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"It never gets easier, you just go faster."

チビ登山第59座 スノーシューで遊ぶ山それは入笠山

2017年02月28日 | 登山


2017年最初のチビ登山、登頂!

最近朝の早起きが苦手のチビ太を連れ出すのがなかなか難しくなりましたが、『今日はお山登りじゃなくてお山遊びだよ~』と連れ出すことに成功。毎年東京マラソンがお仕事のひとつであるママはこの週末ずっと仕事なので、山小屋スペシャルです。ひっひっひ。父子のテンションマックス号は一路中央高速を南諏訪へ。


スノーシューを初体験、最初はぎこちなかったですがなれて調子が戻ってきたころに頂上到着、そこには360度青と白の3000m級の山々の姿が!

チビ太『景色が仙丈ケ岳みたいだね~』

下山はスノーシューなので楽しい楽しい、モフモフしながら道なき道を突撃し、わざと転んですべって降りるわ、しまいには『お尻滑り台』といって坂道を滑り落ちたり。

山小屋に帰ってからはソリを出してさらに二部練を満喫。

止まったマナスル山荘は山小屋というには申し訳ないくらいの施設の充実ぶり。個室で暖かい布団にくるまって寝られるなんて最高です。なんとこの山荘、食事も充実していますが、なんと2000円で飲み放題プランが!これはやばいですぜ、一部山頂居酒屋になってました。実際メンバーに誕生日メンバーを含むどこかの男女仲良しグループが、ものすごい勢いで飲んでました。生ビールサーバーの前に行列ができる山小屋なんて始めてみました。私もダメ人間になりたかった・・・

夜は冷え込み(外気はマイナス15℃、部屋の中も余裕の氷点下)ましたが20時~6時までたっぷり寝て、朝1時間ほど大湿原のスロープを独り占めしてソリ遊び。

尻滑り台

冬山の楽しみに目覚めちゃったかな?


この後同じコースで父は最高速度33km/hを記録


次はヘルメットを持っていこう!


尻滑り台@入笠湿原

***では、レポ行きます***


Chute d'enfant ~チビ太落車これくしょん
よく転びよく笑いました^^

本当はちゃんと山登りしたかったのですが、沢入登山口近辺は凍結とのこと。しかもSAでタイヤを見たらつるっつるのドノーマルタイヤではないですか。富士見パノラマスキー場の駐車場を目指します。結果的にここでスノーシューもレンタルできたのでOK。


まずはゴンドラで高度を稼ぐ。これだけでチビ太テンションまっくす。


初スノーシューの一歩を踏み出す。途中までは別に軽アイゼンでもいいんだけど。


空が青くて気持ちよい。時間にも余裕があるのでたくさん遊びながら歩いてゆく。

マナスル山荘まで30分、山頂までさらに30分と出ていますが、なれないスノーシューなのでもっと時間がかかった。


入笠湿原は雪遊びをする家族連れでにぎわっていました。


きょ、恐竜の化石だ~ぁ
マナスル山荘に到着


山小屋で個室が基本で布団がしいてあるなんて、ありえませんね。しかもコタツ。部屋の前は大雪原でした。


宇宙好きのチビ太は早速発見していました。夏はこれをお目当てに行きましょうかね。


一度宿で休憩してから再度入笠山山頂を目指します。

チビ太は小屋についてすっかりリラックスしてしまい、再度山頂を目指すために外に連れ出すのに一苦労。おもちゃを約束してしまった。クソッ


静かな雪原歩き


急斜面になってきましたがかえって体があったまり調子が上がってきます。ほどなくして登頂。短いっ。


振り返ると八ヶ岳。


頂上は360度の大パノラマ!北アルプス、中央アルプスもばっちり。


そしてチビ太の大好きな南アルプスの稜線が!


左から甲斐駒、鋸、北岳、仙丈ケ岳ですかね。
『仙丈ケ岳の山頂直下で、うんちしたくなって撤退したんだよね~』と昨秋を思い出して笑う。


山頂はむき出しなので雪が吹き飛ばされていますね。


いつか八ヶ岳もいかねば。


氷点下5度。緑のどん兵衛のうまいことうまいこと。


富士山と緑のどん兵衛


ゆっくり山頂の時間を堪能しました。


さて下山です。スノーシューの本領発揮の時間ですよ。


なるべく道なき道を行こうとする5歳児。


途中でステン!と転びますが・・・


転びながら下れるということに気付いたようです。


途中こんなに一面凍っているところがありました。


宿に帰着。


雪遊びが楽しかったのか、ソリをもって再び外出。この笑顔。


雪山遊び満喫中^^)/


食堂会場はこんな感じ。待ちきれずに30分前から待機。


もはや山小屋ではありません。チキンステーキ、おでん、キムチ鍋。なおこの山小屋は2000円で飲み放題プランもあり、日本唯一の居酒屋山小屋として有名です。ビールサーバーにマイコップをもって並ぶ列ができていました。


かんぱ~い。遊びつかれたので8時台にやることがなくなり就寝。しっかり寝る前にトイレに行き、念のためにオムツもひっぱりだしてきて入念に対策しましたが・・・

本当は夜2時くらいに目が覚めたとき、チビ太をトイレに促すべきでした。しかし、気温は氷点下10℃。ムリっすww
放置

そして朝、布団を引っぺがすと・・・


証拠隠滅

チビ太『タオルでふいておけば、大丈夫だよね!ね!』
父『ここはおうちじゃないぞ。』

この後おかみさんに謝罪に行かせました。
11時間睡眠だから致し方なし。
マナスル山荘住み込みで働くことで許してもらいました。その後、朝食を給仕(嘘)

次回はオムツ二枚重ねで
本当にごめんなさい


朝もこれまた多数のパンが並ぶ素敵な食卓。
あんこクロワッサンがうまかった。
おなかいっぱいになって朝の雪遊び会場へ。


マナスル山荘の女将コハダちゃんと


お世話になりました。再訪必至。


一人占め~!


結構な高速で滑ります。本日の最高速は33kmを記録。


広いね~


この急斜面がお気に入りでした。ヘルメットがいるな。


たくさんお話できました。チビ登山は親子の会話時間が増え、登山から帰ってきた後も余韻が続き、仲良しになれます。まさにこれ。


登山客は一部尻スキーをしながら斜面を降りてきます。


途中で、おもしろいことを言っていました。子供の感性っていいですね。







Day 1
4.0km
高度 212m
カロリー458

Day 2
2.9km
高度 67m
カロリー296

見てのとおりのお気楽登山でした。