アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

アディポネクチン…実用化はノーベル賞もの

2015年10月30日 | Weblog
 今話題のアディポネクチン。その働きは…
 1 血管を修復することにより、動脈硬化、脳卒中、心筋梗塞の予防改善
 2 糖を利用することにより、糖尿病の予防改善
 3 脂肪を燃焼させることにより、高脂血症の予防改善
 4 血管を拡張させることにより、高血圧の予防改善
 5 腫瘍の増殖抑制により、抗がん作用
 6 老化防止
 7 ヒアルロン酸分泌促進
 いいことだらけ!コレは、魅力的です。

 アディポネクチンの量は血液検査で測ることができるということです。男性の平均値は8.3µg/ml、女性は12.5µg/ml。「µg/ml」の読み方は、「マイクログラム・パー・ミリリットル(そのまんまですね)」。
100歳以上の人のアディポネクチンの平均値は、20.3µg/ml。若い女性の平均値は10.8µg/mlなのだそうで…。アディポネクチン数値が高いと元気に長生きをする…!うーん!増やしたい。

 きんさん、ぎんさん、享年108歳と109歳。で、きんさん、ぎんさんのどちらの娘さんかは忘れましたが、90歳以上がずらりと3人。いずれの方も、アディポネクチンが23µg/mlを超えていました。こりゃ凄い!

 折から、「ためしてガッテン!」で、「3週間でアディポネクチンを増やす方法」を、やっておりました。それによりますと、「運動」がポイント。ガッテン流のアディポネクチン増加体操は…
 1 かかと、背中、頭を壁にくっつけて3分間立っている。(コレ、やってみるとなかなかい  い感じ。日頃いかに背中を丸めて暮らしているかが実感できます)
 2 肩甲骨を動かす運動を30回(直立で、手旗信号のように両手を上げ下げする)。
 3 直立で上体を左右に大きくひねる運動を3分間。

 実は、私の場合、毎日この程度の運動はしている。だからまだ生きているのかなあ?アディポネクチンかあ!ダイエーフォークスに、「ア・ディポ」という選手がいますね。えっ?あれは、「イ・ディホ」だってかぁ?

サルにきんつば

2015年10月26日 | Weblog
 朝ドラで、サルに、「きんつば」をあげる場面がありました。あの時代に大阪から奈良へ、もちろん徒歩で行ったわけですが…なんで「あさ」が、「きんつば」を持ってたの?しかも、なんで猿回しのサルにあげるの?サルに「きんつば」は…史実かも知れません。絶対ないと言えるわけでもないから。しかし、BUT,この20年ほどの時代劇は、時代考証がめちゃめちゃ。こどもたちが茶屋で団子を喰ってお茶を飲んでいますから!

 クールジャパンでもジャパンクールでもいいのですが(実際、どちらも間違った使い方ではないです)、時代考証だけは正確にお願いしたいです。
 一番の理由は、「外国人が間違った日本を覚えるから」。日本人へは、江戸末期の両替商発行の証文が、立派な白い厚紙であってもいいのです。しかし、日本文化に興味を持ち、日本語を学んでいる外国からの人たちに、「間違った日本」を覚えていただきたくなのです。
 まさかぁ…TPPの裏取引で、「日本の時代劇の関税」が即時撤廃とか…。

 なんで、時代考証かって?冒頭のように朝ドラの主人公の「あさ」が、きんつばを半分に割って、サルにあげようとした場面を観たからなんですがね。サルは、「半分こ」など関係なく、一気に奪い取っていましたが…。虫歯になったらどーすんの!?
 で、話が急に変わって申し訳ありませんが、心臓を手術した人がおりまして…彼女は、私ども夫婦が食後すぐに歯を磨くことに異常な驚きを見せ、大いに感心されてしまいました。心臓手術後のその女性は、「歯磨きの講習を受けた」というのです。理由は、「虫歯菌が術後の心臓を攻撃する事があるので、虫歯菌をやっつける歯磨きを徹底させるため」なんだと!心臓の手術をしていない私どもが、入念な歯磨きをしている…尊敬っ!ってわけ。まっ、どこで尊敬されるか分からないものです。

 閑話休題。一つしかない食べ物や1本の飲み物を目分量で、不公平にならないように「半分こ」する方法ですが…。1人が分け、もう1人にどちらを取るか先に選ばせる!こうすれば、実際の量はともかく、気持ちとしては公平。
 えっ?ここまでが話の枕で、この後TPPの話に持って行くんだろうって?…書き出しではそのように考えていましたがぁ…「きんつば」→「甘いもの」→「虫歯」→「心臓」→「歯磨き」…この流れになってしまったので、TPPを諦めました。ちょっとだけ触れろって?

