・・・私が良く見るテレビ番組の中に、「COOL JAPAN」と云う番組がある。かなり昔から、テレビで放送されていて、且つ、海外にも流されている番組です。
多分ご存知の方も多いと思いますが、内容は「外国人が日本で何をクールと感じるのか」と云うテーマで、日本に住んでいる外国人の人たちが、そのテーマについて、毎放送の度に、三つの切り口で、外国人の参加者が、テーマを体験し議論する内容である。
この種の内容の番組は最近とても多く放送されていて、日本人である、私たちが、客観的にどんな考え方なのか、民族として、特徴はなんなのかを考えさされることが多い。
そして、取り上げられる内容に限っては、日本人は民族として、良い資質と慣習、特徴、思考があることに気づかされる。
しかし、何時も不思議に思うのは、番組では、日本人はたいていの場合、とても優れている、しかし、私には、日本人は資質として、人間として、特にとびぬけて優秀であるとはとても思えない。
何故なら、日本人として、今の形に民族が形成されてから、わずか2000年から3000年くらいの期間である。
物理的には、遺伝子の改造も含めて、そんな短期間で、近隣諸国と民族的資質が他民族と大きく変えれるとは思えない。
言い換えると、日本人独特の資質と慣習、特徴、思考と考えられている事は、外国生まれの人が赤ん坊のころから、日本で日本人家庭で、生活すれば可能な程度の日本人の資質、慣習、特徴であるように思う。
同じく、別にラジオ放送で、「武士道と日本人」と云う話を聞いて、上の日本人独特の資質、慣習、特徴について、参考になる考え方に気づいた。
それは、現代人の生活、慣習、思考には武士道の考え方がとても、大きな役割を果たしているらしい。
例えば、日本人が、時間を守る事とか、礼儀正しいとか、恥じる精神など、日本人の特徴とされる独特の考え方、行動は日本古来の武士道から、来ているらしい。
この、現代日本人に大きな影響を与える、武士道について、私は少し勉強したくなった。