アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

8500キロを飛ぶ鳥がいた!

2011年12月05日 | Weblog
アイスランド産の「赤魚」を食べました。身が固く、煮付けが美味しい。鮮度がよければ、刺身が美味しいでしょう。アイスランドのタラはなぜ日本に来ないか?タラは冷凍には向かないからだと思う。タラも刺身が美味いです。美味いので、虫までタラの体内に入っている。針金のような虫なので、注意してさえいれば刺身と一緒に虫を食べる事もない。

 アイスランドの面積は、北海道と四国を合わせた程度。人口はおよそ32万人。日本との共通点として、「島国である」「火山国である」「そこらじゅうで温泉が沸く」「漁業が盛ん」。「政治家が無責任」というのも付け加えようかと思いましたが、上品が売り物なのでやめました。

 世界金融危機(2008年)の時は、深刻な経済危機に陥って、国家が破綻するのかと思いました。あのときの政治家の様子は、自分さえよければ、国も、国民もなーんも関係ないという様子で驚きました。状況は依然としてよくなってはいないが、悪いなりに国家が存続していますね。
 昨年は、氷河の火山が噴火して、欧州を中心に世界中で航空機の運用に大きな影響を与えました。「噴火はいつまで続くか分からない」というニュースが流れ、世界経済に影響を及ぼすこと必至だったので、「またかよ、アイスランド!」と思いました。天災だからしょうがないのですがね。

 なぜ、「またかよ」か?200海里排他的経済水域の設定は、アイスランドの主張が認められたからだから。これにより、日本の遠洋漁業は、お蚕さまが桑を食べるような音を立てて崩壊したのでした。

200海里排他的経済水域がすんなり認められたのではもちろんなく、戦争にで勝ち取ったのです。知ってる人は、「タラ戦争だべ!」と言い、知らない人は、「アイスランドが戦争をするわけないだろう!」と言うでしょう。
 タラ戦争は、イギリスとの戦争で、あしかけ17年間も続いた。「タラという女の子が関係あるのか」って?タラ戦争の「タラ」は、「Cod」。魚のタラ(鱈)のこと。「戦争=悲惨」ですが、タラ戦争では死傷者がでなかった。よかったです。

 アイスランドと日本の、新しい共通点が発表されました。
 阿寒湖のマリモとアイスランドのミーバトン湖のマリモが、親戚関係にあることが最新の研究で判明した!どういうことか?
DNAを比較分析した結果、約13万年前に日本列島にあった祖先から枝分かれし、渡り鳥のフンに混じってアイスランドへ運ばれたとみられるという。日本のマリモを食べた鳥が、約8500キロを飛んでアイスランドへ行って、フンをした!8500キロもフンを我慢して飛び続けた…根性のある鳥っているものですねえ!そーゆー話じゃないね…。