しているので一緒にマンガを読む機会もないので、「黒子のバスケ」に対する知識は全くなし。

 ストーリーを想像するに…
 1 黒子という名の女の子がバスケットボールで活躍する。きっと色黒の子なのでしょう。
 2 顔のホクロに特徴があるバスケットボール選手の物語。ホクロは、漢字表記は「黒子(こくし)」です。額の中央に500円玉大のホクロがある選手や、右頬に大きなホクロの選手、はたまた左頬にホクロがある選手…こりゃおもしろい!
 3 「黒子に徹する」という言葉があるとおり、バスケ部の陰の存在の物語。陰の存在なら、ゲームに出場できないから…マンガにするのは無理かなあ?
 4 黒柳徹子の物語。黒柳徹子、略して「黒子」…。

 「黒子のバスケ」について、そんなこんなを想像しておりました。本当はどうなのかは、いまだに分かっていませんがね。

 で、意味が解らないのは、「怪人801面相」。「怪人20面相」ならよく分かっています。グリコ森永事件では、「かい人21面相」が登場してきました。これは明らかに「怪人20面相」のパロディでしょう。
 えっ?パロディとパクリの違いですか?「堂々と真似て元ネタがわかる人に楽しんでもらう」のが パロディ。「バレないように他の作品の要素を盗む」のがパクリ。まあ、パロディは正義、パクリは悪ってとこでしょうか。「かい人21面相」は、悪だろうって?そ、そうですぅね。

 「かい人21面相の事件」は、結局迷宮入り…何だったのでしょうか?私は組織的な犯罪で暴力団が絡んでいるとにらんでいますがね。有力情報を持っている人たちが、暴力団が怖いから口をつぐんでしまう。捜査が進展するはずがありません。

 閑話休題。人気漫画「黒子のバスケ」をめぐる脅迫事件が起こっていた。で、大阪在住の男が逮捕された。この男が、「怪人801面相」を名乗っていた。801?どーゆーこと?
「脅迫文」を送り付けたり、「コンビニに毒入りの食玩(早い話が菓子)」を置いたりする手口…あれあれ、「かいじん21面相」と同じじゃないか!だったら、「新かいじん21面相」で良かったんじゃないのか?

 801は…私にはよく分からない分野ですが、「男性同士の恋愛を描いた創作物」を、「ヤオイ」と、呼ぶのだそう。そうした作品の作者や熱心な読者は、「ヤオラー」なのだそう。「ヤオイ」 の語源は、作品に、「ヤマなし・オチなし・イミなし」…自嘲気味に作者同士が語っていた。それぞれの頭文字を取り 「ヤオイ」 と略したらしい。
 「怪人801面相」は、悪事をはたらく自身を自嘲したネーミングであった!

 それにしても、脅迫文を投函するために、大阪から東京まで出てくる。これは、脅迫状に東京の消印を捺したかったから。「犯人は、東京に住む人間」と思わせたかったから。えっ?そんなことぐらい誰だって分かるって?そ、そうですね。
 パロディ野郎ではなく、単なるパクリ野郎でしたね。毒入りの食玩の犠牲者が出なくて良かったです。

2013年最後の、「迂闊・不覚」

2013年12月21日 | Weblog
 我が家の二男の会社は、茨城県鹿嶋市。「いばらぎけんかじまし」ではなく、「いばらきけんかしまし」。何が有名かと言いますと、「鹿島アントラーズ」…確かに、それも有名かも知れませんが、なんといっても、「戦国時代の剣豪・塚原卜伝」でしょう。「とでん」ではありません「ぼくでん」です。

 卜伝ゆかりの鹿嶋神宮の森の深さは半端じゃない。行ったことはありませんが、グーグルアースで見ています。森の中で遭難する人もいるんじゃないか?
 閑話休題。卜伝は日本国最初の武士。生涯無敗。その強さたるや、マーくんの比ではない。マー君に失礼だろうって?大丈夫です。その根拠ですか?マーくんの出身校、駒澤大学苫小牧高校まで練習を観にいった…そういう間柄ですから、失礼だとかウンヌンだとかは全く関係ないです。(単に練習を観に行ったというだけ…)

 閑話また休題。卜伝の有名な逸話…卜伝の高弟が馬のそばを通りかかると、馬が突然、飛び跳ね後ろ足を高く蹴り上げた。その弟子は、ひらりと身をかわした。「さすが卜伝先生の高弟」と、人々は称賛した。
 ところが、卜伝は「あれでは到底、秘伝を授けることはできない」と不機嫌な顔をした。「なぜ?」と怪訝な面持ちの人たちに卜伝は…「馬は蹴るものだということを忘れて、そばを通るのは迂闊であり、不覚ではないか」。

 この高弟のように「迂闊で不覚」のケースは、世界中で起こっている。日本のニュースなど、「迂闊・不覚」ばかりでしょう。

 思い起こせば、田中角栄。37年前、ロッキード社から5億円のわいろを受け取った。わずか5億円で総理大臣の地位を失った。
 徳洲会も、迂闊でしょう。騒ぎになるところまで予想できなかった。猪瀬直樹東京都知事…徳洲会が貸してくれた現金5千万円についての答弁…迂闊の10倍返し(どーゆー日本語じゃ?)。その前に、5千万円を受け取ったのが、大きな迂闊。
 総理大臣になれば、5億円。東京都知事なら、5千万円。10倍の開きがあるとは。東京都知事も大したことないですね。総理大臣にならなきゃウソです。

 まさか、ここで猪瀬さんが辞めてしまうとは…1か月前は、誰も予想しなかったんじゃないか?オリンピックの準備に影響がないうちに辞めてくれてよかった。辞任がもっと早ければ、名前を汚すことも少なかったのにね。