アンティークマン

 裸にて生まれてきたに何不足。

還暦パパ タイの大卒初任給は3万円

2008年05月31日 | Weblog
還暦パパ、タイを行く⑤ 大学卒の初任給3万円 移住斡旋業 

 タイの大学卒の初任給は、民間企業で10,000バーツ(3万円)です。最新中の最新情報です。公務員になると、6,700~8,300バーツ
(2万~2.5万円)。 現地旅行社の日本人担当ガイドの、トゥさん(28歳女性)は、「私は、15,000~20,000バーツもらっています。日本人相手なので、チップをいただけません。そのため、他のガイドと収入に差がつかないように給料を高くしてもらっています。」トゥさんのように才能豊かな人は、収入もそれなりとして、普通の若者が1か月、2~3万円で生活できるの?そこで、還暦パパがリサーチ。
 タイが誇る、世界一のものはいくつかありますが、なんといっても、「屋台」。これは、他の追随を許しません。だんぜんトップ!ぶっちぎりで独走です。
 タイの人たちの食生活にとって屋台はなくてはならないものです。勤め人の多くは、「朝食ーおやつー昼食ーおやつー夕食…」と、屋台のお世話になっています。一食に奮発して40バーツ使ったとして、三食で円にしてわずか360円です。おやつを入れても、500円あればおつりが来る計算になります。自炊ならさらに安い!「食」がそれで済んでしまうのですから、残りで、「衣」と「住」を賄えばよい。2~3万円でなんとかなりそうです。
 日本で定年退職して、天下りのような職(ポスト)が無い人はどうする?
1 何もしない
2 時給645円の仕事をする
3 起業する
 大きく分けてこの3パターンのどれかに属することになるでしょう。還暦パパとしましては、起業という妄想を抱きました。では、何をする会社を立ち上げるのか。順番が逆ですよね。通常、「○○がしたいから会社を興す 」なのでしょうが、「会社を興す。さあ、何をする会社にしようか?」もっともコレが還暦パパたる所以でもあるのですが・・・。
 この起業という妄想は、タイへ行く前にスッキリ消しました。しかしbut!
一日の食事代が500円で済む(もっとも、贅沢なしということで)というところから、ムラムラッと、忘れていた妄想が蘇ってきました。
 タイは、
① 年中暑いので健康に良い。還暦パパは、正味8日の滞在で体脂肪3%減です! 「暑い→新陳代謝が活発→細胞が生き生き→健康」という図式。
② 物価が安く生活しやすい。
③ ゴルフも安すぎて腹が立つほど。 
④ デパートが広くて、4時間ぐらい歩いてもまだ一回りできないので、運動不足 にならない。
⑤ 日本語が通じる病院が5~6カ所あり、脳梗塞でも大丈夫。
⑥ 気分転換に、アユタヤ、スコータイなどの世界遺産めぐりができる
⑦ さらに気分転換に、パタヤ、サムイ、プーケットで遊び放題。
⑧ さらにさらに、カンボジアへ行ってアンコール・ワッ(ト)が見られる。
 ※ タイでは、「ワッ」と言えば通じるが、「ワット」では、分かってもらえな  い。似たようなものなんだけどね。
 そこで起業案→業種は「期間移住斡旋業」 対象は、東北、北海道在住の年金生活者。「寒さを逃れ、冬期間タイで過ごしませんか!経費は、夫婦で1か月10万円!コレなら年金でおつりが来ます!」と謳う。仲介手数料は、1か月滞在コース、10万円。2か月コース15万円。3か月・・・・。やっぱり妄想…消します。

