アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

男がよりよく生きるために…

2024年07月22日 | Weblog
 タイ滞在中は、朝、ジャンボ氏の出勤に合わせてマンションを出ました。タイを歩くのが、「勤務」のようでした。夕刻、マンションへ戻る途中、自分への御褒美(自分の何に対する御褒美?)として、マッサージ屋さんに寄るようにしておりました。
 その日は、初めての店でした。店内には、3人の女性と、一人の男がおりました。いきなり・・・
「こっちへ来なさい。ズボンを脱ぎなさい!」
 これには、動揺しました。個室へ案内され、ズボンを脱げと!
「え~!まじめなマッサージ屋ではなかったの?」
 ダッシュで逃げ出そうかとも考えました。しかし、日本人の立派なオヤジに「ズボン」を脱がせるにあたり、従業員はヘラヘラ笑っており緊張感がない。私は、無言で立ちすくんでおりました。

 実は、私が、長ズボンを履いていたので、「マッサージのオイルがズボンに付くので、(店備え付けの)半ズボンに取り替えろ」ということでした。「ホッ…」安心しました。

 なんやかやと、話しているうちに衝撃の事実が!女性とみえた3人のうち、「ごっつい女だなあ!」と思っていた1人はニューハーフだった。さらに、男と見えた1人は最近手術した、ほやほやのニューハーフだった。と、いうことは…このマッサージ屋、従業員の50%がニューハーフ!!
 ほやほや嬢は、「まだ痛い」と。性転換は、かなり痛いらしい。ほやほや嬢は、憂鬱そうでしたが、ほかは皆、底抜けに明るく、1時間ほどのマッサージの最中、笑い声が絶えませんでした。料金は、200バーツ。担当してくれたメタボリックのおばちゃん(おじちゃん?)に、20バーツのチップをあげました。1バーツ =4.38円ですから、料金、チップ併せて960円でマッサージができる!タイ、コスパが素晴らしい。。

 ではなぜニューハーフにならなければならないのか?いろいろな説があるようですが、私が地元に密着して導いた「何故、ニューハーフになるか?」は、次の通りです。
 タイのパンフレットを見たことがあると思います。写っているのは女ばかりですよ。デパートもブティックも店員は→女。屋台→女、水上マーケット→女、ゴルフのキャディ→女、マッサージ屋→女、つまり、女・女・女・・・です。夜の繁華街…飲食店も、風俗店も、女・女・女・・・です。今、極論を展開しようとしていますが、正鵠を得ていると思いますよ。
 喰っていく(生きる)ためには、圧倒的に女であることが有利なのです。
「まさか!」と、思われるとは思いますが、「男が生まれたら間引きする」という恐ろしいことさえ風評となっています。
 男が、よりよく(?)生きるために、ニューハーフになる。「性同一性障害」とは根本的に違うのです。性同一性障害は精神医学の用語であるのに対し、ニューハーフは職業上の類型的概念です・・・。何とも切ない話です。


ニューハーフはレポート提出

2024年07月21日 | Weblog
 「タイには、性別が3つある。男性・女性・ニューハーフだ」。滞在中、このフレーズを何度耳にしたことか。
 ニューハーフの割合は?と、問うと、「う~ん。結構多いよ」と、いかにも頼りない。具体的な割合など、タイ政府でもおさえていないでしょう。
 ニューハーフは、「和製英語」だと思い込んでおりましたがそうとも言い切れないみたい。日本では、「出生時に割り当てられた性別が男性であり、女装して女性のような振る舞いをする人を指す」らしい。ところが、タイのニューハーフは、「出生時に割り当てられた性別が男性であり、性転換手術をして女性のようになった人を指す」。

 タイを語るには、この、「ニューハーフ」は、避けて通れない。
 タイの法律では、戸籍の性別は変えることが出来ません。そのため、ニューハーフであっても戸籍上の性別が「男」である限り、徴兵検査や兵役の抽選に参加しなければなりません。検査に合格したとか、抽選で当選(?)したとして、「ニューハーフに兵役が勤まるのか?」
 防衛省徴兵局では、「強く勇敢な兵士になれそうもなく、軍の風紀を乱す恐れがある」という理由から、ニューハーフを、「精神障害者」という扱いにして不合格としてきたという。その割合1%。 
「精神障害はないべ!」との抗議があり、「う~ん!精神障害はやめて、第三の性別名を考えるわ!」となっているという。「第三の性別名」が決まるまでの間は、徴兵検査を受けるニューハーフは、「30日以内に完治しない病気に罹っている」として不合格にすることにしているそう。
 さらに、「第三の性別名を適用されるためには、三年間連続で彼らが真剣に女性として生きようとしていることを証明するレポートを軍に提出しなければならない」・・・やれやれ、兵役前にニューハーフになると、レポート提出とは。

