アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

飲む輸血?

2017年08月26日 | Weblog
 カミサンの命により、5月にビーツを植えました。ロシアの伝統料理であるボルシチに使われている赤カブなんですがね。日本名は、「火焔菜(かえんさい)」。感動するほど鮮やかな深紅。今、我が家は、ビーツ収穫の最中です。
 で、カミサンにあまり褒められない私ですが、ビーツ栽培に成功したことで、大変褒められました。カミサンは、ビーツに興味がありそうな人に、せっせと配っています。(ボルシチを知らない人にビーツをあげても…ありがたみがない) 
 ビーツを食した人たちの反応はすこぶる良く、「感動した」「びっくりした」の山びこ現象が起こっています。根はもちろん、葉も、茎も食べられる。

 ビーツには、「カリウムが豊富」「ナトリウムも豊富」「マグネシウム」「ナイアシン(ビタミンB3)」「パントテン酸」「赤い色素ベタシアニン」「甘味や旨みの成分ベタイン」…月並みですが、栄養の宝庫!
 効能ですかぁ?もう、無敵です。カッコ内は、現状の私です。
 ビーツの効能・・・むくみの解消(むくんでるんだよなあ)、高血圧を予防(すでに高血圧の薬を飲んでいるんだよなあ)、神経機能を正常にする(脊柱管狭窄症なんだけど)、骨粗鬆症の予防(骨には、自信あり)、イライラの解消(確かにイライラはなくなったぁかも)、動脈硬化に効能、ガンの予防、老化防止(ま、まじっすか?)、肝硬変や脂肪肝の予防。美肌効果。
 「奇跡の野菜」「飲む輸血」など、最大級に賞賛されている道理です。20年前にビーツを知っていたら…健康体だった…それはないけどね。

 朝食のスムージーは、「ABC」です。どういうことかって?Aはアップル、Bはビーツ、Cはキャロット(にんじん)。時節柄、トマトも入りますから、「ABCTスムージー」ですかね。
 ミニトマト(特に、アイコという品種)を入れると、「スムージーでもジュースでも、プリン程度に固まる」というのをご存じですか?これまた感動的。トマトも凄い力を持っているんですよ。コップに入ったスムージーをスプーンで食べます。なぜかって?(アイコが入っているので)固まっているから飲めない(液体じゃない)。
 夕食でも、ビーツが主役。朝から煮込んだ牛肉とビーツが入った、ボルシチ。ドンクのバゲットと、赤ワイン。ビーツがなくなるまで、このメニューですかね。で、数日前、空いた畑に、二期作よろしくビーツを植えました。雪が降る頃までに、食べられるほどに成長してくれるといいのですが。まあ、ダメで元々。