還暦パパ in Thai④ 消えたメナムと巨大デパート

2008年05月30日 | Weblog
  還暦パパタイヘ行く 第四話
   ~消えたメナム川 & 巨大すぎるタイのデパート~
 バンコクで驚かされたことの一つが、巨大なデパート(ショッピングセンターとかショッピングモールと言うべきか?まあデパートに統一しておきます)。日本国土の1.4倍という国土に、6,000万人が住んでいる。土地も十分使えるわけだ。
 デパートのでかいことでかいこと!日本のデパートを、10~20入れてもまだゆとり十分と書いてもウソにならない。大体の大きさを想像していただけるでしょうか。バンコク市内だけで、10以上のデパートがある。
パラゴン、 ハーン、 エンポリアム、セントラルワールドプラザ、 プラティナムファッションモール、サイアムセンター、 バーンシーロム-ショッピング&ダイニングアーケード 、伊勢丹、ZEN(ゼン)、ライフセンター、 ラ・ビラ・・・・・
 還暦パパは、田舎暮らしで車での移動が主のため、バンコクのデパートでは歩き疲れました。中でもちょっと小さめのエンポリアムへは毎日のように買い物に行きましたが、毎回出口が分からず迷っていました。エンポリアム(通称エンポリ)では、日本のデパートと同じといっても良い品揃え。寿司から大福から、まあ、日本そのままですね。世界のデパートを知っている日本企業駐在員ですら、「凄いです!大きすぎます」と脱帽する。異口同音、「行く価値がある」と言われるデパートが、「パラゴン」。パラゴン自体おそらくバンコクではナンバーワンの広さでしょう。そして、パラゴン地下にある、水族館が感動的。入館料400バーツ。大の大人が感情むき出しで勧める水族館で・・・入り口では、ベンツ(ドイツの車のベンツです)が迎えてくれる。ベンツの中で魚が泳いでいる!まあ、ベンツを水槽にしてしまったということですが。
 デパートのジャンルには入らないのでしょうが、「市場」も巨大。プラトゥーナム市場(服飾や生鮮食料品中心)、ナコンカセム市場(中古の金属製品やガラクタ)、バンランプー市場(服飾雑貨)・・・市場はどこの国でも同じでしょうが、活気があふれています。
 デパートでも市場でもない・・・「MBK」というモールがあり・・・テナントが2,000軒(!)入っている。TOKYU(東急)と、一部くっついていて、MBKで199バーツで買ったポロシャツが、仕切り線を一歩またいだTOKYUでは、1,200バーツ。どちらかがマガイモノだなきっと!
 ウイークエンドマーケットもあり、店舗数は、およそ10,000!アメ横を巨大にした感じ。買い物客は、(週末だけで)20万人だそうです。その中にもちろん還暦パパも混じっていたんだけど。どこへでも行くんだよなあこれが。
 還暦パパは小学生の頃、タイと言えば、「メコン川とメナム川という大河がある。メナム川によって作られたデルタ地帯に運河を巡らし、稲作を行った。」と習った。教科書にもはっきり書いてあった。今は、メコン川とチャオプラヤー川がある。メナム川はどこへ行ってしまったのだろう?そこでまた還暦パパは調査開始。バンコク市内を流れるチャオプラヤー川が、「メーナーム・チャオプラヤー」と、称されていることに着目。「メナーム」は川の意味だという。つまりメナム川という表現は、「川川(かわかわ)」、「メナム」が川の名前であると勘違いしたことによるもので、明らかに間違いというか、不適切な呼称であった。現在日本では、「メナム川」の表記は消え「チャオプラヤー川」になっている。 同じようなことは、メキシコとアメリカ合衆国の国境を流れるリオグランデ川にも言える。「リオ」は、「川」だから、リオグランデ川なら、「川グランデ川」となる。グランデ川とすべきであろうが、メナム川をチャオプラヤー川と訂正している地図帳ですら、「リオグランデ川」のままである。
 川ではないけど、韓国の冬は、「チゲ鍋」がいいです。でも、「チゲ」の意味は「鍋」。「チゲ鍋」なら、「鍋鍋(なべなべ)」。固くて食べられませ~ん。



