アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

あなた屠殺人、私食べる人

2016年03月31日 | Weblog
 今年度も何とか終えられそう。新年度への課題は、「薄毛対策」。「ハゲ対策じゃないのか」って?ま、まだハゲとまでは…かろうじて「薄毛」の範囲内です。
 薄毛やハゲは、年齢の問題でしょうがないことと思っておりました。で、数年前ですが、ものの本に、「高齢化に伴い、タンパク質の摂取が減るのがハゲの大きな原因」と書いてありました。
 それ以来、毎朝「きなこ、タマゴ」を欠かさない。夜は、肉、魚を多めに摂る。そうこうしているうちに、最近、尿から糖が出始めまして…「糖が +2」。高齢者の薄毛対策には、様々なリスクが伴うのですねえ。

 肉のほか、チキンも多く食べます。(肉とチキンを分けるのはおかしいって?欧米並みに分けてみました。欧米では、チキンはチキンで、ミートとは言いません)勝手な想像ですが、おそらく一般的な家庭の3~4倍は食べているのではないかなあ。。手羽先の鍋では、6本食べます。鶏3羽分ですよ。週2回は食べますから、1か月に24羽の鶏の命をいただくわけ…。
 豚、牛、羊、鶏、魚…の命を頂戴しているわけで…。「鯨は殺すな」と言う人たちだって、牛や豚を、「うまい、美味い、旨い」と、平気で食べるわけで…。彼らはどんな理由付けで、鯨やイルカはダメで、牛や豚なら食べても良いのか?

  国立科学博物館館長であり、山階鳥類研究所所長でもある、林 良博さんが興味深いことを書かれております。動物を殺すことには誰もが心の痛みを感じるわけで、その痛みから逃れるために、人はさまざまな理由付けをしてきた。フムフム。
 1 動物は食用として神が与えたものと考える
 2 動物には心がないと考える
 3 墓をつくって霊を慰める
 4 食べる人と殺す人を分離する
 なるほど、上手い理由を考えたものだと思います。
 神が与えたもの・・・いかにも「鯨殺すな」の人たちが言いそうです。鯨だって神が与えてくれた食べ物なんですがね。
 動物には心がない・・・これも、YOUたちが考えそう。そう考えるのは自由ですが、親に捨てられた子ゾウが涙を流して泣き寝入りしたというニュースもありましたがねえ…。
 墓をつくって霊を慰める・・・日本人は、こう考える人が多いかなあ。私など「鶏魂碑」を建てなければならないわけで…。
 食べる人と殺す人を分離する・・・これが一番いいかなあ。「殺す人」と「食べる人」を分けると、食べる人は、動物を殺す心の痛みを感じなくて済みますから。

 我が家の今夜の夕食、メーンは、「レバニラ炒め」。これまでに何頭の牛のレバーを食べたことか!牛魂碑を建てなければ。
 私は食べる人、牛殺しの経験はありません…。

なおざりのススメ…

2016年03月30日 | Weblog
 雪国の道路脇で、雪解けとともに顔を出すものものは何か?
 ふきのとう?はずれ。福寿草?はずれ。「冬期間中に捨てられた、ゴミ」です。
 我が家の前が空き地ということもあり、さながらゴミ捨て場。公徳心に欠ける日本人がいるわけで。恥ずかしいことです。ゴミの片付けは、私の仕事。せっせと拾っております。早く拾わないと、割れ窓理論に則って新たなゴミが捨てられます。
 
 雪の中から、アルミ箔がのぞいておりまして、姿を現し始めると、球体。マサカとは思ったのですが、「おにぎり」でした。アルミ箔で包んでありましたので、コンビニで買ったおにぎりを捨てたわけではなさそう。誰かが握ってくれたおにぎりを道ばたに捨てた…。握った人の心を踏みにじる行為。それを、私に拾わせる…。

