アイヌ民族情報センター活動日誌

日本キリスト教団北海教区アイヌ民族情報センターの活動日誌
1996年設立 

古代アイヌ竪穴住居跡地盛衰史

2007-04-16 08:42:42 | インポート
北海道大学の敷地内にある「遺跡保存庭園」では
毎年10月に伊藤ヌプリエカシと小川隆吉エカシらがイチャルパ(慰霊祭)を行っているとのことです。
今年こそは参列したいと願っています(確か、昨年は日曜日だったので無理だったかと)。

かつて、この遺跡保存庭園に、伊藤ヌプリエカシが大きく「古代アイヌ竪穴住居跡地盛衰史」という看板を立てました。
しかし、それもいたずらでエアーガンの標的となり、ぼろぼろにされたとのこと。
その際も、北大側はなんの対応もしなかったといわれます(小川さん談)。


古代アイヌ竪穴住居跡地盛哀史(一部)
此地に訪れられる市民の皆さん。千年余の樹々がそびえて、さながら太古の名残を思わせるこの遺跡庭園の竪穴住居跡地は、誰あろう四千年前以降の古代アイヌの遺跡であり、北海道の先住民であるます。
私たちアイヌ民族の文化の源流を成した、聖なる痕跡地であります。多くの方々に知られざる、この古代アイヌ遺跡が北大構内に突如降って沸いたのではなく、日本史以前から原始の星霜を重ねたこのたたずまいのなかにデーンとあったのであります。(以下略)



エアーガンの標的にされてぼろぼろになった看板(写真提供:小川さん)

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