還暦パパのタイ情報 第三弾

2008年05月29日 | Weblog
還暦パパ、タイへ行く パパは色白? 
 第三話 ガイドブックに出ていない『タイの色』の話

 街を歩くと、黄色い服を着た人が目立つ。月曜日は特に多い。何か理由があるのだろうか?関係ないかもしれないが、僧衣も黄色。
 僧侶に良く出会う。それもそのはず、タイには約3万の仏教寺院があり、約40万人の僧侶がいるのだそう。僧達は、「サンガ(仏教僧団)」に所属し、戒律に基づいた生活を送っているとのこと。『京都サンガ』というサッカーチームがあるが、仏教僧団だったのかぁ!(コレ、ボケですから。為念)。高僧も修行僧も身分に関係なく、すべての僧侶は木綿の黄衣をまとい、還俗しないかぎり衣を脱ぐことは許されない!寝る時も黄衣をまとったまま!どうりで、黄色にしてはくすんでいるなあと思ったよ。納得!
 さて、還暦パパは、黄色の秘密を探るべく独自の調査を開始した。と、書くと凄そうだか、実際は偶然出会ったチェンマイの元高校の社会科教員、「アテットさん」からしつこく聞き出した。このアテットさん、何という偶然か還暦オヤジだった。彼とのいきさつは、別機会に書くが・・・アテットの意味は、「太陽」。怪しいでしょうコレ。しかしbut!話の内容は本物。
 まず、黄色ですが、これは、「国王の色」。1927年12月5日(月曜日)に生まれた。この国王、バンコクと同じで(昨日の記事参照)、正式名称が凄い。「プラバートソムデットプラパラミンタラ・マハープーミポンアドゥンラヤデート・マヒタラーティベート・ラーマーティボーディー・チャックリーナルボーディン・サヤーミンタラーティラート・ボーロマナートボーピット」寿限無なんてもんじゃないです。「・・・プラタラミンタラという部分が嘘くさいのですが本当なんです。タイ語で書くと、「 พระบาทสมเด็จพระปรมินทรมหา ภูมิพลอดุลยเดช มหิตลาธิเบศรรามาธิบดี จักรีนฤบดินทรสยามินทราธิราช บรมนาถบพิตร」うーん!クメール文字恐ろし!
 タイ語って、何とも・・・。タイ語(クメール文字)のワープロがあるところが凄い。 国王を正式名で呼ぶと、時間がかかりすぎるので、通称プーミポン王(英語では、Bhumibol Adulyadej)。ワープロで凄いのは、「ブータン語」のワープロ!その存在を知ったとき、目から直径39cmの鱗が落ちたよ。え?鱗が1cm大きくなったって?鱗だって成長するんです。ブータン語って、手書きではやたらと時間がかかるんです。「こんにちは」と書くのに、30秒かかる!
 蛇足ついでに、国王は、アメリカのマサチューセッツ州ケンブリッジ生まれなのだそうです。還暦パパは、ケンブリッジをよく知っています。隣町のアーリントンやベルモントに住んでいたことがあるからです。ハーバード大学もMITもケンブリッジにあります。国王に、急に親近感をおぼえています。
 国王の色が黄色なので、国王を敬って止まない国民は、黄色の服を着る。そして、生まれた日が月曜なので、特に月曜日は黄色を着る人が増える。黄色を着ている人は敬虔な国王崇拝主義者ということになります・・・。(「・・・」で余韻を持たせたのは、「国王崇拝主義者=良い人」ではないということで…。苦い思いをしました。コレも別機会に)
 王妃は、シリキット様で、(正式名称は…省略させていただきます。だ~れもまじめに読まないでしょうから。)王妃のお色は、水色。
 <曜日に色が決められており、その色は次の通りです>
 月曜日 黄色(もうおわかりですね!)
 火曜日 ピンク
 水曜日 緑
 木曜日 オレンジ(ちょっと赤が強い感じ)
 金曜日 青
土曜日 ピンクがかった赤(微妙な色合い)
 日曜日 赤
 どうです!貴重な資料ですよコレ!そんじょそこらのガイドブックには載ってませんから!
 さらに!タイの場合、公立学校も私立学校も制服がある。そして、色分けがある(ズボン、スカート)。
 高 校・・・・黒
中学校・・・・カーキ色。
小学校・・・・カーキ色、県によっては、黒の所もある
 私立学校・・・青
※ カーキ色ってどんな色か、若年層には分からないでしょうねえ。「柿の色」ではありません。黄色に淡い茶色の混じった色です。「カーキ」はヒンディー語で「土埃」の意味。タイ人も、「カーキ」と言っていたし、日本語にもなっている(広辞苑にあるのだから)。インドータイー日本、カーキトライアングル。もっと調べると、ペンタゴンにもヘキサゴンにもなるかも。
 タイの色で強烈なのは、火焔樹の深い赤ですねえ!満開の櫻もきれいだけど、あの薄いピンクを真っ赤にしたのが火焔樹。初めて見たので、度肝を抜かれましたよ。目から40cmの鱗は落ちなかったけどね。
 タイ人は一様に浅黒い。日焼けとは違う。もっとも日焼けは、好まないらしい。還暦パパは、ずいぶん久しぶりの半袖半ズボン姿で、ゴルフコースへ出た(22年ぶり!)。キャディ達が、私の手足を見て、「カウ、カウ」と囃していた。「私は牛じゃないぞ!」カウは、もちろんタイ語で、「白い」だった。還暦パパは色白なのである・・・?