 おにぎりに、どんな物語があったのか・・・
 母:「おにぎり作ったから持って行きなさい」
 子:「いらねえ!コンビニで買うから」
 母:「ママのおにぎりのほうが、おいしいよ!」
 子:「そんなカッコ悪いものを友だちの前でひろげられるかっ-の!」
 母:「そんなこと言わずに、ね、持って行きなさい」
 (子は、しぶしぶおにぎりをバッグに入れた。そして、私の家の前でごそごそとバッグからおにぎりを取り出して捨てた…想像ですがね)

 愛情がこもった「おにぎり」の扱いが、「おざなり」だ!母は、子が、おにぎりをしぶしぶながら持って行ったことに喜びを感じていた。子は、「持って行けば母親の気持ちには応えたことになる。あとは、食べようが、捨てようが勝手だもんね」。こういうのを、「おざなり」という。おにぎりのダジャレで、「おざなり」について書こうと思いついたんだろうって?まっ、その通りなんですがね。

 「おざなり」と似た言葉に「なおざり」があります。捨てられたおにぎりをテーマに、「なおざり」を説明しろって?
 「なおざり」はぁ・・・「持って行きなさい」「いらねえよ、こんなもの」母と子の押し問答が続いた。テーブルに載っているおにぎりに一瞥もくれずに子は出ていった。これ、なおざり。

 と、いうことは…なおざりな子であれば、おにぎりを捨てるような事はしなかったということだねって?そ、そういうことになりますかねえ・・・。

逃北? 逃南も台頭…

2016年03月29日 | Weblog
 白鵬が品もヘチマもかなぐり捨てて優勝。態度を批判されている白鵬を、ドルゴルスレン・ダグワドルジ(元朝青龍。以下ドルジ)がツイッターで励ました。ドルジはその返す刀で、舞の海さんを、「舞の海がまたいらん口出したらしいな!あいつ誰や?身体が虫見たい、口が…何に様?(この部分が解りにくいですよね。ドルジが書いた文そっくりに書いたんですがね。『口が…何に様?』のところが、特によく解りませんね)」と、口汚く罵しった。

 そのドルジに苦言を呈したのが、能町みね子さん。
 「なんでなの、なんでドルジは何を言っても許せるの!(別に舞の海さんが今日いらんこと言ったとは私は思わない)」と。
 いいねえ、能町さん。知り合いかって?知り合いじゃないけど、誕生日が同じ(3月17日)なんです。他人とは思えない。

 能町さんの著書といえば、「オカマだけどOLやってます。」「たのしいせいてんかんツアー」などから始まって、「逃北〜つかれたときは北へ逃げます」「雑誌の人格」「言葉尻とらえ隊」など、数十冊。タイトルに惹かれます。元男性で、現在は戸籍上も女性です。世の中に頭のいい人は数多おりますが、能町さんの場合、日本人の頭がいい人ランキングで、上位「0.1%」に入ると思います。適当なことを書くなって?著書を読むと、実感しますよ。

 「北帰行」「敗北」…罪を犯したり、仕事や人間関係に疲れたとき、逃げるのは「北」…何となくそう思っておりますが…。
 能町さんは、この、北に逃げたくなる衝動を「逃北」と名づけています。うまいなあ!「北海道、東北」を「逃北」とした。北陸はどうなのかって?ほ、北陸も逃北の仲間に入れます。能町さんの許可は頂いておりませんがね。もっとも、沖縄から逃げるのであれば、鹿児島だって逃北です。

 「外国でも、逃北なのか」って?…リチャード・キンブルの場合は、シカゴから逃亡者となっておりましたが…カナダへ逃げた時期はなかったようなぁ…逃北ではなかったようです。逃北は、日本御用達かな。なぬ?寺内樺風(かぶ)は、「逃南」だって?東中野から静岡県の伊東に逃げていたわけでぇ、はい、「逃南」ですね。
 最近の若者は、北も南も分かっちゃいないってことかねえ。
 この結びと、白鵬はどう関係があるのかって?白鵬は単なる枕で、能町さんの逃北がおもしろいので…。

