アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

評価、競争、公表は民主主義

2011年12月04日 | Weblog
 合法的な活動をされておられるわけですから、政治家の皆さんになんの文句もない。ただ、政治家、芸能人、犯罪者…いわゆる有名人は、わけの分からぬ庶民の誹謗・中傷については、人気のバロメーターとして甘んじて受け入れていただかなければなりません。

 「今日は誰を誹謗中傷するんだ」だって?上品なのでそんなことはしませんが…某党の党首の瑞穂さんなんですがね…。
 大阪府知事、大阪市長のダブル選が大阪維新の会の圧勝で終わったことを受けて「(橋下徹氏は)教育に競争原理や切り捨ての政策を打ち出していて、大変危惧している」と述べました。

 橋下さんの教育基本条例案とは…
 1 知事が教育目標を設定する。目標実現の責務を果たさない教育委員は罷免
 2 全府立高校長を公募
 3 3年連続定員割れの高校は統廃合
 4 2年連続最低評価の教職員は分限処分(免職を含む)
 5 学力テストの学校別結果を公表
 6 職務命令違反の教員の分限処分(免職を含む)

 この案に危惧しなければならないところってあるのか?
 1については、教育への政治関与ですが、当然でしょう!大阪府教委は猛反対していますが、教育に関わらない知事など不要です。
 2については、これまで公募で校長になられた人は皆さん素晴らしいですよ。
 3はコメント不要でしょう。
 4は、教員の評価に関わる事ですが、校長側は、「信頼関係がつぶれる」と主張しています。正統な評価でつぶれるような人間関係しか築けない校長なら辞めたほうがいい。組織は、客観的な評価をすることにより成り立つのです!
 5は、競争主義を採り入れることによって、学力を上げようということ。大阪のなにが悪いか?児童生徒の学力・体力が低すぎるところです。競争が悪いなどと言っていられる場合か!
 6は、何を想定しているのか?これは、国旗国歌問題です。国歌斉唱の時に起立しない教職員がいる。大阪府は、すでに(6月)国歌斉唱時の起立を義務づける条例を成立させています。当然、教育基本条例にも入れたいわけです。国歌に対する儀礼を知らない教員が多いんですねえ大阪は。

 某党の瑞穂さん以外にも、橋下さんの教育基本条例に反対している人は沢山いるだろうって?もちろんおられます。ではなぜ、瑞穂さんに悪の代表になっていただいたかと言いますと…有名人だからです。