アイヌ民族情報センター活動日誌

日本キリスト教団北海教区アイヌ民族情報センターの活動日誌
1996年設立 

最高裁へ署名陳述してきました

2006-10-24 10:23:13 | インポート

 

多くの方がこのブログに関心を持ってくださっていることをとてもうれしく思います。

今後とも新鮮な情報を出し続けたいと思います。よろしくお願いします。

よろしかったらメールでもかまいませんので感想などお聞かせ下さい。

 

ひと月前にアイヌ民族が原告となっている『アイヌ史資料集』人権侵害裁判の最高裁への署名協力を道内の諸教会・伝道所・関連団体に送らせて頂きました(9/22ブログにも書きました)。<o:p></o:p>

皆さんのご協力の下、道内の諸教会・伝道所から306筆を頂き、23日最高裁へ提出してきました。

 

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<o:p>コンクリートの要塞(東門から見上げる最高裁判所の建物)</o:p>

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短い期間でしたが全体で個人1097筆(うちアイヌ民族45筆)、団体36団体となりました。<o:p></o:p>

書記官が30分時間をとり、陳述を聞くというものでした。

わたしも、一審不当判決の際に教区総会にて抗議文と裁判支援の表明を決議したことを伝え、

誠実な審理をお願いしますとひと言でしたが伝えしました。

最高裁の建物はごっついですね~。審理内容も威厳あるものになることを心から願います。<o:p></o:p>

帰宅すると郵送で遅れて数教会の署名が届いていましたので、第2次に回したいと思います。

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余談ですが、早起きして靖国神社に行ってきました。十代前半に大手町に住んでいたので母親といっしょに毎年、公式参拝反対のデモに行き、千鳥が淵の戦没者墓地で祈祷会をもっていました。お祭には広い境内に夜店がたっくさん出るので友だちとよく行きました(苦笑)。話題の遊就館も見学し、戦争美化の展示に複雑な想いになりました。高橋哲哉著「靖国問題」は勉強になります。アイヌ民族と戦争に関しても調べていきたいと思います。<o:p></o:p>


教職講座 杉村フサ・フチのお話

2006-10-24 10:13:54 | インポート

年頭修養会の準備で忙しく、長らく記事をUPできませんでした。<o:p></o:p>

数日の活動報告をいたします。

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10月19日には牧会研修で旭川在住の杉村フサフチにおいで頂き、お話を伺いました。<o:p></o:p>

牧会研修では毎年アイヌ民族の皆さんにおいで頂き、お話を伺う機会を持たせて頂いています。<o:p></o:p>

杉村フサ・フチは旭川に生まれ育ち、幼少の頃から母キナラブックさん1888-1973から多くを習い、現在も旭川アイヌ語教室や小中学校や高校に招かれて踊りや歌の講師をされるなど、積極的にアイヌ文化の伝承・保存活動に取り組まれるお働きをされています。昨年のチセ作りには大変お世話になりました。<o:p></o:p>

今回も、キナラブックさんから伝えられたヤイサマ(節をつけた挨拶。フサさんも初披露とのこと)を聞かせていただき、わたしとの会話調でいろんなお話を伺うことができました。感謝でした。<o:p></o:p>

差別に関してのひと言「許しはしないけど、教えることはしようとおもう」は重い言葉でした。

チセ作りは大量の笹を丁寧に編み上げます。

フサさんに多くを教えて頂きました。完成したものは次回にお見せします。

 

へいちゃんこと、平田さんもご一緒して頂き、お話をしてくださいました。感謝。

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お二人は教職講座の会場(<st1:MSNCTYST Address="新篠津村" AddressList="01:新篠津村;" w:st="on">新篠津村</st1:MSNCTYST>)をずっと留萌だと思っておられ、鮮魚のお土産を買って帰ることを楽しみにされていたようです。すみませんでした。次回は是非とも留萌にお招きし、海の幸をお持ち帰り頂きたいと思います。<o:p></o:p>