早くも忘れられかけていますが…

2016年03月28日 | Weblog
 広島県府中町の中学校…2年前、2人の生徒が万引きした。生徒指導会議の資料に2人の名前が記載されたが、1人の名前が間違いだった。資料を作成した教員が、実際に万引をした生徒の名前を口頭で伝えた。会議出席者は、それぞれ手元の資料の万引き生徒名を書き直した。…なぜか本家本元の電子データは、誤ったまま放置されていた…。
 「杜撰だ!」…非は学校というか先生たちにある…いくら責めても自殺した子は還ってこない。このようなことを起こしてしまう「先生たち」…。

 「先生とは?」得意の広辞苑によると…
 1 先に生まれた人
 2 学徳のすぐれた人
 3 学校の教師
 学校の先生は…先生の三番目…一番目かなあと思っていたのに…。杜撰ではない先生のほうが多いと思いますが、一部でも杜撰であれば…三番目になってしまう。

 先に生まれたから「先生」、後から生まれたら、「後生(こうせい)」。意味は…
 1 あとから生まれてくる人。後世の人。
 2 あとから学ぶ人。後輩。後進。
 自殺してしまった生徒は、後生…。論語の、「後生畏る可し」は、後進の者は努力しだいでどれほどの力量を身につけるかわからないので、おそれなければならない。

 さてさて、府中町の中学校…自殺した生徒が「万引きをした」と誤って書かれた資料が、校内の生徒指導会議で間違いを指摘されたにもかかわらず、その後の会議でも修正されないまま計6回にわたり繰り返し提出されていたという。
 徹底的に後生を潰そうという作戦…意図的じゃないって?意図的じゃないとしますと、「無能集団」ってことですか?

 そうこうしているうちに…両親から虐待を受け、相模原市児童相談所に通所していた中学2年の男子生徒が自殺を図り、2月末に死亡していた。
 …私が、「189、大丈夫かぁ?」と・・・心配が現実になってしまいました。この件では、子どもが死亡してしまいましたが、死に至らないで何とか済んだ類似事件が何件あったことでしょうか!

 相模原市児童相談所の先生は…
 「親子の関係が改善してきていると判断し、保護を見送った」…結果論と言われるでしょうが、判断が間違っていたんですよね!家庭訪問もせずに判断した…判断じゃないでしょうそれって。
 「親子の状態は少なくとも良い方向に向かっていたと思われ、職権を使う急迫した状態にはなかったと考えている」…「思った」「考えた」ふざけるなって!「思った」「考えた」は、内心の話でしょ!内心は自由。裏返しは、無責任。

 先生は、後生を摘む人なのか?冗談じゃない!先生は、「学徳のすぐれた人で慧眼の持ち主」であっていただきたい。
 あと10日ほどで新学期、先生がた!後生を大切に!よろしくお願いします。

神宮の巫女教育ぅ…

2016年03月27日 | Weblog
 参詣に行った神宮で巫女さんに、「自民党はあまり好きじゃない」と、言われた自民党の大西英男衆院議員が、「巫女さんのくせに何だと思った」…。
 このことをニュースで耳にしたとき、「大西議員の感想はもっともだ!」と思いました。細かな経緯など知るよしもないんですがね。報道自体が、「大西が悪いぞぉ」が、基本姿勢でした。「巫女さん悪いぞなど言わせないぞ」という姿勢。早い話が、偏向報道。報道の自由ってやつかねえ。

 老人がドーナッツ屋で、ポン・デ・スノーショコラを買おうとしたら店員に、「老人はあまり好きじゃない」と、言われたとしましょう。「店員のくせになんだ!」と思うでしょう!思って当たり前でしょう!
 なぬぅ!巫女さんと店員を一緒にするなって?お言葉ですが、職業に貴賎などないでしょう!巫女が偉くて、ドーナッツ屋の店員が劣るとでも言うのかね?同じですよ、全く同じ。