 タイは、マッサージでも有名。10~20m間隔でマッサージ屋さんが並んでいる繁華街もあります。注意しなければならないのは、「足、腰、肩などのマッサージ屋さん」と「そうじゃないマッサージ屋さん」があるということ。どちらも、店の前に4~5人の女性のような人たちがたむろしており、通る人々に、「マッサージいかがぁ!」と声をかけてきます。真面目なマッサージ屋さんなのか、そうじゃないマッサージ屋さんなのかは、外から見ても分かりません。


猫が看護する?本当らしい…!

2024年07月20日 | Weblog
  猫に係わる諺も多いですが、「猫の身体関係の成句」も多いです。どれも人の暮らしと密接に結びついている。

●「猫舌」・・・猫舌の人って、舌が薄っぺらいとか、味蕾の知覚過敏とかだろうと思っていたら違いました。専門医によりますと、「ズバリ、食べ方に問題がある」のだそうです。
 口腔内で一番敏感な部分は、舌の先端。誰でも、舌の先にいきなり熱いものが触れると、「あちっあぢっ!」となる。
 猫舌ではない人は、それまでの経験から、無意識のうちに食べ物が舌の先に触れないように食べているんだと。
 一般的に、熱いものを口に入れる時は、無意識に上の歯と、下の歯で挟み、舌に落とさないように、舌を引っ込めたり、息を吹きかけたりして、舌を守っている。そうだったのかぁ。
「猫舌」の人は、この行程をスムーズにすることができず、直接、舌の先に熱いものを触れさせてしまっている。なるほど。
●「猫背」・・・私も猫背。「猫背矯正ベルト」の購入を検討したことがありますが、「どうせ三日坊主」と判断し購入を回避。なぬ?「猫背 椿(ねこぜ つばき)」には触れないのかって?「猫背 椿」はぁ、女優さんなんだけどぉ、知ってる人がおらんやろ。
●「猫の手も借りたい」・・・これ、意味が深い。人の暮らしと猫が密接だったということ。しかし、猫が「稲刈り」の手伝いをしているところを見たことがありませんがね。
●「猫ばば」・・・拾ったものを、警察に届けずに自分のものにしてしまう。「ばば」は、「婆」ではなく、糞のこと。元々は「猫がばばを踏む」だったという(猫は排便後に後足で砂をかけて糞を隠す)。このことから、悪いことをしても素知らぬ顔をしていることの例え。
 学校の砂場に、網がかけられているのを見たことありませんか?アレは、「猫よけ」。猫が砂場で「ばば」をして砂をかけておく。そうとも知らぬ児童が、砂場で遊ぶ…。
●「借りてきた猫」・・・現代、猫を借りる人はおらんやろ。「猫を被る」ってのもあるなあ。「猫だまし」は、舞の海が何度かやってました。
●「猫かわいがり」・・・まあ、好きにしてください。
●「猫は三年飼っても三日で恩を忘れる」・・・薄情者!じゃなくて、薄情猫っ!
●「猫を殺せば七代祟る」・・・この諺があるので、私は猫を飼うのを躊躇しています。子孫が七代も祟られるんじゃ申し訳ないので。

 人間に近い存在だから、「猫又」「化け猫」の民話が次々と作られるのでしょうね。だけどさあ、護ってくれれば良いのに、祟っちゃいけませんよね。
 なぬ?ポーランドには、傷ついた動物たちに寄り添い、グルーミング(手でタッチングし、目を見つめ、体を舐めてあげる行動)をする、「看護師猫」がいるって?
 ミヤァオ!失礼いたしました。看護してくれる猫がいるんだぁ!手と目と猫舌で!猫、なかなかやるもんですねえ