…輸入関税を設けている834品目のうち半数が、関税撤廃や引き下げの対象になるんですよねぇ。日本を含む12カ国が大筋で合意した…。「半分こ合戦」が繰り広げられたんでしょうねぇ。日本の場合、TPPの半分こを有利にするために、「安保関連法案の成立」を急いだんですよね。安倍政権、政治は二流の日本を、一流半に引き上げたんじゃないかなあ…ってこと。難しいって?これほど解りやすい論理もないでしょう。今朝は以上で~す。なお、今朝の朝食のパンの皿に、サルタセコンドのバンと、きんつばと、豆大福が半分…。日本人は、「あん(餡)」ですよ。あんは、TPPに関係ないしね。

鼓膜にタコ?

2015年10月25日 | Weblog
 両手の人差し指の第一関節が変形しています。対称に変形するという病気。小学生に、「この指どうしたの?」と質問されます。
 「これはね、膠原病の種類で、リュウマチの仲間で、両手の指が対称に・・・」などとは説明しません。説明したところで解らないでしょうから。
 「ペンダコ!」と、答えています。
 小学生は、「ペンダコ」の意味が分からない。
 「勉強しすぎるとできるんだよ」と、付け加えます。小学生は、大きく頷きます。何が何だか解らんが、頷いておけばその場を逃れられるということでしょう。内心は、「マダコ、ミズダコ、イイダコ、酢だこは解るが…ペンダコは、いないだろう。勉強してタコが獲れる?そんなバカナ!」でしょうね。

 ペンダコは、中指にできるわけで…それにしても、日本から「ペンダコ」が逃げていったんじゃないでしょうか?私の見事なペンダコも、ペンをほとんど使わなくなって、パソコンばかり使っているものですから退化して消えてしまっています。
 ペンダコを飼っている人を見ないなあ…。手書きの手紙とかも…見ないなあ…。かく言う私も、手紙はパソコン。

 ワープロが出回る前は、手紙は手書き。表書きを見ただけで誰からの手紙か解りました。文字のくせ、筆圧、誤字脱字、使っているペンの種類、好んで使うインクの色…。思えば、「手書き」というものは、「素晴らしいもの」だったってとこでしょうか。
 だったら、自分だけでも、手書きを復活させればいいだろうって?
 パソコンの便利さに慣れてしまっていますから、無理ですねえ。推敲が簡単で、仕上がりが美しい。

 治療を放棄しつつある滲出性中耳炎…鼓膜の切開をして、鼓膜が塞がって。また切開して、鼓膜が塞がって。またまた切開して…ペンダコは消えましたが、鼓膜にタコができるかなあ?

入れ墨の客を断るが55.9%?ありえへん!

2015年10月23日 | Weblog
 私は毎日風呂に入ります。普通だろうって?ま、まあ、普通なんですがね。火曜日から日曜日までは、スポーツクラブでアクアウオーキングのあとクラブの風呂に入ります。スポーツクラブは、月曜が休館日。そのため、月曜は近くの温泉に行く。
 で、隣町が、奈良県十津川村からの移住者が開拓した町。この町に温泉がありまして、よく行きます。先日も行ってきました。
 更衣室に入った瞬間・・・!異次元の世界がありました。
 6~7人が脱衣しておりまして、裸だったのですが…全員(20~40歳代)が派手な入れ墨をしていたのです。 
 玄関には、「入れ墨の方お断り」という看板があったのに…。入館料を払うときに、裸にして入れ墨の有無をチェックするなんてことはない。つまり、「入れ墨お断り」の看板は、形だけのもの。かかしの代用にもなりません。

 入れ墨集団に紛れ込んでしまった私ですが…逃げ帰るわけにもいかず…入れ墨を観察しながら脱衣を始めましたよ。
 おそらく全員、暴力団の構成員か、その予備軍。山口組系暴力団の分裂騒動の最中(さなか)なので、その関係でこの町の温泉に入りに来たのか?
 彼らの会話は…
 「○○が、ダイエットに成功したらしいよ」
 「マ、マジカヨ!」
 恐ろしい暴力団が、こんな軽い会話をするのか?!入れ墨を見ずに、会話だけを聞いていたら、ごくごく、フツウーの連中。そのギャップに眩暈さえおぼえましたよ。因縁をつけられずに、生きて温泉を出られたので良かったです。

