アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

渡り鳥の世界にイジメなし

2017年02月28日 | Weblog
 我が家で家の風呂を沸かすのは、子や孫が来てくれるGWと盆と正月。年間10数日ほど。普段はシャワーで間に合わすのかって?違います。プールの「風呂とサウナ風呂」に入るので、家の風呂を沸かす必要がないのです。プールの休館日は、近隣市町の温泉巡り。これがまた楽しみ。どの温泉も、「競争」して集客作戦を展開していますから。
 「青の洞門もどき」を浴場に造ってしまった温泉。「向日葵の…何かを入れて、黄色いお湯」にした温泉。「カメムシが沢山集まった」温泉。←これは、意図的に温泉経営者側が集めたのではなく、カメムシが勝手に山から飛んできて温泉で大宴会をしている…臭いですよぉ!洗い場の排水口には、カメムシの大量の死骸が。

 早く本論に入れって?ハイハイ!以前にも書いたような気がするのですが、「雁風呂(がんぶろ)」なんですがね。
 予期してなかったのですが、3月2日に「人権教室」が入りました。5年生2クラス、62名。教材のスライドショーに、「渡り鳥が生きるために助け合いをする」という話を一部に入れます。オオハクチョウ、コハクチョウそして雁。パワーポイントに、雁の画像を入れていると、悲しくなってしまいましてね。

 雁といえば、仲春の季語に「雁風呂」があります。雁が北へ帰ったあと、海岸に落ちていた木片をひろい、それを薪にして焚く風呂が「雁風呂」。
 なぜ木片が海岸に落ちているか?雁は、津軽海峡を渡る時、木片を口にくわえて飛びます。途中、海上で休憩するときに、木片を浮かべてそれに乗っかって休む。ホントかって?そ、そうゆう話になっていますよ。見たことないけど。

 海峡を渡ったら津軽の浜に木片を落とし、さらに南へ!春になって北へ向かう途中、自分の木片を見つけて、またくわえて津軽海峡を渡る。自分が落とした木片がなくなってたらどうするのかって?そ、そ、その場合はぁ、新たな小枝というか木片というかを捜すんでしょうねえ。

 さてさて、雁たちが北へ帰ったあと海岸に残っている木片は・・・持ち主が取りに来なかった木片…つまり、持ち主の雁は北へ帰る事が出来なかった。死んじゃったんでしょうねえ。

 それで、死んだ雁の「木片」を集めて薪にして風呂を焚いて供養する。何とも、もの悲しい話です。
 「雁風呂」の話を、小学生にするのかって?わずか45分ですから、雁風呂を取り上げている時間はありませんね。張り切って、内容を盛りだくさんにしてしまいましたモノで。

 本隊からはぐれた数羽の雁が、必死で本隊を追っていた事がありました。そこへオオハクチョウの大編隊が近づき、はぐれた雁を最後尾に吸収しました。翼端渦が半端じゃないから、オオハクチョウの編隊の速いこと速いこと!たちまち、雁の編隊に並びかけました。そこで、はぐれた雁たちは、雁の本隊へ戻ることが出来ました。これは、実際に私が目撃した事です。渡り鳥達は、種類もなにも関係なく、「困っている鳥がいたら助ける」。素晴らしいです。いじめ、差別、区別…なあ~んにもなし!
 雁風呂に勝るとも劣らないいい話だって?渡り鳥の声が聞こえたら、すぐさま家を飛び出して編隊を見る。このような暮らしをしていると、素晴らしい場面を見る事も出来るんです。

平城宮に胡人が来ていた!

2017年02月27日 | Weblog
「キュウリと鶏ムネ肉の炒め物」…何じゃそれって、夕食に出た一品なんですがね。「古い奴だなあ」と思われるでしょうが、「キュウリって生でたべるものでしょ!」。ズッキーニじゃないんだから!キュウリの炒めモノはぁ…?「おいしい!」と言って食べましたけどね。
 生で食べるものと思っていたキュウリが、煮たり焼いたりされて食される…オイ、キュウリよ!そんな根性のないことで良いのであろうか?…キュウリに罪はないね。…本来的にはキュウリは、生で食べるものではなかったらしい。黄色く成熟してから調理して食べるものだった。し、しかし、B、BUT!「甘みがない野菜」と不評で、「それなら、若いうちに食べちゃおうかぁ」となって現代にいたっている。分かる、分かる。

 キュウリは、漢字で「胡瓜」。「古い月」って、ドユコト?「月」は、「にくづき」ですから「肉」。「古」は、会意文字…。意味は「ふるくからのもの」。ふるくからの肉の瓜が胡瓜。そうじゃないんですねえ、本当の胡瓜の意味は、古い肉がどうのこうのではないんです。
 「胡」は、中国より西の地域を指す漢字。つまりシルクロードの地域。そのシルクロードを通って入ってきた瓜ということで「胡瓜」と表記する…まあ、そんなところでしょう。原産地は、「インド北部、ヒマラヤ山麓」なのだそうで、道理でブータンで胡瓜が豊富だったわけです。ネパールでも胡瓜料理が出るかなあ?ネパールへ行くのかって?ピックリ腰の調子如何ですがね。ネパールでは、まねごとだけでもトレッキングしなければね。ピックリ腰になって、はや、9週間目に突入。常人は1~2週間で治癒するというのに。