地球人の技術ではできないことばかり

2024年07月19日 | Weblog
 ペルーのリマにある天野博物館の品々は、驚かせられるモノばかりでした…。
 ラジオの番組で、宇宙の研究をされている科学者に、子どもたちが質問しました。
「宇宙人はいますか。地球に来ていますか?」
「宇宙人は、います。ですが、宇宙人が地球へ来たことはないと考えられています」

 だけどさあ、天野博物館で、「脳の手術をするときに、頭蓋骨に穴を開けた器具」も展示されていたのです。それが、お粗末なもので、石器とか銅器とか。老人性難聴の私の耳には「脳の手術」と、聞こえたのですが…MRIとかX線とかは…ない。闇雲に頭蓋骨に穴を開けるはずがない。摘出すべき患部をどうやって知ったのか?科学が進んだ星から来た人(生物)に教えてもらっていた?こう考えると、話しがはやいが。

 実は、「脳の手術のため」に、頭蓋骨に穴をあけたのではなかったよう。戦いなどで、頭蓋骨を骨折した人の治療で、折れた頭蓋骨の欠片を取り出したという。穴の開いた頭蓋骨は800以上見つかっていますから、脳の病気の人が、そんなに沢山いたのか?と、不思議でした。頭蓋骨の穴については、宇宙からの生物の出番は、なかったようです。
 なお、世界の多くの地域では、弓矢、剣、やりなどが武器でした。それに対し、ペルーでは戦いに「投石器やこん棒」などが使われていました。そのせいで、頭部の骨折が起こりやすかったようです。ヘルメットなど、ありませんでしたからねえ。

 スポンディルスという直径1mmの青い貝のビーズがありました。そのビーズには、わずか0.3mmの穴が開いていました。このことだけでもびっくりです。現代の技術をもってしても、ビーズに0.3mmの穴を開けるのは難しい。
 さらに驚かされたのは、この0.3mmの穴に6本の極細糸が通っているということ。拡大鏡で見せてくれました。そんな細い糸をどうやって紡いだのでしょうか?現代の技術でも紡げないという。やっぱり、地球外から来ておられた科学が進んだ星の人たちに習った…?頭蓋骨の穴とは違う次元の事実です。

 同じリマ市内にある「黄金博物館」には、直径が3ミリほどのトルコ石に、0.19ミリの穴を開けて作ったネックレスが展示されていました。どうやって開けたの?その穴…!

 サルカニ合戦の器の近くに、「鵜飼い」の様子を描いた器がありました。(天野博物館館内では、一切の写真撮影が禁止されているので、写真を見ていただけないのが残念です。と、一応書きましたが、そもそも私にはブログに写真を貼る技術がない。撮影禁止は残念でしたけどね)日本の鵜飼いの様子と、全く違わない絵でした。

 だけどさあ、「鵜飼い」って、日本のものでしょう!?それが、インカにあった!こんな不思議なことが実際にあるのです。日本との違いとしては、「川の鵜飼い」では、なく「海の鵜飼い」。地球外から来られた皆さんは、鵜飼いの指導はしなかったでしょうから、グレートジャーニーがもたらした文化なのか?
 鵜飼いは…鵜に魚を獲らせておいて、それを人間様が横取りする漁法…。インカの人たちがそのような搾取まがいのことをしただろうか…。悪口ではありません。人間臭いところが、なぜか安心ということです。
 ここで、ダジャレを一つ。「コラァ!インカの人っ!鵜から魚を横取りしてインカ!」。えっ?分かりにくい?「横取りしていいのか?横取りしてインカ?」ってことなんですけど…。


サルは、カニに「ルクマ」を投げつけた

2024年07月18日 | Weblog
    日本以外で、「サルカニ合戦」の絵がついた器が陳列されている博物館があるのはどこでしょう?ペルーです。リマにある、天野博物館に、チャンカイ文明の遺品が陳列されているのですが、その中に、「サルカニ合戦」の絵がついた器があります。
「サルカニ合戦」がペルーに?何が何だか解らず、学芸員と思われる長身の女性に質問。
「何故、サルカニ合戦がここに?」
「サルカニ合戦は、チャンカイ文明にあったものです。(日本の民話と思い込んでいたYOUは勉強不足←これは、声に出しては言ってませんでしたが、言下で言っていました)」
 これは大変なことですよ。サルカニ合戦が、ペルーの民話だったとは!えっ?赤ちゃん以外は、誰でも知ってることだって?マジッスカ?私が無知だったということかぁ?