還暦パパ タイへ行く  第二話

2008年05月28日 | Weblog
還暦パパ、タイへ行く 
 第二話 安すぎる!~タイの交通料金~
 タイの空の玄関は、「スワンナプーム国際空港」。アジアのハブ空港となっている。
入国審査のとき、面倒なこと言わないでねとの願いを込めて、「サワッディ カップ!(こんにちは)」と元気に係員へ挨拶。「サワッディ カップ」と、返してくれた。さすが、「微笑みの国」いいぞ!
 さて、スワンナプーム空港で、友人のジャンボ氏に出迎えていただいた。タクシーで、1時間ほどのバンコクの中心部にあるジャンボ氏の高級アパートまで行ったのだが・・・。料金は、200バーツちょっと!チップは、50バーツ(空港~バンコク市内までのチップは、50バーツと相場が決まっているとのこと)。合計、250バーツ。この日のレートは1バーツ3円10銭。つまり空港からバンコク市内までのタクシー料金は日本円にして、750円!うれしくなってしまいました。年金生活者に優しい料金設定となっておりま~す。
 タクシーの初乗りは35バーツ(105円)で~す。車社会といわれるタイ、日本と同じく車は右ハンドル、左側通行。交通標識関係も日本をモデルにしているとのことで~す。ぜんぜん違和感がありませ~ん。ありゃー!トラックの荷台に人が溢れてる!やっぱり違和感あるかな?ありゃー、トラックの荷台に下校の小学生がー。スクールバスならぬスクールトラックだぞなもし。「安い」ということは、人を陽気にするのですねえ。
 市内交通は、BTS(Bangkok mass Transit System、スカイトレインとの表示もあるが、早い話がモノレール。1999年12月完成)で、距離に応じて、15~35バーツ。45~105円ですよ!地下鉄も(2004年8月完成)とっても便利、料金はやはり距離に応じて、14~36バーツ。ほぼBTSと同じ。バスも走っているけど、タイ語が分からないので乗らなかった。距離に応じて、6.5~25バーツだそう。
 BTS、地下鉄は、渋滞が無いからいいです。運行開始当初は、「そんなに高い料金設定で、いったい誰が利用するのか?」という世論があったそうです・・・。難点は、冷房効き過ぎ!36℃前後という快適な暑さの中汗だくで歩いて、BTSや地下鉄に乗り込むと、17℃ぐらいまで一気に冷やされる。還暦人にとって、これはこたえます。車内の冷房は、せいぜい30℃にしてほしいです。国王陛下に直訴しようかな。国民の尊敬を集めている国王陛下は、ラマ9世で、お名前は、「プミポン・アドゥンヤデート国王」です。
 名前と言えば、首都バンコク・・・英語名は「Bangkok」、タイ語名は、「クルンテープ・マハーナコーン」まあここまでは何とかなる。しかしbut! 正式名称はとなると、「クルンテープ・プラマハーナコーン・アモーンラッタナコーシン・マヒンタラーユッタヤー・マハーディロック・ポップ・ノッパラット・ラーチャタニーブリーロム・ウドムラーチャニウェートマハーサターン・アモーンピマーン・アワターンサティット・サッカタッティヤウィサヌカムプラシット」ウソだろうって?本当にホント!
 タイ滞在中に、ミニバン(運転手を含めて11乗り)を二度ほどチャーターした。さあ、クイズです。一日いくらでチャーター出来ると思いますか?ここで引き延ばしてもしょうがないのですぐ正解を出します。1,500バーツ(4,500円)です。プラス、ガソリン代と高速道路料金(高速道路を使った場合のみですけど)。ガソリン代と高速料金は実に微々たるものです。10人でチャーターしたら、一日450円ということです!グループ旅行の場合、これを使わない手はないですよ!
そして、本日のメイン情報!
 私は、好奇心が服を着て歩いているような還暦男です。バンコク中央駅(ファランポーン駅)から、世界遺産「アユタヤ」のアユタヤ駅まで、片道およそ2時間の列車の旅を敢行!日本人観光客で、列車でアユタヤへ行く人ってバックパッカーぐらいなもの。普通の還暦オヤジは、列車には乗りません。当然、現地旅行社主催のオプショナルツアー便乗でしょう。私は無理してでもマイノリティ支持。それが何になるんだって?なんにもならないですね。ちなみに、私の臍の位置は正常範囲内です。
 切符を買って、「え!うそぉー!」と、クラクラッとするほど驚いた。さていくらぐらいを想像しますか?列車に2時間も乗るのですよ!
 正解は・・・、「15バーツ」。45円です・・・。急行や特急でも1~2バーツ高くなるだけ。