 閑話休題。「胡」がシルクロードの地域となれば、色々合点がいきます。
 「胡麻(ゴマ)」「胡椒(コショウ)」「胡桃(クルミ)」「二胡(ニコ)」「胡人(コジン)」「胡弓(コキュウ)」「胡散(ウサン)臭い」…ガッテン!
 なぬ?「胡散臭いは違うんじゃないか」って?そ、そ、そこんとこが胡散臭いのいわれなのじゃないかな。NHKの「ためして、ガッテン」も、胡散臭かったね。「睡眠薬が糖尿病に効くかのような表現」が。カミサンが、「ためして、ガッテン」の信者なので、少し可愛そうでした。
 ほかに胡散臭いのが「胡弓」。これって、日本の楽器じゃなかったのかなあ?ただ、レベックに酷似していますから、日本発の楽器じゃないのかも知れません。つまり、シルクロードを通って日本へ来た…。ヴィオールにも似てるって?そうなんですよぉ。胡弓は、実は西域から来たのかねえ?
 「胡人」は、胡瓜で作った人型の人形かって?あのね、武者小路実篤じゃないんだから!「胡人」は、正しくシルクロードの人ですよ。匈奴も胡人。早い話が、広く西域の諸民族でしょう。もっと狭めると、ペルシャ人、イラン人。

 奈良の平城宮跡で出土した木簡に書かれたものから、胡人(ペルシャ人に違いないらしい)が平城宮に来ていた事が分かったというのです。
 胡瓜を見事に奈良に繋げたのが凄いって?まあ、計算通りなのですがね。
 「ペルシャ人(3人)は、聖武天皇と会った」と、木簡に記されているんだと!765年にですよ!奈良の平城宮跡、凄いワ!平城宮跡へは、4月15日に行く予定です。待ってろよー!平城宮跡!

 胡瓜の炒め物を食べて、765年にまで遡るとは!「胡」という漢字、なかなかおもしろいワ。

斬○、VXより古風ですがね

2017年02月26日 | Weblog
 貧者の兵器「VX」を使ったらしい。「あんな素晴らしい国が、(拉致など)するわけがない」と言い放って、日本側の拉致に関する情報(拉致されたのではないかとする人の氏名)を北朝鮮に送った高名な政治家がおりましたが…。
 身内を公開処刑したり、義兄を他国で暗殺する国が、「素晴らしい国」ってんだから…まあ、亡くなった人の悪口は慎みますがね。あの政治家のおかげで、拉致被害者が何人殺されてしまったでしょうか?0人かも知れないし、100人かも知れない。

 私が、「ランボーを送り込んで斬○作戦を実行すべき」と、主張してから、はや15年です。その頃は未だ金正恩じゃなかったろうって?だ・か・ら・金正日を放置しておいたから今があるわけで…。北朝鮮の場合、国民の餓死をなんとかしてあげなければなりません。ミサイル一発の節約で、国民は餓死せずに済むのです。…身内も殺す、国民も殺す…ミサイルは米国まで届くど~っ!素晴らしい国です。

 北朝鮮への賛美?それで終わりかって?ブータンを思い出しましてね。偶然なんですが、5年ほど前、私がブータンを訪れてまもなく、ワンチュク国王が結婚したばかりの王妃を伴って来日しました。(私に面会に来たのではなく)東日本大震災の被災地を慰問してくれたのですがね。
 それと北朝鮮と何か関係があるのかって?正反対という関係ですかね。

 「幸福の国」ブータン。ブータンは「世襲王制(1907年から)」でした。第4代国王が素晴らしかった。「王制が続くと、できの悪い国王が出た時に国民は不幸になる、不都合な為政者を取り換えるのが民主主義だ」…私が自慢するのもなんですが、素晴らしいでしょう!そんなわけで、「王制を廃止し、選挙で選ばれた議員、首相に政治権力を譲った」。やっぱり、ブータンは素晴らしい。拉致しない、身内を処刑しない…それどころか、川の魚も釣らないし、蟻も踏まないように注意している。トウガラシを、「野菜だ!」って言う国。「トウガラシは、日本でも野菜だろう」って?そ、その通りですがぁ…日本では、ガリガリ、ムシャムシャとトウガラシを食べませんよってに…。
 で、5代国王に就いたのがワンチュク国王。ブータンは、ワンチュクだらけだろうって?100%ワンチュク姓ではないと思いますが、日本の、佐藤、斉藤、鈴木の何倍も、ワンチュク姓が多いですね。
 5代国王のワンチュクさん、柔道の心得がある。日本に来たときに柔道部の中学生に勝負を申し込まれた。0.1秒もおかずにワンチュクさんは、「と、と、とんでもない!お断りします!」と、オーバーな身振りで、拒否。こういうところがまた、素晴らしい。

 米国が斬○作戦に出ないのであれば、北朝鮮の餓死寸前の国民が蜂起しないかなあ。えっ?それは、「トランプさんが、花札さんに改名するようなモノ」だって?つまり、100%ないってわけね。もっとも、餓死寸前の国民は、自分たちだけがこんな目に遭っていると思っていませんからねえ。外国の、「安全、安心、幸福、満腹」という実情など知る手段もない。国民の多くが「正しい情報を得られない」…これって、人権侵害ですね。なぬ?そんな生やさしいモノじゃないだろうって?だから、「斬首作戦の遂行」を提唱しているでしょうがぁ!おっと、「斬○作戦」でした。
 飢えた国民だけでもなんとかしてあげたい。その前に、拉致被害者の救出かぁ…。

