Velo-city

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林道太郎と往く正統派林道ポタリング(2W/kgの旅)

2016年04月30日 | ツーリング
林道太郎発症のツーリングをご存じだろうか。
さかのぼること2008年、はや8年前である。

自転車に乗り始めて間もないあの頃、ツイッターもフェイスブックも流行っておらず、ミクシィとブログが主流だったあの頃に丹沢の林道の素晴らしさを知ってしまったライドがあった。

丹沢縦走林道はんてぃんぐ

↑のライドをオマージュしてきました。

そして、自転車が対して変わっていないという真実w

前日夜、「Bチームジャージで行きますよ~」と連絡。
何年ぶりかのBチームライド再結成です。


懐かしいですね。このジャージ、年季物なのでちっと臭いのが欠点。


第一弾は善波峠の脇、鎌倉時代からの古道矢倉沢往還です。


あっちのほうが246号


農道クラシックレース風味が楽しめます。この後、ダートですよ。


旧善波隧道を通って名古木に・・・


に行くとみせかけて、まずは蓑毛の王禅寺近くの棚田へ。そして謎の農道をつかって浅間山山麓へ張り付く。この先は行き止まり?かな。


Photo by 林道太郎
次はデイリーへ。そしてアタック開始。
しかし、まっすぐ行くとは言っていないw


そう、今日は菩提を経由して桜沢林道からヤビツに行くのです。目標タイムは1時間30分切り。


イイ感じの里山。


のっけからの激坂で足が破壊されます。
桜沢林道、2.4km 8%。ポタリング目的で行くと非難轟々になるでしょう。


8年前オフホワイトだった林道太郎のヘルメットは、現在黄色に変色していましたw


洗い越しだ!南会津六十里越に行かないと体験できないと思っていた。こんな近くにあるとはね(笑)


途中でやっと勾配が緩くなりました。この後荻山林道、桜沢林道、表丹沢林道の4叉路に出ます。チビ登山で何度も来たところ。


この後表丹沢林道は初体験の林道。楽しみです。


菩提峠の真下を通ります。


表丹沢林道バス停からヤビツのルートに戻ります。この時点でさら脚なので、残りの数キロは全開でタイムアタック。タイムアタック終盤でヘロヘロになっているローディをアウターで抜いていくの快感(性格悪い)

いままで鹿とハイカーにしか会いませんでしたが、突然ローディが増えました。下山していると続々とTT中の知り合いが。そしてオクモさんにも見つかるw。なぜこのジャージでわかるのか。


今日はポタなので、決して追い込みません。次は浅間山林道。稜線を繋いでおしゃべりサイクリング。


懐かしい。このゲートをくぐった時、K内さんは林道太郎になったのです(私的には)

この後大山の参道を縫って次の林道である日向林道へ。ここはいわゆるミニ和田峠。


激坂多いですが交通量ゼロですので体感的にはそんなにきつくありません。


前言撤回。必要以上に親切すぎる勾配表示に心折られます。


なぜ人跡未踏の林道にここまでこまっかい勾配表示が必要なのか。


登り切るとうちの会社が見えます。(たぶん)


この辺りから下りが始まります。この日向林道、先日恐ろしいニュースがありました。

途中でパトカーがとまっていて背筋が凍りつきました。

どうですか、夜、一緒に走りませんか?無灯火で。

そうそう、この林道のピーク付近で、ハンガーノックになりかけました。

というわけで、次の薬師林道を登り切ったら初のZund-barに行くことにしました。


シャレオツな店内。

Zund-barは非常にあっさりと、上品な味に定評があるのですが、今日はがっつり行きたいでしょ?と林道氏の提案により、辛つけ麺大盛+タレご飯にしました。


いや~これはたまりませんわ。


ペロリンコ

会社から自転車で30分以内にあるので、また来ちゃうかも。

というわけで、久しぶりに原点回帰の楽しい林道ポタでした。
ポタの割にはずいぶん疲弊しましたけど。


144.2km
4,132kcal
Av 20km(遅)
Av 142W←ポタリングの定義2W/kg以下

備忘
矢倉沢往還→蓑毛棚田→菩提→桜沢林道→表丹沢林道→ヤビツ→浅間山林道→日向林道→薬師林道。