 観光庁の調査(10月21日)では、「入れ墨お断り」を文字通り実践している施設は、55.9%だという。だからぁ、どうやって入浴を断っているの?裸にしてチェックしてるの?風呂を巡回して、入れ墨の客を見つけたら引きずり出すの?できるはずないでしょう!よって、55.9%は、データラメな数字ですよ。
 観光庁が発表した数字の続きですが、シールなどで入れ墨を隠せば入浴を認めている施設は、12.9%。利用を断っていないのは30.6%。ホラホラ、「入れ墨お断り」の看板を出しておきながら、入れ墨をしている人の利用を断っていない施設が、30.6%。正直な施設です。お断りの看板は単なる飾りというわけ。

 警視庁でもなく、日本温泉業協会でもなく、観光庁が調査をしたのはなぜかって?急増する外国人観光客が入れ墨を理由に入浴できないケースがあるから詳しいデータがほしくて調査したんだと。全国のホテルや旅館など3,768施設を対象に調査を実施。回答率は15.4%だったという。

 興味深い数字は、入れ墨のある客の入浴を巡りトラブルが発生したことがあると回答した施設が、18.6%。これって、…
 「お客さん!入れ墨してるんじゃないのぉ?入館お断りですよ!」
 「なんだこのヤロウ、ぶっ○すぞ!○にてえか!」
 …ですよね。勇気ある職員です。

 私が行く温泉には、勇気ある職員はいそうもないので、「口論」「乱闘」を見ることはできま
せんねえ。「入れ墨お断り」の看板を出すからには、暴力団と渡り合う覚悟がほしいです。
 えっ?私が違反者と渡り合えばいいだろうって?では、次回、入れ墨集団と鉢合わせになったときには、「入れ墨している奴はとっとと帰れ!」と、言ってやりますよ!小声で…。

フッ素洗口

2015年10月21日 | Weblog
 米国の水道水には、「フッ素化合物(以下 フッ素)」が入れられている。これは、正しくもあり間違いでもある。州によって、あるいは市町村によっては、フッ素を入れていないところもあるからです。全米で、フッ素入りの水道水を飲んでいる国民は、66%です。

 私としましては、「虫歯予防に大変な効果がある」わけですから、「水道水にフッ素を混ぜて供給(フロリデーション)」することは、大変良い方法だと感心しておりました。ところが近年、「フッ素を摂取するとIQが下がる」などの報告がなされるようになって来ています。

 米国の場合、1962年からですから、53年も前から水道水にフッ素を入れている。あらら…だいぶ、IQが下がったなあ…。本当にIQが下がるのかって?ハーバード大学が、水道水にフッ素を入れている61カ国の子どもたちのIQを調査して得た結果ですから、信頼していいと思います。

 で、養護教諭に、「日本では、水道水にフッ素を入れないのかねえ」と、水を向けたところ…「反フッ素LETTER No.92」を見せてくれました。そういうLETTERがあるということすら知りませんでしたがね。

 埼玉県吉川市に、「水道水フロリデーション推進派」が存在する。それに対して反対派が、「子どもの歯と健康を考える会」を立ち上げた。2015年2月の市長選挙は、「水道水フロリデーション推進派vs反対派」の一騎打ちとなって、反対派が勝った…。このような記事が、「反フッ素LETTER No.92」のトップにありました。日本でも、問題になっていたんですね。

 米国は近年の水道水フロリデーションへの逆風をどう考えているのか?
 従来の基準「0.7ppm~1.2ppm」を、今年の5月に「0.7ppm」とした。しばらく様子を見るという。やはり、気にしているんですねえIQその他の弊害を。

 さて、日本では、幼稚園、小学校で、「フッ素洗口」が行われています。飲んでしまうとIQが下がるので、クチュクチュペッペですね。それだけでも効果があるという。

 米国の、「水道水フロリデーション」に感心していた私ですが、今となっては考えが少々変化しまして…
 水道水フロリデーションは、「個人が摂取する物質の選択の権利を奪う集団投薬じゃないか?」と考えるようになってきました。

データがデータラメってかぁ

2015年10月20日 | Weblog
 大型マンションが傾いている…。某国の話ではなく、日本国の話。参りました。ああ、日本に対する世界の信頼が、ガラガラと古い灯油缶が転がる音を立てて消えてゆく。かっての同盟国が、VWの問題で、信用ががた落ちなのと似ています。連合国側の陰謀か?
 