教科書から、『鎖国』が消えるのかぁ…

2017年02月23日 | Weblog
小中の教科書から鎖国が消えるという。日本の歴史において、「鎖国」は、重要な位置を占めていたのに、消えるってどゆこと?
 文科省の説明は、「その時代にも日本が完全に閉ざされていたわけではなかったから」。この説明に納得したからかどうか、「鎖国表記をやめることに賛成」という意見が日々増えているような。鎖国期の経済・文化の発展は、「中国、朝鮮、オランダ」との交流があってのもの。それはよく分かります。
 しかし、私は、「鎖国」を教科書から削除するなどとんでもないことと思っています。もう決まったのですから、しょうがないですがね。文科省の理由が、「屁理屈」としか思えない。

 「鎖国することによって、江戸幕府が保身に流れ、外国との交流を断った結果、国の発展が遅れて明治以降苦難を強いられた」…これが史実でしょ。
 先に挙げた、「(鎖国していた江戸期の)経済・文化の発展は、中国、朝鮮、オランダとの交流があってのもの」。という論と矛盾していませんか?
 一方は「艱難辛苦」、また一方は、「経済・文化の発展」…矛盾でしょうがぁ!
 なぬ?「どっちも間違っていない、矛盾しているわけではない」って?だったらなぜ、「鎖国」を隠すの?教科書から消すの?

 私の人権教室用の自作教材(スライドショー)に、「ジョン万次郎」があります。(←出ました!さりげない自慢)「万次郎が住んでいた家」「ホイットフィールド船長の家」「万次郎が通った小学校、上級学校」等の写真は、私が現地で撮っものを使用。そのほかのスライドの大半は、「自分で描いて、デジカメで撮って、パワーポイントに貼り付けた」。アナログなのかデジタルなのかよく分からないって?まあ、アナデジですかね。
 それで、ジョン万次郎ですから、鎖国によって人生を変えられた日本人ですよ。 ホイットフィールド船長に、鳥島で助けられて、なぜ日本に送ってもらえなかったのか?鎖国していたからでしょ。
 11年ぶりに日本の土を踏んだ万次郎が、故郷、(現在の)土佐清水市へ帰るのに、およそ1年かかった。なぜ?鎖国している日本に、米国から(鎖を壊して)帰ってきたので取り調べられていたから。
 鎖国抜きで、ジョン万次郎を語ることは出来ないのです。

 自分の人権教室のために、「鎖国を教科書から消す事に賛成できないんだな」って?確かにそれもありますが、屁理屈で、鎖国を教科書から消すなって事です。
 竹島、尖閣を日本の領土と明記する…これは、韓国、中国が抗議してきますから勇断、英断!
 だけどさあ、「鎖国」を消すには、英断も勇断も、なーんもいらない。反対するのはアンティークマンぐらいなもの。アンティークマンは、今、ビックリ腰なので身動きとれないから、「消しちゃえ、消しちゃえ」。安直すぎるっーの!

 なお、ケンペル(オランダ人医師)の「鎖国論」には、「日本は独自の文明を持つ成熟した社会」と。これ、屁理屈派にとっては、強い味方だよねぇ…。

アキとメラで行ってほしかった

2017年02月21日 | Weblog
 ワシントンで日米首脳会談があった2月10日、安倍晋三首相に同行していた昭恵夫人は「聴覚障がい者のための総合大学」を訪問したという。ファーストレディーのメラニアさんは行かなかった。メラニアさんにも同行してほしかったけどね。なぜかって?メラニアさんが、行くと行かないとでは、「障がいをもつ人への、差別・虐待」に大きな違いが出ると思うからです。どんな用事があったかは知りませんがね。

 障がい者への、虐待・差別が大きな問題になっています。虐待・差別をする人格は、幼少時から出来ている。「感性を育てられない親」に育てられているから。また、そこへ持って行くかって?持って行きますねえ。小学校低学年で、平気で差別用語を連発している子がいます。障害をもつ人を平気でバカにする。そういう子には、厳しく注意すればいいだろうって?そういう子は、「自分は正義で、注意する方が悪い」のです。「そういう事を言っちゃダメダよ」という注意で変えられるモノではありません。

 「ショウガイシャ」の漢字表記はどうしたらいいか?など、どーでもいい。ショウガイシャにとって、「自身のありのまま=普通」なのです。そのことさえ理解できるといいのですがね。特別扱いは、必要ない。ただし、「手助けが必要な場合」は、あります。
 「自分の普通」と「相手の普通」は違う。違いが解る人は、虐待も、差別もしないのですが…

 障がい者といっても千差万別。「障害者基本法」という法律があります。この法律において「障害者」とは…
 「身体障害、精神薄弱又は精神障害があるため、長期にわたり日常生活又は社会生活に相当な制限を受ける者をいう」。
 法律的、行政的見解ってのもありまして、「てんかん、自閉症、難病は、法文のどこに該当するか」に関して、わざわざ確認している。不満はないですがね。それほど千差万別であるということ。

