・・・古代にある暮らしがあって、その史実を裏付ける遺跡が、各地に整備されている。
私の場合、国内旅行する楽しみの一つに、それらの遺跡を巡って見学することである。
昨日、愛読書の古代史関係の本を読んでいる時、二年前に訪れた出雲市の西谷四隅突出墓での景色を思い出した。
この変わった名前の古代の墓は、弥生時代の最後のタイプの墓の一つで、古墳自体の代表的な古墳のもととなった前方後円墳のもとになった形式を残している。
出雲市の街中から、少し離れた、眺めの良い山の上にその墓はありました。
丁度、訪れた時に、高校生が、見学している時にであい、古代もこんな感じで人がいたのだと思いながら、見学した時の風景を思い出しました。
一度訪れた景色は、同じ時に読んだ本の中の記述でも、訪れた事の無い場所の記述とでは、頭に浮かぶ遺跡の風景が違います。
その記述から、以前に見た景色の自分の頭の知識で、本の中の記述や写真以上に、記憶の中の景色をバックに、遺跡の風景の古代の姿が、色々と想像でき、読書の面白さが深まる。