 ドーナッツ屋の店員さんは、「老人は好きじゃない」とか「自民党はあまり好きじゃない」とか、言いますか?!言うはずがない。教育されていますから、顧客に不快な思いをさせるような言動はない。
 大西議員の件では、神に仕える身でありながら、顧客に政党の好みをぬけぬけと言い放った巫女は批判されてもしょうがない。それ以上に、従業員である巫女の教育をしていなかった経営(神宮)側に一番の責任があるわけですがね。
 えっ?「巫女さんは、自民党は好きと、本心とは違うことを言えば良かったのか」って?黙ってほほえみを浮かべているだけでいいでしょ!好きとか嫌いとか言う必要などありません。巫女という性格上、ネガティヴな言葉はNG。そのあたりをきちんと指導している神宮もあります。神職の方と話して、「心が安まるなあ」と、感じたこともあります。例えば、伊勢神宮。本家本元は違います。

 大西議員さん、「巫女のくせに…」までは、良かったがその後、馬脚を現してしまいましたね。アレは良くないです。品がない。どんな馬の脚を現したかって?
 「巫女さんを誘って札幌の夜で説得しようと思った」と、語ったのです。マスメディアが入っている場で、そんなことを言ってはいけません。下品が身についてしまっているのか?10万票近い票を集めて「国権の最高機関」の一員となった人。その人が、「札幌の夜に巫女さんを説得…」日本の恥だぁ。

 神宮に言いたい。「巫女の教育をしっかりやって下さい。巫女のくせになどと言われない巫女を育てて下さい」。
 議員さんに言いたい。「あなた方は、国権の最高機関の一員であるという自覚をもってください。下品もだめ。ウケをねらう必要もなし」会議中の読書、居眠り、スマホはNGですから…こんなこともお願いしなけりゃならないとは…。まだまだあるだろうって?多すぎて書き切れないから、松島みどり大先生の所業を少々…。

 えっ?「マスコミを懲らしめるには、広告料収入をなくすのが一番」と、言ってもいいかって?それって、「巫女のくせに」の大西議員の発言じゃないですか!浅はかな思い込みをマスメディアに発言するのもNGでしょう。

福士加代子がんばれ!

2016年03月26日 | Weblog
 太宰治、羽柴誠三秀吉、高見盛、吉幾三、福士加代子…青森県五所川原市出身の有名人…皆さん他人とは思えない。なぜかって?
 太宰治の生家を訪問し、隅々まで見せていただきましたから。「だったら、斜陽館を訪れた観光客は、みな他人とは思えないことになるだろう」って?まあ、そんなもんです。
 羽柴誠三秀吉のお住まいも(庭先までですが)訪問させていただいたことがあります(生前)。しかも、二度も!お住まいは、お城でした。
 高見盛は、大学の後輩。現役時代に一度会いました。。
 吉幾三とはどんなわけで他人とは思えないか?話せば長いので…簡単に言いますと、知人の兄の同級生。
 福士加代子さんは、高見盛さんの同窓生。「乳首が5cm」という巨大乳首の持ち主!(これ本人談。レースで、僅差の2位になったとき秒差を聞いて、「ああ、乳首一つ分の差ね!」と、言い放った(一部報道では乳首三つ分。白髪三千丈方式?)。マスコミが、秒差を距離に換算したら、5cmという数字が出た。そんなわけで、「乳首5cmの女」)

 前置きはいいから、さっさと本論へ行ってくれって?実はもう本論に入っておりまして…
 福士加代子さんが、リオデジャネイロ五輪のマラソン代表に選ばれて良かったです。これが言いたかった。名古屋ウィミンズに出て惨敗していたら、どうなったことか。名古屋に出なくてホント良かった。
福士さんは、トラック種目で出場した2004年アテネ五輪から4大会連続出場!これって、めちゃめちゃ凄いことですよ!いくら彼女が品がなくても、五所川原丸出しでも…凄いことには変わりない。しかも、マラソンでの五輪出場は初で、34歳での五輪出場は女子マラソンで日本勢の歴代最年長!巨大乳首以上の快挙。もっともっと騒がれてもいい人です。