還暦パパ、タイへ行く

2008年05月27日 | Weblog
 ドラゴンフルーツの名前の由来
 タイヘ行ってきました。10泊11日(成田の一泊と帰りの機内泊を含む・・・時代が時代だからこういうこと正確に書かなきゃねえ)。連日35℃を超える暑さ。これが心地よかった。汗だく。水分さえ補給しておけば、熱中症にもなりません。
 タイ報告第一弾は、「ドラゴンフルーツ」。
 20数年前、グレープフルーツが実っているのを見たとき(ロスアンジェルス文化センターの中庭)、「う、う、うそ~~~!」と、思いました。なんと、ブドウの房状にあのグレープフルーツがなっていたのですから。一房は、大人が両手で円を描いたほどの大きさ。ブドウ(グレープ)のように実がなるので、グレープフルーツか!と、この表現好きじゃないけど、目から38cmほどのウロコが落ちましたよ。
 ところで、ドラゴンフルーツ。どうして、ドラゴンなんだ?「竜」とは、似ても似つかない形状・・・。し、し、しかし、but!(国際化時代だから、英語を使わないとね。しかしは、butです)バンコク郊外で、ドラゴンフルーツの木に実がなっているのを発見!
 貴重な発見談→竜の胴体のように細長くうねった茎。竜の鱗のような葉(突起物)も付いている。そしてその先端、つまり竜の顔の部分に、あの赤い果実が付いている。竜に似ているから、ドラゴンフルーツ!そうだったのかぁ!
 今、タイは雨期。毎日スコ-ルがある。これがまた楽しい。雨宿りの軒先で、井戸端会議中のタイのおばあさんたちと、身振り手振りで会話する。お互いあまり通じてなくても、なぜか楽しい。別にうれしいわけじゃないけど・・・私が60歳だと言っても、「おまえは、タイでは40歳だ」「いやあ、30歳だべ」と(協議して勝手に人の年齢を決めるなっつ~の)・・・タイの婆さまたちは、いい人が多いのかなぁ。

雹という伏兵、緑色のボールペン

2008年05月15日 | Weblog
 還暦男が、や、や、やられてしまいました!タイ行きを前にして、畑に一応のケリをつけようと・・・今朝は、早朝から20km離れた、農家へ野菜の苗を買いに行きました。12:30までかかって、半分植え終え、昼食のために家へ入りました。昼食は、例の今金町の「いけ麺」というラーメン屋さんが、わざわざ持ってきてくれたラーメン。作っている最中・・・・なにやら外が騒がしい。出てみると、か、か、角砂糖が降っている!雹ですよ!豹ではないです。見たことない大きな雹が、気が狂ったように降って・・・。私の午前中の仕事と、野菜の苗を打ちのめしてくれました。青じそ、サツマイモ、トマト、キュウリ、サンチュ、パセリが無惨な姿に。今後頑張ってくれると、全滅ということにはならないのですが。午後植える分は車庫へ入れておいたのでセーフ。私は、似非農民ですが、野菜農家で生計を立てている方は、泣いても泣ききれませんね。
 大リーグの日本人選手が、活躍しています。そして、米国社会が、何のこだわりもなく、「日本人選手」を、応援してくれています。う~ん!還暦居士も、外国人力士への誹謗中傷…やめるようにしよ~と。
 還暦男を、バンコクのマンションに泊めてくれる、ジャンボ氏(仮名)から、「緑色のボールペンを1ダース買ってきて」と、メールが入った!バンコクには、緑色のボールペンがないらしい。ビジネスチャンス到来かな!領収書は、「●●市××資訊科技有限公司」で、とのこと・・・。1,000円かそこら、庶民にとっては端金・・・でもない。はたして、領収書をもらっていくのが良いのか?「いいよ、いいよ!そのくらいおごり。」で済ますのが良いのか?民間企業のお使いをするのって難しい。 