 この天野博物館は、1964年に天野芳太郎氏により建造されました。チャンカイ文明は、「古代インカ、プレインカ」といった方が通りがいいかも。この、リマの高級住宅地にある天野博物館は、入場料無料。しかし、行けば入れてくれるわけではなく、「完全予約制」。
 予約した時間に行くと、天野芳太郎さんの親族(多分、曾孫?)と思われる長身の女性が、アンデス古代文明の歴史や展示物について、懇切丁寧な説明をして下さいました。

 日本から来た先客の若者が3人おりました。「3人組」かと思ったら、天野博物館で初めて会ったという。このあとどうするのかと問うと…
「私はエクアドルへ行ってから(日本へ)帰ります」(女性の一人旅)
「僕は、あと1週間ペルーを歩いてから帰ります」(男性の一人旅)
「僕は、何も決めていません」(男性の一人旅)
 日本の若者に、こうして外国を自分の足で歩いている人がいることが嬉しかったです。
 今の日本では、「SNSで強盗に応募して、老人を殴って死なせ、お金を奪う(狛江市))」若者にはこのようなイメージを抱いてしまいます。まるで、カニに柿を投げつけて死なせてしまうサルのような。

 それにしてもサルカニ合戦、中国、韓国、フィリピン、インドネシア、モンゴル、にも同類の民話があります。アイヌの民話にもあります。ブレーメンの音楽隊もよく似たお話しです。これらの国々、「サルカニ合戦の発祥は我が国」と思い込んでいるかと思います(これが、私の思い込み?)。どこが発祥でも、なんら問題ありませんがね。(かく言う私は、日本だけの民話ではなかったと知り、立ち直れないほどショックでしたがね)

 あと、興味深いのは、カニが「おにぎり」を持っていたということ。チャンカイ文明は、「古代インカ、プレインカ(10~14世紀)」ですよ。その頃、ペルーでは稲作を行い、おにぎりを食べていた?このあたり、知りたいもの。
 なぬ?「ペルーに『柿』があったのか?」って?ありました。勿論、今もあります。「ルクマ」です。主にペルー、ブラジル、ベネズエラで食されています。外観は緑(サルは、カニに緑の柿を投げつけたんでしたよね)、少し皮が破れてきた時が食べ頃。中は、きれいなオレンジ色。アイスクリームやプリンなど、デザートに使われます。


係り結びの歌 仰いでも尊くない人にも…

2024年07月17日 | Weblog
「イイコタコ」教員も、恐喝教員も、懲戒免職になっていなければ、「卒業式」に出席するでしょう。
 卒業式では、児童生徒は教職員への感謝をこめて「歌」を歌います。
 どんな感謝?
「イイコタコ」をしてくださって、ありがとう?
「私が送ったわいせつ画像を見てくれてありがとう」
「修学旅行のときディズニーランドで下半身を女性客に押し付けてくださってありがとう(この件の当該教員は懲戒免職になっています。卒業式は、保護者席で観ているのしょうか?)」
「SNSで知り合った人を、恐喝してくれてありがとう」

 印象深い卒業式の「歌」といえば・・・
 贈る言葉(海援隊)…流行りましたねえ!今では世間から忘れられていますがね。清水国明さん、東京都知事選挙に立候補されました。なぬ、清水国明は「海援隊」じゃなくて、「あのねのね」だって?そうでしたかぁ。似てませんか?似てないね。
 空も飛べるはず (スピッツ)…犬は空を飛ばんやろ!
 春よ、来い( 松任谷由実)…「♪春よ 遠き春よ 瞼閉じればそこに~」いいねえ!荒井由実の時代から知ってますよ。
 手紙 〜拝啓 十五の君へ〜(アンジェラ・アキ)…一時、日本中の中学校が、「♪拝啓~この手紙~」って印象でした。
 桜 (コブクロ)…コブクロは、小渕健太郎の「コブ」と、黒田俊介の「クロ」からのネーミングとのことですが、私には、「豚のこぶくろ(子宮)」のイメージが強い。花より焼き肉。

今どきの卒業ソング
 足跡(Little Glee Monster.)、正解(RADWIPS.)、本音(sumika.)、ハルカ(YOASOBI.)、スタンド・バイ・ミー(Saucy Dog.)ラストソング(Official髭男dism.) 
 う~ん!知っている曲ないなあ。歌っているグループ(個人)もぉ~、全て「知りません}。それにしても歌手名は、英語なのか、ローマ字なのか。日本人の歌手はいないのか?「Little Glee Monster.」小さな緑の怪物?なぬ?「green(緑)じゃなくて、glee(歓喜する)だよ」って? あまり変わらないんじゃないの?