 それにしましても、青森県五所川原市出身者、「濃い」ですねえ!濃くて、しかも皆似ている。「五所川原」という名前がそもそも濃い。濁音が2つも入る。北海道新幹線開業の恩恵など気にしないあたりも潔い。
 福士加代子さんのリオ五輪への意気込み…
 「リオデジャネイロオリンピック女子マラソンで、私は、金メダルが欲しいので、何があろうとあきらめずに覚悟を持って走ってきます!! 皆さん、応援よろしくお願いします!!」
 金メダルがほしいらしい。だけど、「応援よろしく」は、らしくない。

 「なっ、リオ決まったべ。オラ、五所川原の出身だぁ、忍耐は誰にも負げねえ。オラを応援してくれなんて言うわけねえべ!応援したけりゃしたらいいべさ!」…こうでなきゃ!
 金メダルなど求めないから、「豪快な笑顔」で走ってきていただきたい。

 暇なときでいいから、次のようなコメントがほしい…
 「リオデジャネイロの人は、オラに会ったら、オラ!オラ!と言うんだぁ!オラが、自分のことをオラと言うもんだから、リオの人もちゃんと分かっていて、オラと言うんだべか?」(注:福士加代子さんの「一人称=オラ」は、創作です。念のため)
 なお、ポルトガル語の「こんにちは」が、「オラ(ola)」です。

珍宝と天才

2016年03月25日 | Weblog
 「川の中州で、ソ連と中国が戦ったの知ってる?」
 「珍宝島だろ!」
 読書中の家内からの質問に、私が答えたのですがね。家内が読んでいたのは、1月に出版されたばかりの「天才(石原慎太郎 幻冬舎)」。

 珍宝島(ちんぽうとう)事件は、47年前のこと。満州に、アムール川という大河があります。中国名は黒竜江。私は子どもの頃、この川の名を父から何度も聞かされていました。父は、日本軍の上等兵で、チチハル、ハルピンへ行っていたのですが、この川の大きさには度肝を抜かれた様子でした。
 で、アムール川の支流であるウスリー川に中州がある。支流といっても川幅は500m。中州は、珍宝島(ダマンスキー島)という名前が付いています。この、珍宝島の領有権を巡って、ソ連と中国の大規模な軍事衝突が発生したのです。

 中国の国境防衛隊が、夜中に珍宝島を侵犯して占拠し国旗を立てました。ソ連軍はすぐさま追い払いました。その後、中国軍は、一個師団(1~3万人)を投入して島を奪還。
 さてさて、ソ連軍なんですがね。中国との国境線上空に12個の宇宙衛星を飛ばしておりまして、同一地点を1時間ごとに衛星で監視する態勢をとっていたのです。 深い霧があたりを覆ったある夜、膨大な数の戦車を動員して島を取り囲み、翌朝一斉射撃で中国兵を撃ち殺しました。そして、戦車を上陸させて生き残っていた兵隊たちを死体も含めて戦車でローラーをかけて轢き殺してしまいました。

 これが珍宝島事件のあらまし。家内は高校生だったので記憶にないということでした。私は、「夜中に占拠」は、中国らしいなあと思っていましたし、「生存者も死体も一緒くたにして轢き殺す」は、ソ連らしいなあと感心したものでした。感心する所じゃないですがね。