 ビックリ腰ではありますが、毎日プールに通っています。(ギックリ腰8週目に入ります。おかしい?もうとっくに完治していなければならないはず。自己診断では、当初はギックリ腰だったモノが、治癒して脊柱管狭窄症へ移行した…)
 で、30歳代と思われますが、耳の不自由な男女(多分夫婦?)とプールでご一緒します。その昔は、「聾唖者」という言葉がありました。「差別用語だ!」ということで、「耳の不自由な人」という言い方になってきました。このカップル、プールの水かさを増やすおばさま達とも仲がいい。

 どうやって会話しているのか?水かさのおばさまたちは、手話が得意なのかって?水かさおばさまたちは、普通に話しています。耳の不自由な女性の方は、相手の口の動きで「言葉を判断できる」のです。そして、自分の口(声帯)から声を出す。こうなるまでに、どれだけの苦労があったでしょうかねえ。尊敬しますよ。男性の方は、相手の口の動きは読めるようですが、発声がなかなか難しい。
 私は、そのカップルとどういう距離を保っているかって?特別なことをする必要がないわけでぇ、挨拶するだけです。
 プールの水かさを増やす太めのおばさま達とも友達になる必要もないので、挨拶するだけです。

 耳の不自由な人の為に、手話通訳があります。最近は、知事の定例記者会見に、手話通訳を導入する都道府県が増えているのだそうで…。
 反対なのかって?反対なはずないでしょ!ただ・・・。
 定例記者会見に手話通訳者を入れるのって…行政側のすることなのかなあ?逆でしょ!記者会見は、もともと報道側がまとまって申し入れたことが始まり(行政監視のため、報道団体側が主催してきたもの)。それが、行政側が、「記者会見は広報」という意識を持ち始めた。そのため、「手話通訳」を導入しはじめている。日本新聞協会とかが導入しているのではなく、行政側がですよ!

 つまり、「行政は、障害をもつ人のためにこのようなことをしているんですよ。障害をもつ人に手厚いんですよ!褒めてね!」という宣伝?
 宣伝しちゃだめなのかって?「障がい者に手厚いんだぞ、我が県は!」ってのはダメでしょう!障がい者を利用しているわけで。
 手話通訳者を付けるのは、「行政側ではなく、報道団体側」、これなら誰しもが納得する。行政側としては、報道側に、「手話通訳者をつけてはどうか」と、進言する形にしなければ。
 「どっち主導でも結果は同じだろう!めんどくさいこと言い出すな」って?大事なことだと思いますがね。「長い前置きで、言いたいことはそれだけか」って?
 それだけのつもりでしたが、「手話通訳」について、もう少々・・・。

 …南アでの「マンデラ氏追悼式にでたらめ手話通訳」が堂々と登場していました。当時の米国大統領のオバマさんも出席しておられて…オバマさんのほんの数メートルの所に、「身元がわからない男(自称手話通訳者)」が立っていた。危ないでしょう。身元の分からない男を簡単に大統領に近づけるなよ!手話通訳者なら、どこへでもフリーパスなのか?おっと、警備の問題じゃなかった。

 その、手話通訳者、踊るような手話…「ヒップホップか?」ってくらいキレキレ。私など、「素晴らしい!南ア最高の手話通訳者なんだなあ!」と、感心して観ていましたよ。
 で、それが全くの偽物と知ったとき、実に複雑な気持ちでした。
 これって、「耳の不自由な人を嘲笑している」わけですよね。差別用語を連発している小学生並。こういう人が出現したのは、「手話」を理解しない人が圧倒的に多いから。みんなで手話を習おうというのではありません。「手話」を、ゲスな笑いをとるモノにしてはならないという意識を広めなければと思うのです。

 ワシントンD.C.の「聴覚障がい者のための総合大学」では、「手話」もやってるのかなあ?米国の手話と日本の手話は当然違うわけで…南アの手話も日本とは、違うわけで…。

「現代ジビエ食」の草分けは…

2017年02月19日 | Weblog
 サピエンス全史…上巻と下巻がある。サピエンス全史、内容が私のフィールドとは違うので、初めから上級の人が読むであろう「上巻」を読むのはおこがましい。ここは謙虚に、下級の人が読むであろう、「下巻」から読むべきであろう。
 冒頭からボケてんじゃないよって?ボケさせていただきましたが、実際に、自重して「下巻から先に読んだ人」が、いたのです。サピエンス全史の場合は、下巻から先に読んでも大きく困ることはありませんが、その人が読んだのは、「上巻」から読まなければ何が何だか分からないものでした。

 サピエンス全史・・・農業革命は人類にとって大躍進だった。進化により、しだいに知能の高い人々が生み出された。自然の秘密を解読できたので、ヒツジを飼い慣らし、小麦を栽培することができた。そうなるとたちまち、「危険で、簡素なことの多い狩猟採集民の生活を捨て」、腰を落ち着け、農耕民の愉快で満ち足りた暮らしを楽しんだ。(これが農業革命!実に分かりやすい)
 だが、人々が時間とともに知能を高めたという証拠は皆無だ。狩猟採集民は農業革命のはるか以前に、自然の秘密を知っていた。なぜなら、自分たちが狩る動物や採集する植物についての深い知識に生存がかかっていたからだ。
 農業革命は、安楽に暮らせる新しい時代の到来を告げるにはほど遠く、農耕民は狩猟採集民よりも一般に困難で、満足度の低い生活を余儀なくされた。狩猟採集民は、もっと刺激的で多様な時間を送り、飢えや病気の危険が小さかった。人類は農業革命によって、手に入る食糧の総量を増やすことはできたが、食糧の増加は、より良い食生活や、より長い余暇には結びつかなかった。

