アイヌ民族情報センター活動日誌

日本キリスト教団北海教区アイヌ民族情報センターの活動日誌
1996年設立 

アプカシヒーリングウォークの皆さんが留萌に到着!

2008-06-18 13:06:50 | インポート
6月1日から稚内宗谷岬を出発したピリカ・ケイトゥム・アプカスの皆さんは、
16日の午後に留萌に無事、到着しました。みんないい顔していました。
総勢12名が朝5時に起きてお隣のドラックストアー・ツルハの駐車場でヨガをし、
7時にはウォーキングの準備をして出発。
両日とも午後3時ぐらいには教会に戻り、温泉や休息の時間を持っていました。
夕食後、反省会とミーティング。そして、交流の時間を持ちました。

いろんな出会いがありました。セイクレット・ランに参加した方、六ヶ所村でボランティアにいっていた方、「先住民族サミット」の準備を手伝っている方、災害支援ボランティアをしている方、先住民族の権利を研究している方、お一人おひとりとゆっくり話しても一日以上かかりそうな面々でした。
個性も豊かで、中にはマクロビオティックをされている方、喰い溜め出来る方、やっかいな病気を持ちつつ「平気っす」と薬を飲む若者、タトゥ入った几帳面青年 etc・・・。
いい出会いが出来ました。

それと、多くの情報交換が出来ました。手持ちのDVDも見せていただきました。1925年や‘68年のアイヌ民族の歴史映像や、コタン・コロ・カムイのイオマンテを映した’84年のNHK特集、北のナヌークの映像などなど、大変、貴重な映像で大興奮でした。

二泊ゆっくりと一緒に過せてとてもよかったです。
今度は、「先住民族サミット」で共にボランティアとしての参加となるでしょうか。
再会を楽しみにしています。以下がヒーリングウォークのURL
http://web.mac.com/pirka.kewtum.apkas/iWeb/Pirka%20Kewtum%20Apkas/home/home.html


ところで・・・ 一日目の早朝、わたしもヨガに参加させてもらいましたが・・・
ご近所の目が(こっそり覗かれていた)気になり、呼吸がまったくできずじまいでした。
なんと言っても、最初とおわりに鼻から息を吸って、こころを落ち着かせながら一気に息を吐き出しつつ「な~~~む~~~~~」と言うのが出来なかった --:
声が町内中に響くんだもの。そうでなくとも怪しいと思われているのに・・・
早速、朝にご近所から「何やってたの?」と聞かれました。

元気な若者は路上でムックリ・ライブをして職務質問受けるし(本人は職質ではなかったと主張)、いろいろありましたが、楽しい出会いでした。感謝。


今晩はさっぽろ自由学校“遊”の講演会で、島崎直美さんが話されます。楽しみにしています。
別ブログにて、アイヌ民族関連イヴェントを実験的に掲載中です。そちらも時々、チェックして頂けたら幸いです。
http://blog.goo.ne.jp/sakura-ive

20日(金)は先住民族サミットの事務局会議で札幌。
翌日は留萌の太子祭に便乗して、教会でフリーマーケットを開催し、中国四川省地震の緊急募金を集めます。
日曜日は礼拝後、興部教会の牧師就任式で興部の日帰り。
忙しい日が続きますが、その合間をぬって「先住民族サミット」に参加する先住民族の皆さんの紹介パネル展示作成も頼まれていますのでやらないと・・・



ウォーク前の出発のお祈り中(アイヌ語で遠山サキフチが祈ってくださったもの)


皆さんはこの山々を越えて南下してくるのです(これは厚田から北の写真)。