 私の小・中学校生時代の卒業式の「歌」は、「蛍の光」と「仰げば尊し」でした。「蛍の光」は、本物の「蛍」を見たことがなかったので、「本当に蛍の光が照明の代わりになるのかなあ?」と、ずっと疑問でした。
 実は、一昨日、高尾山の山間にある「うかい鳥山」という料亭へ行ってきました。6月1日から、7月31日まで、蛍を放流して見せて(蛍は飛ぶので「観せて」と、すべきでしょうか)くれます。
 なぬ?「無料か」って?あ、あのね、蛍を仕入れてきて、毎日放流するんですよ!無料なわけないでしょう。
「特別コース ¥15,000(税込・サービス料別)」飲み物はもちろん別料金です。「お子様膳は¥3,900」でした。  午後8時、全ての照明を消して、蛍の放流。それで、幸いにも、蛍を捕まえる幸運に見舞われました!ですが…蛍の光は照明にはならないなあと思いましたよ。

「仰げば尊し」は、意味も解らずに歌ってました。
「♪…今こそ別れめぇ いざさらぁばぁ…」懐かしいです。  60年間忘れていた、「係り結びの法則」を思い出しました。 なぬ?「どんな法則だったっけ?」って?暗記したでしょ!「ぞ、なむ、や、か、こそ、は、も」ですよ。
 文中に(係助詞の)「ぞ」「なむ」「や」「か」「こそ」などが入ると、終止形ではなく連体形や已然形で終わるというアレ。
「今別れむ」→「こそ」を入れると→「今こそ別れめ」…已然形になる。(「む」の活用は、「×・×・む・む・め・×」)

 昔の小学生は、「難しい歌詞の歌」を歌っていたんだなあ!


いい子 蛸?

2024年07月16日 | Weblog
「イイダコ(飯蛸)」じゃなくて、「イイコタコ」をご存じでしょうか。「赤ちゃん以外は、誰でも知ってる」って?失礼いたしました。
 教職員の五大不祥事が、「イイコタコ」。
1 イ⇒飲酒運転(家に籠もって飲んでろよなあ!)
2 イ⇒淫行(そういう癖がある教員は採用しない方がいいけど、採用時に、「あなたは淫行癖がありますか?」と尋ねても、全員が、「ありません」と答えるでしょうね。)なお、わいせつ教員は激増しているのだそう。「増加」でもよくないのに、「激増」ってどういうこと?激しく増えている?
3 コ⇒個人情報漏洩(USBを置き忘れた?何のために持ち歩いていたの?)
4 タ⇒体罰(今時、「試合で負けた後、オレが辞めるか、全員丸刈りか」と言った高校野球の監督も。今は令和6年ですよ!昭和じゃないんだから。翌日、ほぼ全員の部員が丸刈りで登校。)
5 コ⇒公金横領(100円でも、横領は横領。金額の多寡は関係ない…とはいえ、1,600万円も横領していたケースも。学校って、そんなにお金があるの?)
「イイコタコ」には、入っていませんが、SNS利用(?)の教職員の犯罪も激増中。SNSを通じて、女子生徒にわいせつな動画を送らせたりするのは序の口。マッチングアプリで知り合った人から現金などを脅し取ったりも。これって、恐喝でしょ!
 その昔は、教職員は、「聖職」と言われていたのですがね。今は、「性職」。

 教職が大好きで、一生懸命取り組んでいる教員も少なくないはず。そういう教員を増やしたいのですが、「教員のなり手」が減っている。
「イイコタコ」に象徴されるように、イメージが悪い。「長時間労働」「教員間のいじめ」「モンスターペアレント」・・・こりゃ、ブラックな職場だわ!