 おもしろい本でしょ!「農業革命は、史上最大の詐欺だった」ってんだから。

 今日は、書評かって?いえいえ、違います。サピエンス全史からザット引用した部分を読んでいて、「洞窟おじさん」を思い出しましてね。洞窟おじさんは、「43年間狩猟採集民」だったなあ!「刺激的で多様な時間を送り、飢えや病気の危険が小さかった」んだなあ!
 「洞窟おじさん」を知らない?
 親の虐待から逃れ、わずか13歳で山奥に逃亡。洞窟に隠れ住む。その後、43年間ものサバイバル生活を経て発見されたんですがね。
山奥の洞窟に隠れ住み、ヘビや木の実で食いつなぎ、自力でイノシシ狩をした。

 で、「ジビエ」。唐突だって?話の流れから、ジビエでしょう!
 洞窟おじさんは、「日本のジビエ文化黎明期に活躍した人。つまり、ジビエ食の草分け」でもありますねえ。イノシシを捕まえて食べたのですから凄いワ!

 歌川広重の作品に、「名所江戸百景 びくにはし雪中」という版画があります。
左端に「山くじら」という大きな看板。江戸では、イノシシの肉を食べる習慣がなかったので、「イノシシ」と書かずに、「山くじら」としたわけ。この店は、「尾張屋」という名前。イノシシの肉とねぎを煮込む鍋料理の店だった。道には、かつぎ売りのおでん屋が歩いており、尾張屋の向かい(版画の右側)には、焼き芋を売る店(「まるやき」と書かれている)。「栗(九里)より(四里)旨い」ので「十三里」と紙貼りの看板(行灯)に書いてある。この焼き芋屋さんには悪いが、「十三里」なら、「九里(栗)+四里」なんですよね。「栗(九里)より(四里)旨い」のなら、「十三里より多い数字」でなければなりません。よくあるのが、「十三里半」。「栗(九里)より(四里)旨い十三里半」。
 いやはや、尾張屋向かいの焼き芋屋で字数をとってしまいました。
 サピエンス全史的に、「びくにはし雪中」を見ると、尾張屋が、「狩猟採集民でジビエ」で、焼き芋屋が、「農耕民」って事ですかね。

 私のジビエ歴ですか?「クマ(ヒグマ)、シカ、イノシシ、ウサギ(野ウサギ)、マムシ、ハト、スズメ」それぐらいかな。えっ?「ハト、スズメはジビエじゃないだろう」って?国会で決めたわけじゃないでしょうが、ジビエは、「野生鳥獣の肉」という意味ですから、ハト、スズメはもちろんジビエです。

 ジビエを食べるのもいいのですが、肉に、大変やっかいな寄生虫が入り込んでいるというのです。刺身や、生焼けなど以ての外。中までしっかり火を通して食べてください。

ヒョウの宗教?当然アニミズム

2017年02月16日 | Weblog
 普通の家庭より我が家の消費量が多いだろうなあと思われるモノが四つあります。また自慢かって?あのね、私は、「自慢と覚醒剤の吸引は、したことがないですからぁ!」。
 その、四つとは…(私一人あたりの消費量)
 1 コーヒー(1日6杯。年間2000杯超。飲み過ぎは認めます。1日10杯のころ心臓の具合が悪くなり受診したら、「コーヒーを止めてみて下さい」と言われ、2~3日コーヒー断ちをしたら、心臓が元通りに元気になったという経験があります)
 2 バナナ(毎日3本ですから、年間にして1,000本を超えます。バナナ供養のためでもないんですが、台湾のバナナ農家を訪問したこともあるんですよ)
 3 鶏の手羽元および手羽先(毎週10本は食べますから、年間にして、240羽の鶏の命を頂戴し、手羽元・手羽先を食べている計算になります。手羽を食べると何かいいことがあるのかって?「水を飲むのと、リポビタンDを飲むのとの違い」ですかね。鶏肉の場合、手羽関係の肉に「モノ凄~いもの」が、モモ肉より多く含まれているのです。
 まず、メチオニンが豊富(必須アミノ酸:肝機能を高める、毒素を排出する…毒ガスでも、毒針でもない。だけど、毒針で暗殺したってんだから…江戸時代かぁ?)。オレイン酸、リノール酸などの不飽和脂肪酸が多い。これらは、血中コレステロールを抑制し、血栓の予防に効果がある。ビタミンAは、 豚肉・牛肉の10倍以上。ビタミンB2・ナイアシン・コラーゲンなどが豊富、さらに豊富!…いいことずくめなのです。鶏の供養はしないのかって?お坊さんは呼ばないけど、自分達で御供養をさせていただいております。「命をいただいております。ありがとう」ってことで。
 4 ヨーグルト(これはすでに何度かお話ししました。二種類のヨーグルトを作り、1日に200グラム食べる。年間にして、73キログラム食べる計算に!道理で、胃にピロリ菌がいないはずです。ピロリ菌がいないと何かいいことあるのかって?胃潰瘍、胃癌になるリスクが低くなります。言い方を変えると、胃潰瘍、胃癌は、ピロリ菌によって引き起こされるとも言えます)乳牛の供養ですか?してませんねぇ。
 ここまでが前置き。前置き長っ!