 杭打ちのための地盤調査のデータ改ざん。さらに杭そのものに使うセメント量のデータまで改ざん…データラメだった。
防振ゴム製品の品質試験データを改ざんしていた東洋ゴムの問題もある。科学技術とは関係ないが、マイナンバー制度汚職の厚労省情報政策担当参事官室室長補佐の男(45歳)の事件もある。某国に追いついたというか。追い越しました。日本人として、恥ずかしくて外を歩けませんよ。

  大型マンションは傾きましたが、弘前城天守は寸分の傾きもなく、曳屋が完了したという。これでこそ、日本。これが日本人の仕事です。
 弘前城の石垣が…中側に空洞ができたらしく、外側が膨らんできた(ハラミという現象)。つまり、石垣が崩れる心配が出てきた。修理するためには、石垣の上の、弘前城を移動しなければならない。
 弘前城は、高さ14.4メートル、重さ400トン。入念な測量をして、データラメではないデータをはじき出して移動開始。1カ月半ほどかけ、石垣のある本丸の端から中寄りに77.62メートルの移動を完了した。
 曳家で普通の家を引っ張るのは見た経験がありますが、まさかお城を引っ張るとは!日本人あっぱれ。これで、恥ずかしくなく外を歩けまーす。

Are you Chinese, or Japanese?

2015年10月18日 | Weblog
 秋晴れの中を、紅葉狩りに…。忙しくてそれどころじゃないんじゃなかったのかって?か、家族サービスなんです。無言作戦を展開されるよりは、自分の仕事時間を削る方が遥かに楽なもので…。
 で、行く先々に…中国からの観光客なのか?韓国からなのか?台湾からなのか…区別が付かない観光客の一団が…。どこの国から来ているのかを知ってどうこうしようというものではありませんが…。台湾からなら、なんの心配もない。次に安心なのは韓国からの人たち。要注意なのが、○○からの人たち。私など、太っ腹(腹囲79cm)なのにもかかわらず…○○からの観光客には神経を使います。実害があったのかって?ホ、ホテルのビュッフェで、オタマに直接口をつけて味見されたぐらいで…伝染病がうつるぐらいの被害ですかねぇ。清潔とか衛生とかの観念が…ないっ!

 で、「アー ユー チャイニーズ オア コリアンズ?」と、質問します。チャイニーズだったら、「オラ、中国に何度も行ったどぉー」と、自慢します。コリアンズの場合は、「オラ。韓国に何度も行ったどぉー!」と、自慢します。自慢のためかって?そ、そ、そうなんですがね。

 その昔、米国で何度も何度も質問されたフレーズが…「アー ユー チャイニーズ オア ジャパニーズ?」。コレ、ホント腹が立ちました。ムキになって、「ジャパニーズ!」と答えておりましたね。日本人と中国人との区別がつかんのかっ!

 明治時代、渡米中の岡倉天心の逸話に…
 「Youたちは何ニーズ? チャイニーズ? ジャパニーズ? それともジャワニーズ?」
 "What sort of nese are you people? Are you Chinese, or Japanese, or Javanese?"
 こう問われた岡倉天心は…
 「我々は日本の紳士だ。あんらたこそ何キーか? ヤンキーか? ドンキーか? モンキーか?」
 "We are Japanese gentlemen. But what kind of key are you? Are you a Yankee, or a donkey, or a monkey?"

 流暢な英語で言い返したという。凄いですよ!この、機知に富んだ反応!
 岡倉天心って、点心でも天津でもなく、美術史家じゃなかったのかって?美術史家ですが、英語に堪能で稀代の勉強家だった!機知に富むってのは、最高の褒め言葉ですよね。

 次回、私に対して外国人が、「アー ユー  チャイニーズ オア ジャパニーズ?」と訊いてきたら…
 「アイム アン アースィアン(Earthian)」と、答えます。
 えっ?機知に富んでいないって?岡倉天心とはだいぶ違うって?そ、そうかなあ?