タマネギ植え、群or郡&生体認証…

2008年05月14日 | Weblog
 ☆ タマネギの苗植え  今日は、バンコク行きの準備をしようと思っていたところ、お隣から、「タマネギの苗」を200本ほどいただいてしまった。午前10時から植え始め、昼食をはさんで、植え終わったのが午後7時・・・。参りましたぁ。
 ★ 正しいのは郡or群  インターネット関連の会社へ、「解約届」を送信した。返信があり、「住所が違うので、受け付けられない」という・・・。北海道爾志郡の「郡」が「群」となっていたので、正しく「郡」と書いたのだが・・・「群」で登録されているので、「郡」では受け付けないんだって!
 ☆ 生体認証  田舎暮らしのため、縁遠いと思っていたのが、ICカードの生体認証。「取り扱いをしているので・・・」というご案内を銀行からいただいた。この銀行の生態認証対応ICカードの概要の一部・・・◎窓口で申し込める→いいんじゃない。簡便なんだね。◎カードの切り替え発行にかかる手数料無料→いいぞいいぞ!それくらいサービスしなきゃあね。
 それで生体認証にするメリットは?まず、盗難にあっても使われない→いいんじゃないの。次に、1日あたりのATMの利用限度額が1000万円→・・・。まだ一回目の年金をいただいていないし、毎月大赤字になることははっきりしているので、ATMから1000万円を引き出すことは、生涯あり得ません。 
 

還暦男 タイをリサーチ

2008年05月13日 | Weblog
 定年退職して、43日・・・。とにかく、「無職」というか、「社会と太く繋がっていない」ことに、ストレスを感じていた。突っ走ってきたのに、いきなり走る道がなくなった。何とかしなければ。考えに考え、実践化するため、何人かの友人に相談した。まあ、いわゆる、「妄想」。丁寧に返信はくれても、「60過ぎてから、何を考えてるんだぁ」という感じ。
 中国ー台湾ータイにアパートを持ち、2週間単位で巡回して居る友人からお誘いを受けた。
 「おまえのような、日本人の還暦男達は、バンコクにうようよいるよ。駐在員で、バンコクに居た経験者が主体だけど。ビジネスチャンスを求め、鵜の目鷹の目だよ。一度見に来ないか?オレのアパート(2日に1度、お手伝いさんが掃除と洗濯に来てくれる)を拠点にして、勝手に歩きまわればいい。」
 「そうか!さまよえる還暦男がうようよか!それなら見に行かなければならない。」
 5月16日に、我が家を出て、還暦男はバンコクへ向かう。この度は、とりあえず1週間の滞在。
 団塊の世代は、幼少のみぎり大相撲をテレビで見ていた。
 今では、例の二極化という奴で(勝手に解釈)、よく見るか、全く見ないかに分かれている(ホントカ!根拠のない自己分析で~す)。
 で、何が言いたいか?旭天鵬…どちらに申し訳ないか知らないが、曽我ひとみさんに似てる!これだけを表現するのに、話の枕を用意する。団塊還暦男の真骨頂。おっと、馬鹿なこと言ってないでバンコクの予習をしなければ。
 

退職金、道路国例法案 and 大相撲へセンスある日本人を…

2008年05月12日 | Weblog
 退職金、道路国例法案 and 大相撲へ良質の日本人を…

 銀行の普通預金口座に振り込まれた退職金をそのままにしておいた。今日、その口座から、生活費を下ろした。現金を受けとる際、行員に話しかけられた。
 「(通帳の残高2,700万円を指さして)このお金、さしあたりお使いになる御予定はございますか?」
 「そんなこと、あんたに言う必要ないだろう。」と言いたかったが、小心なので…
 「い、いいえ、あ、ありません・・・。」と、応えた。
 「それでしたら、定期預金とかにされたらよろしいかと。(満面の笑みで)お時間がありましたら、お話だけでもさせてください。」
 「(大根の種を蒔かなければならなかったので)よ、よ、用事がありますので、またの機会にお願いします・・・(これで拒否されたら、何と言おう・・・)。」
 と、いう会話があった。
 銀行員って、人の通帳の残高見るんだね~。客の通帳の残高など、チェックするとは思わなかった。

 駐車場の一部分の表示に、読みで「コウヨウシャ」と表示してあったら、どんな漢字を思い出しますか?「公用車」ですよねぇ!この銀行の駐車場に、「行用車(コウヨウシャ)」の看板がありました。意味は分かりますよ!だけど・・・。これがスタンダードなら、学校関係は、「校用車」。軟膏の会社なら、「膏用車」。測候所なら「候用車」。友好なら、「交用車」。亀田家なら、「抗用車」…なんちゃって。