 「コーヒーを飲むとヒョウが絶滅する」って話、聞きましたかぁ?」知らないって?「風が吹くと桶屋が儲かる」ってのは、知っていましたが、「コーヒーを飲むとヒョウが絶滅する」ってのは、私も知りませんでしたよ。

 何でそうなるのかって?」
 「日本にも多く輸入されているエチオピア産のコーヒー。コーヒー生産の農地の開発で、ヒョウの生息地が圧迫されている」のだそう。
 …そうだったのかぁ!私が飲むコーヒーは、年間2,000杯超ですから、農地にして6.6平方メートルは必要なワケで…おっと、そういう計算をしても、ヒョウ1頭の食糧をどれだけ奪っているかの答えは出ませんがね。
 ともかく、「関係ない」ということはないわけで…。ヒョウがいなくなると、大阪のご婦人や、ピコ太郎さんが困るわけで…。ヒョウの毛皮を着るわけじゃないから困らないね。はい。

 エチオピアのコーヒーは止めます。ブラジルかコロンビアかトルコかインドネシアのコーヒーにします。
 えっ?それらの国の野生動物の生息地を圧迫することになるから、コーヒーを飲まないようにしろって・・・?!
 もう、中毒ですから止められない…少し考えさせて下さい。コーヒーを飲んでいるんだから、ヒョウの供養をしろって?ヒョウの場合、「アニミズム」でしょうから、お経での供養はぁ…なじまないんじゃないかな。

真贋など見極められない

2017年02月14日 | Weblog
 学生時代にテレビ出演したことがあります。ホントホント。だーれも気づかないと思っていたのに、高校時代の同期生でたまたまテレビを観てた奴がおりまして…法に触れるような事はしていませんが、「あいつが、あんな事を!」と、一部で知れ渡ってしまいました。3億円事件の時かって?あ、あのときはテレビには出ていません。ともあれ、テレビの力は凄いです。
 あれから、50年。二度目のテレビ出演。カミサンも一緒に出演しました。「テレビ東京」、田舎の夫婦の基準としましては厚遇をうけました。築地の弁当屋からとってくれた弁当が良かったです。撮影後、ディレクターが、私よりカミサンを褒めていたのが少々悔しかったですがね。

 で、その番組は、お宝を鑑定する番組なんですがね。このほど「曜変天目茶碗」が出たとき、有名な鑑定家が、「2千5百万円」と鑑定。ところが、テレビを観ていた「世界で最も曜変の復元に近づいた陶芸家」といわれている長江惣吉さんが、「(理由をこと細かに述べて)本物じゃない。本物なら1億円でも安い」と。
 これは、有名鑑定家…最大のピンチ。で、有名鑑定家は、長江さんの指摘についての反論コメントを封印した(なぁ~んも言わない。早い話が黙秘)。長江さんは、有名鑑定家を陥れようという意図は皆無。決着はつかないわけですが、大人の折り合いの付け所としては良かったと思います。

 ここまでが、前置き。マクラが長っ!
 で、…日本人はそれほど悪くないと思い込んでおりました。今でもそう思ってはおりますが(悪い奴はいるのです)。
 …1億円の値があるものが4分の1になってしまう。何が本物か?何が偽物か分からない国日本。茶碗など趣味の世界なら、本物だろうが偽物だろうが勝手にしやがれでいいのですがね。

 奈良旅行を計画中の今、「1錠5万5千円のC型肝炎の治療薬の偽造品が、奈良県内の薬局チェーンで流通していることがわかり、厚生労働省が注意を呼びかけている」というニュースが!
 ショックでした。私の曾祖父の草川太忠、その息子つまり私の祖父の草川為ノ助は、奈良県高取町に住んでおられた(参勤交代で江戸に住んでいたことも。太忠さんが江戸留守居役家老だったので)。高取町は、「日本一の山城と歴史と文化に育まれた『健幸とくすりのまち』。高取町の薬の歴史は古く、飛鳥時代の西暦612年推古天皇が聖徳太子や伴を率いて、高取の羽田の山野にて薬狩りを行ったと伝えられている」早い話が、高取町は薬の町。「C型肝炎の治療薬の偽造品を売る町」であってはならない。えっ!「奈良県内」という報道はあるが、高取町とは言ってない?ありがとう、少し安堵しましたぁ!推古天皇や聖徳太子が、薬草を採っていたところへ行くんですよ!凄いでしょう!待ってろよ~!高取町ぉ~っ!