海苔はどこで採れるか

2015年10月16日 | Weblog
 「根を食べる野菜は?」
 「…大根、にんじん、ゴボウ、サツマイモ」
 「正解です。では、サツマイモを挙げたのにどうしてジャガイモは挙げなかったのですか?」
 「ジャガイモは、地下茎を食べるでしょ。レンコンしかり、しょうがしかり…」
 「素晴らしいですね!アンティークマンさん!」
 「白鵬じゃないけど、そんなの小学生でも分かりますよ」
 栄養教諭さんと私の会話です。知識がなさそうな顔をしているので、クイズで試したかったらしい…。まあ、どうでもいいのですがね。さらに質問が…

 「じゃあ、タマネギは、どこを食べているでしょうか?」
 「あ、あのね、私は、タマネギを栽培しているんですよっ!長ネギの根に近い部分が、球形に肥大したのがタマネギ。長ネギは、葉を食べます。よって、タマネギも、葉を食べている!もう、どこを食べているクイズはいいんじゃないの」
 「も、もう一問!ブロッコリーやカリフラワーは、どこを食べているでしょうか?」
 「はいはい、(花の)つぼみです」
 ここまでは、私の完勝。別ジャンルでもう一問来た!

 「海苔は海のどこで採れるでしょうか?」
 「岩でしょう!私の秀句(自分言う!)に…海苔掻きの媼波頭に岩となり…があります。海苔は岩にくっついているんですよっ」
 「違います!三択にします。ア 海面、イ 海中、ウ 海底、さてどこでしょう?」
 「か、か、か、海底!」
 「正解は、海面です!」
 「ど、どーゆーこと?う、う、うそだぁ!」

 よく分からんが、海面が正解らしい。そうか…海底の岩には海苔は付かないもんね。波に洗われている岩に自生したり…海面かあ、知りませんでした。

希望するマイナンバーは…

2015年10月12日 | Weblog
 やれやれ、10月の講演、講話、授業は、あと6回ですよ。ずーっと、その準備をしているものですから駄文(本ブログ)を書く暇がない。講演者の良心として、「直前まで練って練って、講演を完全なものにする」。この期に及んで忙しいのは、その態度がだんだん認められてきたってことなのでしょうか…。のんびりしている時間がない。あと2年4か月で古希を迎える無名・無職の老人が、「忙しい!」…ありがたいことです。

 今まで生きてきた中で、もらってうれしかった、「番号」…。ないなあ…。強いて言えば、中学校のマラソン大会のときゴールでもらった順位の番号ですかねえ。「4番」だったのです。これ凄いんです。全校男子300人のうちの「4番」ですからねぇ!だったら、高校では陸上長距離をやったのかって?いいえ、長距離は心臓がバクバクして辛いので、柔道にしました。柔道で心臓がバクバクすることはありませんから。柔道は、センスだけで勝負できるスポーツです。相手の力を利用すれば良い。

 ともあれ、この度、「マイナンバー」なる番号をいただける。しかも、無料で!ありがたいことです。最近、ただでものをもらった経験がない。昔は、結構あったような…。番号だろうと、餅だろうと、ただでもらえることになんの不満もありません。

 気になるのは、マイナンバーが、「5384-2194-4999(ゴミは死に行く死死苦苦苦)」だったらどうしようという心配。裁判所に訴えたら、縁起のいい番号に換えてくれるのでしょうか?12桁全部が、「4444-4444-4444(死死死・・・)」の人も、「9999-9999-9999(苦苦苦・・・)」の人もおられるのでしょうねえ…。気の毒です。その番号を一生背負うわけですからねえ。

 早速、マイナンバー制度に乗じての特殊詐欺があったという。日本人…いつからそんなに悪くなった…昔から、悪い奴はいたって?そうなんですよねぇーっ…。
 行政事務の効率化や徴税強化につなげ、公平・公正な社会や国民の利便性向上を図る…マ、マジッスカ?国民の利便性…?私にはなんの便利も生まれないと思います。むしろ、個人情報満載の番号が流出して、「丸裸」にされないかと不安。何しろ、資産家(ウソ)ですよってに。だけどさあ、日本年金機構の情報漏えい問題で日本中が大騒ぎになった…国でさえそうなのに、民間企業が…大丈夫?どんどん、不都合、不祥事が出てくるでしょう。利便性とリスクは、いつも背中合わせ。何とかリスクのクジには当たりたくないです。
 希望するマイナンバーは、「7777-7777-7777」ですね。始めから終わりまでラッキーセブンってことで。