 珍宝島事件で、中国は、「衛星で監視しているソ連には勝てない」と悟った。で、どうしたかといいますと、米国に頼ることにしたわけです。

 さてさて、珍宝島事件と、石原慎太郎の「天才」の関係なんですがね。「天才」は、田中角栄のこと。田中角栄は、1972年(昭和47年)に中華人民共和国を訪問。北京で周恩来首相や毛沢東共産党主席と会談。日中国交正常化を実現させました。
 珍島事件が、1969年なんですよ…。ほぼ同時期に、中国が米国と仲良くなり始め、日本が中国と仲良くなる。その後の田中角栄の動きが目障りだったのが米国。米国は、田中角栄を総理の座から引きずり下ろすために、「ロッキード事件」を仕掛けた。
 と、まあそんなわけで、「天才」と「珍宝島事件」が関連するわけです。

ヒトはアリじゃない…

2016年03月24日 | Weblog
 「また、担任を持たせられない教員が転入して来るんです」
 とある小学校の教職員のぼやきです。この小学校の現状を知っているだけに、私としましても、「またぁ!?(また増えるのぉ!いないほうがいい先生がぁ!←これは、決して言いませんから)」と、気の毒になりましたよ。
 すぐさま脳裏をよぎったのが、「2-6-2の法則」。組織論では、この「2-6-2の法則」がよく引き合いに出されます。職場で優秀なのは2割の人で、6割は普通、残りの2割は落ちこぼれという…。

 当然ながら、落ちこぼれの2割を早く異動させて、優秀な人材を獲得しようとするわけです。お互いがそうしようとするから、どこかが落ちこぼれを押しつけられてしまいます。毎年落ちこぼれを拾わされると…「2-6-2」が、「0-0-10」に…とはならないようで、落ちこぼれの皆さんが新たな「2-6-2」を形成する。つまり、「落ちこぼれ2-6-2」では優秀な2割も、ほかの職場へ行くと落ちこぼれに戻ることもあるのかな。

 ともあれ、学校という職場での「教職員2-6-2」は、子どもたちの人生に大きな影響を与える大きな問題です。

 で、北海道大学大学院農学研究院の長谷川英祐准教授のチーム…アリの集団行動に関するユニークな研究で知られているのだそうで…。興味深い研究結果が報告されまして…働きアリにも2割ほど怠け者がいる…。こ、これって、「2-6-2の法則」?
 長谷川准教授・・・2割ほどの怠け者、彼らは本当は怠けているのではなく、勤勉なアリが疲れて休むと、代わって働きだす。集団の長期的存続には「働かぬアリ」も不可欠。なるほど、アリの世界はそうなっていたか!
 落ちこぼれの教員は、アリの世界のように、「優秀な教員が病気などで働けなくなったときに代役を務めることができるのか?」。これはぁ、ないっ!

 人間の世界、アリの世界とは違うってことかねえ。

黒い未亡人

2016年03月23日 | Weblog
「黒い未亡人出所」というニュースが!黒い未亡人という愛称が付けられている女性が刑期を終えて出所したので、警察は注意をするよう住民に呼びかけている。カナダという国らしいニュースです。これが日本なら、「刑期を終えた人の人権うんぬん」で、住民には知らせないでしょう。本当に人権に配慮しようとするなら、知らせた方がいいです。元受刑者は、身分を隠す必要がないから解放されるし、住民にとっても、再犯の可能性が高いわけですから、「知っている方が、用心できる」。

 黒い未亡人がどんな罪を犯してきたかって…犯罪の一部…
 ○ 元夫に薬を飲ませた後、車でひいた。(念入りだぁ!禁錮6年)
○ 米国で結婚。男性は、心臓発作で死亡。男性の銀行口座からは金が引き出されていた。(やったな)
 ○ それから間もなくインターネットで73歳の男性と知り合い、その日のうちに男性は頭部などのけがで入院。同じような事態が2か月で7回も発生したんだと。男性からほとんど知られていない薬物が検出された。この男性の銀行口座も、残高はゼロになっていた。
 ○ また結婚して…結婚からわずか2週間後、夫(75歳)を毒殺しようとした容疑で逮捕された。
 で、この度出所したもんだから、警察が住民に注意を呼びかけているというわけ。

 「黒い未亡人、カナダ、米国の話でしょ。日本までは来ないでしょうから心配ない」。いえいえ、高見の見物というわけにはいきません。ここ最近、日本でも…

 夫の酒にメタノールを混ぜた妻が殺人未遂の疑いで逮捕されました(西宮市)。夫は意識不明の重体になりました…その後どうなりましたか?