 「現金問屋」と呼ばれる卸売業者の存在。都道府県知事の許可を得た上で営業しており、取引は合法だが、出どころ不明の薬や偽造品の通り道になっていたという。だからさあ、悪徳卸売業者って日本人なんだよねぇ。自分が儲ければ、死人が出ても関係ないって事。日本人のほんの一握りなんですがね。
 公定の薬価が「28錠で153万円もする薬」にもかかわらず、卸元の業者は、持ち込んだ人物の身元も十分に確認していないという。偽物かも知れないと、疑ってくれよ!自分が服用するわけじゃないから、業者の身元など無~んも関係ないもんねというなら、アンタも悪徳業者と同罪だよ!
 そんな薬が転売、さらに転売の末、患者に届いた。何が問題かって?だから、その、1錠5万5千円の薬が偽造品だったってこと。患者は、鑑定家じゃないから、「本物か偽物か?」の区別などつくはずがない。日本全国で、C型肝炎の患者7万6千人が服用している薬なんだと!

 ただ、C型肝炎の治療薬の場合、「曜変天目茶碗」との違いは、鑑定を間違えば人が死ぬことがあるということ。
 「現金問屋」これは、人件費や配送費が大幅に節約できるなどでコスト削減が実現できるわけで、正しく使えば悪いわけではない。現金問屋を抜け道にして偽物を売る道を断たなければなりません。「薬の仕入れや販売を改善して偽物が入り込めないようにする」。人の命の問題です。大統領令ならぬ、知事令を出して下さい!今すぐ行動して下さい。人の命などどうなってもいいという日本人たちとの、折り合いの付け所などありませんから。

新元号は「円安(えんあん)」…まるく安泰?

2017年02月13日 | Weblog
 天皇陛下の退位を巡る議論が国会でも動きだし…気が早いんじゃないかと思うが、2019年からの新元号適用という話もある。どうなってんでしょうねえ?
 そもそも元号は、誰が決めるのか?国会?宮内庁?小池都知事?トランプさんは…関係ないね。ツイッターでつぶやかれてしまうかも知れないけどね。

 「明治」という元号は、いくつかの案から、天皇自身が抽選でお選びになられたという。「平成」は、「修文」「正化」の3案から有識者懇談会で選んだという。
 「元号法(1979年制定)」なるものがあります。元号法は、非常にシンプル。
 1 元号は、政令で定める。
 2 元号は、皇位の継承があつた場合に限り改める。
 大平さんが総理大臣の時の内閣が、元号を決める際の留意点を示しております。「漢字2字であること」…漢字2字限定だったんだぁ!ほかに、「書きやすいこと」「読みやすいこと」などがある。さすが、大平内閣、細かなことまで留意せよとしています。

 で、私も有識者ですから(ホント、ホント。なぬ?国民は全員有識者だって?そ、そうですよね。赤ちゃん以外は)

 …新元号を決める委員に委嘱されたらどんな元号にしようかな?
 まず、ローマ字表記にしたとき、「M」「T」「S」「H」で始まるものは避けます。なぜかって?書類の生年月日を書く欄に、「M・T・S・Hを○で囲め」というのがあります。
 「平成」「修文」「正化」の3案から、なぜ「平成」が選ばれたか?「修文」「正化」なら、ローマ字表記すると、「S」で始まる。「M・T・S・Hを○で囲め」となたとき、「昭和」の「S」と被ってしまいます。必然的に「平成」が選ばれたわけです。
 そして大事なのは、「平和、安泰、永遠」の意味が込められている必要があります。

 そのまま、「平和」にしようかな…おっと、「H」で始まるからダメ。
 「泰平」なんかどうかなぁ。これも、「T」だからダメ。
 すがすがしく、「清祥」。「S」かぁ。
 「真心」なんてのもいいなあ!年号が真心。「真心三年の生まれで~す!」カッコイイ!でも、「M」で始まるのかぁ…
 えっ?わざと、M・T・S・Hで始まる元号を考えているんだろうって?は~い!その方がおもしろいかと。

 では、真面目に核心に迫ります。
 「龍飛(りゅうひ)」、どうでしょう。龍が飛ぶんですよ!えっ?中国っぽいから国民の支持を得られないって?そうかなあ…「R」なんだけどね。
 中国では近年「猫食」が増えているんだと。中国では、犬を見ることも珍しいですよ。ウロウロしていると、食べられちゃいますから。猫食については、誰が数えたか、年に400万匹の猫が食べられているという。そして、猫の消費は増加傾向にあるのだと。だけど、新元号のテーマで書き始めて、猫を喰う話になるかね…?
 麝香猫(じゃこうねこ)の料理があります。(これ、一番高価な料理じゃないかと思います)口を開けた猫の頭が、テーブルに飾られますから!寿司屋のテーブルに「マグロ」の頭が載ってるようなもの。いくら麝香猫とはいえ、死んだ猫の顔(頭)を見ながら、猫の肉団子を食べるのは…私は平気ですがね。
 料理される猫の部位は、胃腸(早い話がモツ)とモモ肉。肉団子にして汁物に入れてある。
 猫食文化はフランスにもあるだろうって?2月10日にパリの南西にあるシャトールノーの高速道路の事故で「猫缶40トンが散乱」した事件のこと?あ、あれは、猫肉の缶詰じゃなくて、「キャットフード」だと思うよ?!
 中国にも年号はあったけど、今は西暦を使っています。ベトナムも韓国も年号を使わなくなりました。北朝鮮の場合は、年号みたいなモノがありますが、将軍様の生まれた年云々でぇ取り上げたくないですね。唯一独自の年号のようなモノを使っているのが、「台湾」。台湾の年号は「民国」。辛亥革命の翌年(1912年)の元旦が民国元年。西暦から11引くと民国の年数になります。台湾土産の消費期限、「106.2.14」とあったら、2017年2月14日ですから。