嵐と停電を克服して講演

2015年10月05日 | Weblog
 ひどい目に遭いました。10月2日の台風並の大嵐の日のことなんですがね。
 「○○委員協議会研究大会」の講演を頼まれておりまして…。折からの嵐、あちこちで通行止め。研究大会の会場であるホテルまでの道も、「倒木の恐れがあるため通行止め」でした。大会事務局とは連絡が取れない…。どうしたらいいか?とりあえず約束の時間までに会場へ行ってみることに。
 通行止め箇所を大きく迂回して何とか会場近くまで行けました。で、会場まであと10kmというところで、片側交互交通。倒木が電線を切断しておりました。イヤーな予感がしました。そして、会場に到着すると、予感は的中しておりました。
 停電!ホテル内は、廊下の非常用照明と窓明かりのみ。(停電のため)水が出ない。つまり、トイレが使えない。それにもかかわらず小用を足す人がいるものだから、「小便臭」が。そのことはまあいい。問題は、私の講演は、「スライドショー」によるもの。画像なしでは、何もできない。サーフボードを家に忘れたサーファー。象に逃げられた象使い。

 驚いたことには、通行止めがあちこちにあったのに、研究大会の参加者のほとんどが来ていたこと。私の講演がいかに人気があるかということか?おっと、人気講師としましては、謙遜しなければなりませんね。私の講演が聴きたいのではなく、研究がしたくて暴風雨の中を命がけで会場に来ておられた。

 さて、電気が開通するのは、「午後4時頃の予定ですが…どうなるか分かりません」とのこと。私の講演は午後2時30分から3時50分まで。2か月かけて準備した講演…全てが「停電」のため水泡と化すのか。どんな形でも講演したい…。で、事務局側に持ちかけた…

 「午後4時から予定されている事例研究の分科会と、私の講演を入れ替えていただけないか?」
 この申し出は、「分かりました。そうします」と、受け入れられました。

 ところが…!こともあろうに、午後2時20分に電気が来てしまいました!そして司会者が、「電気も来ましたので、予定を再度変更して当初の予定に戻します。では、アンティークマンさんの講演を始めます。はじめに講師紹介を、本協議会副会長であります・・・・」

 不意を突かれました。「心の準備」ってものがあります。大慌てでPC、プロジェクターを準備。私の紹介がされている中、舞台裏を全てさらけ出しての準備…。我ながら、多少狼狽気味。講師紹介が終了。司会者が、「講師先生!まだですか?」と急かす。残り少ない髪の毛が、だいぶ抜けましたよ。

 何とか講演開始。スタートのゴタゴタが尾をひき、いつもの調子が出ない。
 最前列の、69歳のご婦人が、居眠りを始めた。最前列の宿命で、何とか頑張らなければならんじゃろがっ!そ、その隣のご婦人も、寝やがったっ!講演の時いつも思うのです。私の話がつまらないなら寝るのもしょうがない。だけど、始めて5分も経たないのに、つまらないと決めつけるなよなぁーっ!
 2か月かけて用意し、嵐の中を会場へ駆けつけ、停電の会場で葛藤し…ようやく講演を始めたら、すぐさま一部の聴衆に寝られてしまう…。自分の顔が引きつっているのが自覚できましたよ。

 講演終了!大方の反応は、「凄く良かったです!」「来て良かった」…まあ、悪い評価の人は話しかけてこないでしょうけどね。
 政府関係の人は、「私が今まで聴いた講演の中で、一番良かった。我が省にこれだけの講演ができる職員はおりません」と、言い切りました。えっ?誰にでも同じ事を言っているんじゃないかって?うーん…私だけに言ったと思いますがね。

 今月確定している講演は、4カ所。日程調整中のもあり、5カ所になるかも知れなせん。どんどん増えるんだから!この日も会場で、「11月にお願いしたい」という団体が一つ…。ありがたいことですがね。昨年までは、小学生向けの講話しか依頼がなかったのに、今年は成人への講演が…。どうしたんでしょうか?えっ?異常気象と同じ、異常現象だって?まあ、なんでもいいです。頑張ります。