 栃木県で、別居中の夫を殺害しようとしたとした女が、焼酎のパックの中に毒物を混入させた。夫は、「胃腸炎だと思いこむことにした」と…。

 黒い未亡人の影響を受けた女が日本でも増えている…。日本の「夫」は、酒や焼酎の管理は、自分でしなければなりません。私も、酒類の管理はしっかりやっております。
 なお、本物の黒い未亡人の再犯(再再再・・・犯?)は、まだありますよ。だって、弱冠80歳ですから!

生命への尊敬

2016年03月22日 | Weblog
 私は日本人なので、「捕鯨」については、静かーに賛成なのですがね。どうして、静かーにかといいますと、「捕鯨反対国」を刺激したくないから。グリーンピースとシーシェパードは、直接行動ですから…大声で捕鯨賛成を唱えて彼らに放水でもされたら濡れてしまいますからね。えっ?そういう心配はしなくてもいいって?そうかなあ?
 グリーンピースとシーシェパードは、不仲なんですよ。主義主張で違う部分があるから。しかし、反捕鯨では一致。捕鯨賛成国にとっては難敵。ところが、不仲であることと、直接行動が過激であるところから、捕鯨反対国からも厄介者扱い。

 ともあれ、「クジラ」は…日本国としては、「鯨文化」があるわけで、捕鯨国の立場を堅持しなければなりません。ただ、民間人は「クジラ」に関しては、軽率な行動をしてはいけません…ところが、軽率な行為があったんですよねぇ…。

 海岸に打ち上げられたクジラの死骸の上に乗っかって自慢げにポーズをとった人がいたのです。これだけでも、私のような小心者は、「死骸の上に乗るのは死んだものへの冒涜。生命への尊敬の念に欠ける」と、心穏やかにはなれないのですがね。その様子を写真に撮った人がおりまして、その写真を、「オホーツクの四季写真コンテスト」に応募した。
 大顰蹙かと思いきや、な、な、なんと!最優秀賞の北海道知事賞を受賞!嘘だろうって?本当の話ですよ!

 北海道の知事は何を考えているのか?ただ、知事はあまり関係がないようで、おそらく、「知事賞」という名前だけを使わせている。
 審査で驚いたのは、「(コンテストの審査は)北海道写真協会の会員1人が、入賞作品を選考した」と、コンテストの主催者である北海道立オホーツク流氷科学センターが発表していること。審査員が1人とは…。
 で、その審査員の選評には呆れる。
 「クジラに乗ってヤッタぜ!といった得意のポーズの青年!めったに見られない作品作りに成功された」…だと!
写真を撮った人は、「浜の光景をそのまま撮影した。命を軽んじたつもりはない」というコメント。死骸の上でポーズをとるのが、「光景」だという。その言葉だけで、命を軽んじている。そのことが分からない。

 クジラの死骸に乗った人、それを「光景」だと言い放って写真に撮った人、その写真を北海道知事賞にしたコンテストの審査員、コンテストの主催者であるオホーツク流氷科学センター(自然や環境を研究する機関でありながら配慮や認識を大きく欠いていた)・・・みーんな、愚かだぁ!
 なぬ?「牛の死骸に乗った場合は問題にされないのか」って?そーゆーう質問は無視したいですねえ。生命への尊敬は、犬でも、猫でも同じです。

 グリーンピースとシーシェパードは、オホーツク流氷科学センターを攻撃するだろうかって?流氷も去ったことだし、直接行動を取るぅ…北海道の紋別市まで来るかなあ?