 話が逸れすぎ。閑話休題!
 龍飛がだめなら…「韓神(からかみ)」、これいいでしょう!「韓神」は、その昔、宮内庁に祭られていた神様なんですがね。これ、いただいてしまおうと!えっ?韓国の香りがするから却下だって?「K」なんですがねぇ。
 このごろの韓国、頭を切り取られた鶏みたいになっています。意味が分からない? 私の幼少時、冬期間の蛋白源は飼っている鶏。押さえつけて、ナタでクビを切る。鶏は、自分の頭がもぎ取られているのも知らず、走り回ります。(走ってくれると、肉の中に血のかたまりが残らないから良いのです。血の量はそれほど多くはありません)今の韓国を見ていると、頭をもぎとられて走り回る鶏に見えるのです。
 鶏の頭をちょん切るのが、幼少時のアンティークマンの仕事だったのかって?はい。父親は、「冬山」へ行っていましたから、私の仕事でした。冬山といっても、父親は、登山家ではなく、「造林業」で、積雪期間は山の飯場(はんば:早い話が山小屋)に泊まり込んで、木の伐採、運搬をしておりました。
 
 それにしても韓国人、「慰安婦像」を米国に設置する!なんなんだろう!
 これまでに、カリフォルニア州グレンデール市の市立公園に慰安婦像が建設されました。この度は、ジョージア州アトランタに設置する。さらに、カリフォルニア州サンフランシスコでも像設置計画が進められている…。

 何度も書くけど、私は韓国・韓国人に敬意を表していた時期がありました。今は…食文化と歴史のほかは…「いい加減にしろ、何度謝罪したら済むんじゃ!永遠に謝罪し続けろってことかっ!」と、怒り心頭ですよ。
 米国に慰安婦像など以ての外!米国民に対し、「日本人はゲス野郎だぜ、慰安婦を…だぜ」と、宣伝する。軽蔑に値する行為です。韓国政府の高官がテレビで、「日本人だって、我が同胞(韓国人)に対し酷い行為をしている」と、血相を変えて日本非難をしておりました。ヘイトスピーチのことなんですがね。「韓国人は皆殺せ!」という看板を掲げてデモする日本人を、日本人全体と考えている。それが政府高官か?

 あらら、新元号の話でしたね。私の本命は、「円安(えんあん)」です。
 「第一子の生年月日は、円安元年です。平成生まれじゃないんです」
 「円安2年に、東京オリンピックが開催されたんだよ」
 いいじゃないですか!「E」ですから。なぬ?「円安(えんやす)で苦しむ日本人がいる」って?わ、私は、「えんやす」ではなく、「えんあん」、つまり「円く安泰な世」を提言しているのです。は~い、屁理屈ですね。どーも、すみません。
 ストレートに、「株高」ならどうでしょう。株高で苦しむ日本人などいない。「K」だしね。えっ?年号が「株高」はありえないって?自分の暮らしにだけ都合がいい年号にするなって?
 ご心配なく!私に、「年号を決めて下さい」という委嘱は来ませんから。

どうしたらいいか?明かりが見えない…

2017年02月10日 | Weblog
「3歳の子が朝起きて食べるものが、プリッツ一本」という話を書いたのですが…数年前の事なのだそうですが、「万引き3歳児がいたんだよ!」と、知らせてくださった方がおりまして…。心を痛めているんですね。仲間ですね。

 3歳の子が、万引で捕まったという。スーパーで、ポケットにチョコやらグミやらを入れていたらしい。さらに、長いパンを(ロールパン?3歳児が、バゲットは盗まないよね)、なんと、背中に入れていた!
 なんという生活力、生きる力!ただただ、感心させられました。感心してど~するって?3歳児、オムツをしていても不思議のない子達です。そんな子が、食べ物を自力で入手した。ポケットに入らない長いパンは、背中に入れた!凄い発想だと思います。佐々木小次郎にヒントを得たか?

 いやはや、3歳児の世界も大変なことになっているのですね。
 自分の食糧を自分で調達(万引きは肯定しませんが)してしまう。自分で調達の3歳児を見習わなければならないのは、朝食がプリッツ1本の3歳児。プリッツ一本では、心身共に発達障害を起こしてしまいます。自分の食糧は自分で確保しなければね。出来るはずないだろうって?出来るはずはありません。だから、親…。

 万引き3歳児は、某相談所が「ネグレクト」の疑いをもっていた家庭の二男だという。あらら、出ました!「警察にストーカー被害の相談に行ったのに…ストカーに・・・」この例ですね。二男ということは上に兄がいたわけ…兄は、どうやって食糧を得ていたのでしょうかねえ。

 警察は、「食べさせてあげて、叱ってください」と、母親に言ったという。
 この警察官、温かい。「食べさせて…」なんと嬉しい言葉であることか!
 「おい、親!頼むから食べさせてやってくれよ!」あ、イヤイヤ、万引きした品物じゃなくて、毎日の食事をですよっ!

 このような状況、枚挙にいとまがないのでしょうねえ。だけど、今の日本、「虐待」についてはともかく、「ネグレクト」の被害者を救う道は…ない…。