「なり手」が減っているのに、1校あたりに必要な教員数が増加している。教員不足に拍車がかかる道理です。
★ 育休取得が浸透してきました。非正規教員への依存が高くなっています。非正規教員は、2007年には10%未満。2020年は17%にまで増加しています。
★ 特別支援学級は8~13人に対し、1名の教員が必要。 特別支援学級に通う児童・生徒は、2010年には約14.5万人。2020年は、約30万人。2倍です。

 教員を増やしたい。しかし、なり手不足。敷居を低くすれば、イイコタコの総決起集会!追い打ちは、地方公務員の定員減。
民間企業への人材流出も深刻。民間の場合、大学4年生の4月に、早々と内定をもらえる学生もおります。一方、教員採用試験の合格発表は10月頃です。教員志望でも、 同級生たちの進路が決まっていくなかで就職を焦り、進路変更を考える学生もいるでしょう。

 教員を増やす策は、「給与を2倍にする」。とりあえずこれしかないかと思います。2倍なら、人は集まります。
 なぬ?「給特法により教職員調整額4%を支給している。2倍は無理だっぺ!」って?じゃあ、せめて1.5倍でどうでしょうか?

「イイコタコ」問題が、教員不足の問題にすり替わっていますね。話しの流れに任せたら、こうなっていました。


「PK戦には反対」なのですがぁ…

2024年07月15日 | Weblog
 オシムさんを覚えていますか?サッカーの元全日本監督だった方。ユーゴスラビア(現・ボスニア・ヘルツェゴビナ)のサラエヴォ出身のサッカー選手でした。指導者になり、旧ユーゴスラビア代表の最後の監督に。日本でもジェフユナイテッド市原・千葉の監督、日本代表の監督を歴任されました。
 日本語で出版されている著書は、20冊以上(単著、共著、関連本を含む)あります。その、オシムさんのエピソードですが・・・

 PK戦となる試合では、PK戦に入る前に控え室へもどってしまう監督でした。その理由は、「病気じゃなくても、PK戦は心臓に悪いから。私は日本では死にたくない。死ぬならサラエボで死にたい。見ていて心臓発作を起こすわけにはいかないからね」。

 オシムさんでさえ、そうだったのです。私も、PK戦を観ると心臓が、口から出てきそうになります。ショック死覚悟です。観戦者も、ピッチ上の選手も心臓に悪いと思います。で、私は、30年前から「PK戦反対!」です。廃止していただきたいと願い続けています。

 PK戦の場合、「ゴールを決められなかった選手が、ゲームの敗因」とされてしまいます。決められなかった選手は、一様にがっくり。敗戦が決定すると、二度と立ち上がれないほど泣き崩れます。サッカーは、団体競技です。ところが、PK戦となるとその部分だけ突如個人競技の様相を呈します。(本当は、PK戦も団体競技ですが、そうは受け取られないのです)PKを外すと戦犯ですよ!
 Jリーグとか、まあ、大学生以上ならPK戦があっても良いでしょう。なぜなら、PKを失敗しても、失敗した個人のせいではなく、チーム全体としての失敗であることをお互い理解できると考えられるから。実際はそうではない選手がたくさんいるとは思いますがね。
 私が特にPK戦を廃止したほうが良いと考えるのは、高校生以下についてです。高校生以下は、理屈は分かっても、「自分のせいで負けた」となり、チームメートも、「あいつが外したから負けた」となってしまいます。
 高校生以下の子どもたちにそのような思いをさせたくないです。プロでないかぎり、スポーツは楽しいものであってほしい。「苦痛があるから、楽しみが大きい」という人もおられるでしょうが、青年期前期に、この種の苦痛を与えることが、将来良い方向へ作用するとは思えません。
 なぬ?「PK廃止は、分かった。ではゲームはどうするんだ」って?
 例えば・・・
 第1案 引き分け再試合とする。
 第2案 コイントスで勝敗を決める。
 第3案 そのゲームに出ている11人によるじゃんけん。これは、また戦犯を作ってしますね。却下しておきますか。
 なぬ?「たいした案じゃない。やはり、PK戦がいい」って?
 そ、そうですかぁ・・・。


猫に小判 私にスマホ

2024年07月14日 | Weblog
 実姉は、80歳にして、「減益…じゃなくて現役のOL(会社が減益。姉は現役)」。地下鉄東西線で通勤しています。
 姉は、一時、猫を三匹飼っていた猫好き。今は、「ロボットの猫」を一台所有しているだけ。「ドラえもん」ではないんですけどね。「招き猫」の置物、全部もらい物だというのですが、一体いくつあることか!
 今、我が家の同居人が、猫を飼っています。ロシアン・ブルーという種類の、灰色の猫です。