 だけど・・・道路特例法案…ねじれだか、切れ字だか(切れ痔とは言っていません、品があるから)知らないけど、参院で否決で明日また衆院なんだってぇ!そんな悠長なことやっている場合じゃないでしょ!還暦男にとって、今日本がやらなければならないのは、①ミヤンマーのインフラ整備。②硫化水素関連薬品の流通凍結。③自殺志願者対策・・・道路特定法案を通してやらなければ、擦り切れそうなパンツの継布をどこから持ってくるの!普通に考えれば分かることでしょ!どうせ通る法案であることは、全野党が意識しているのに、いたずらに時間をかける(意図は分かるが、今、それかい?)。

 だけど、今日の結びの一番と、その前の取り組み・・・その二つの取り組みに出てきた四人の力士…全員外国人!国技とは言いません。大相撲だぞ!日本人はどうしたぁ!その理由…還暦男には分かります。相撲(柔道も、合気道も、空手も、レスリングも同じですが)は、練習では磨けない、「猫を投げると、身をひねり、ヒョイと着地するような、動物的反射・感覚」が必要なのです。「大きいから」とか「太っているから」という理由で、相撲界に入っても、「動物的反射・感覚」が優れていて外国からやってくる若者には勝てないのです。もっとも、意識自体に大きな違いがあると思うけどね。

似非農民~スイカは砂漠原産~

2008年05月12日 | Weblog
 還暦→定年退職→無職となって1か月と11日。まだ、世間様のお役に立っていない。お金は、ムザムザと消える。虎の子の退職金も、ジェリーにかじられたチーズのようになってしまっている。何が悠々自適だ?この先・・・最初の年金が6月に出るが、もちろんそれだけで夫婦は暮らせない。退職金がいつ底をつくか?それが問題。底をついてしまった場合、還暦男は、時給645円だろうが仕事をしなければならない。今のうちだから、貧乏話も深刻ではない。人生、先は見えても、いつどこでどうなるかなんてわかりゃしない。
 実は、1か月と11日経過しても、ま~だ、退職した実感がない。それは、毎日「やらなければならない雑務」があるから。そうこうしているうちに、畑のシーズンがやってきてしまった。我が家の畑の面積は、およそ140坪。「坪」なら分かるが、「平方メートル」では、広さのイメージが湧かない。これも新還暦世代の定めか。
 「これだけの畑、一人では無理。貸してあげたら」と、家内は言った。
 「な~に、この程度。一人でどってことない」
 実際に手をつけて、いかに時間がかかり、肉体的にも大変かが身にしみた。しかしbut、「やっぱり、半分誰かに貸そう」など、絶対言えません。それが、団塊の世代の男というものです。
 私が今春畑に植えたもの、および温床で育てている苗は、スイカ、ニンジン、トマト、大根、ラデッシュ(小さな赤カブ)、メークイン(じゃがいも)、きたあかり(じゃがいも)、黒豆大豆(2種類)、エンドウ豆、ささげ(大角豆)、ゴーヤ(沖縄で有名)、オクラ、ひょうたん(食用ではないが、おもしろそうだか)、ズッキーニ、チンゲンサイ(青梗菜)、青じそ(大葉)、など。
 北海道の露地で、「ゴーヤ」が育つのか?と思われる人もおられるだろう。実は、一度成功している。根を暖め、風を防いでやれば何とかなるのである。
 失敗例にも事欠かない。代表は、スイカ。苗を買ってきて、毎日せっせと水をやっているのに枯れてきた。さらに水をたっぷりと!ある強風が吹いた日、スイカの苗は全てどこかへ飛ばされて消えてしまった。
 調べた、調べた。畑作農家へ聞き込みにも行った。分かったことは、スイカは原産地が、「砂漠」。茎や葉の無数の毛から空気中の水分を吸収する。だから、「スイカ栽培に水は不要!」こういうのを『目から鱗』って言うんだよなあ。翌年からは、苗も自分で育て、大判振る舞いするほど収穫した。水やりの必要がないんだから、これほど簡単な栽培はない。
 ただ・・・。農家の皆様には申し訳ないが、似非農民にとっては、「栽培することがおもしろい」のであって、収穫は興味ない。実ってしまうと、虚脱感さえ感じる。
 退職を実感するのは、いつになるのだろう。収穫の時期かな。