 猫は、日本人の暮らしに深く関わってきました。ですから、猫にまつわる諺がじつに多い。

 私の人生と共に歩んできた猫関連の諺は…
「窮鼠(きゅうそ)猫を噛む」・・・この教えに従い、人様を追い詰める事はしませんでした。噛まれちゃたまらないので。「戒め」として、大変良い諺だと思います。

「猫に鈴をつける」・・・若い頃は、「鈴をつける役目」をさせられたなあ…。損な役回りが多かった。

 「猫まんま(ごはん)」 「猫の食い残し(食べ散らかすこと)」「猫も食べない」「猫またぎ(猫でさえも食べない。またいで、行ってしまう)」・・・食事関係、多いですねぇ。

「猫も杓子(しゃくし)も」・・・私の人生、杓子だったことが多かったなあ…。杓子のほうが格下なのかって?杓子は、ご飯を盛る「へら」のことですから、猫には敵いません。

「猫に小判」・・・私にスマホを与えるような意味ですね。面倒なので、操作を学ぼうとしない。無用の長物のような…。

「猫にまたたび」「猫に鰹節」・・・この諺、大好きです。「私にお酒」ですね。またたびも、鰹節も好きですがね。

「泥棒猫」・・・これは、シリアスというか、ドラスティックというか…干しておいた魚を猫が盗むという意味じゃないんだよね。男を奪った女に浴びせる言葉。おっと、これは私の人生にはなんの関係もない諺。

「猫いらず(殺鼠剤)」「鳴く猫は鼠を取らぬ」「鼠取る猫は爪を隠す」・・・そうなんです。本来、猫というものは、鼠駆除の存在だったはず。
 それが、今の猫は鼠から逃げ回る。人に媚びる。困ったもんです。おっと、ブロガーには猫好きが多いので、猫の悪口を書いてはいけませんね。


「逆さ吊りヨガ」拷問のようなぁ

2024年07月13日 | Weblog
 「笑いヨガ」に誘われ、行ったことがありました。「笑うことにより健康になる」のだそうで…まあ、誘われたら、「No」とは言えないので。
 まず、自分で、「ヨガネーム」をつけて自己紹介。私は、「抜け毛、薄毛、ハゲ」というヨガネームに。自虐的なので本意ではありませんでしたが、あの場は、バカにならなければ「いたたまれない」と思いましてね。チョッピリ「ウケ」けました。

「心と身体をリラックスさせ、健康的で充実した生活を送るためのツールとして、現在も新しいジャンルのヨガが次々と生まれています」とのこと。
 …それで、笑いヨガが生まれたのか!合点がいきました。そうしてこの度、フロリダ在住(当時)の友人から次のようなニュースが…。

 ひょんな事から「逆さ吊り」のヨガを体験する事になりました。(友人のヨガスタジオで、極端に背の低い私のために長めのロープを特別に用意してくれたので、気の弱い私は断りきれず・・・しぶしぶ・・・)なんと逆さになったその日から長年悩まされていた慢性偏頭痛、だるさ、昼間の眠気など全てが解決し、晴れて薬いらずとなり別世界を体験しております!これぞ逆転の発想でございました。

 「逆さ吊りヨガ」ってのもある!しかも、インドではなく、アメリカ合衆国のフロリダに!一回で、「薬いらずに!」これは凄い。
 私の場合は、逆さに吊られると、脳の血管が「ブチ、ブチ、ブチッ」と切れますので、逆さ吊りヨガはご遠慮申しあげますがね。

 私が思いついたヨガは、「酒飲みヨガ」です。お酒を飲むことによって・・・
1 苦痛からの解放=快適で安定した心を作る・・・画期的なヨガでしょ。
2 酔っ払って、ゆったりした呼吸や瞑想を組み合わせることで、集中力が高まり、おだやかで揺るぎない精神状態を作りだす・・・どうです!実にもっともらしい高尚な理論。
3 お酒の作用で、からだの歪みが解消し、体全体が引き締まって美しいプロポーションを手に入れられる!・・・これは、流行るぞ~っ!
4 活力に満ちた、前向きでおだやかな気持ちを得られる・・・どうですか!酒飲みヨガの創始者である私は、大もうけですよ!
 なぬ?「アンティークマンの酒飲みヨガ教室」に入る人などいないって?そ、そうかなあ?そうですねぇ…。