~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

<びんごロンド>練習会参加

2008年02月11日 00時08分50秒 | ピアノ
本日午前には、マンション入居以来初の消防訓練があり、こういうものに目のない私は、いそいそと参加。
もちろん、マジメにやりましたよ。でも、毎日何度も通っている開放廊下なのに、どこに消火器があるか全然記憶になく・・・・全部息子に教えてもらいました。
なんで、こういう日常のことって記憶からスルーしているのでしょうか・・ナゾ。



午後からは、県に東の方にお出かけ。
「びんごロンド」というピアノサークルが先日立ち上がったのですが、その創設メンバーは私たちのサークル(tutti-club)の仲間の一人で、以前からの知り合いのUコさん。
今日は参加メンバーが少ないので、どなたかいらっしゃいませんか?とのお誘いがあったので、かじやんと待ち合わせていってまいりました。
つい2日くらい前にかじやんとメールしていて、なんとなく行くということになり、かじやんが新幹線の時刻も調べてくれたので、フラフラっと出かけたのでした。
いかに2人がフラフラと出かけたかということは、切符を買ってから「新幹線って高いんだねえ」とお互いびっくりしたことからもわかることで・・・(笑)。


それはそうと、あちらの駅に着いてから2人とも改札機に乗車券通したきりで受け取るのを忘れて(その先に在来線の改札があるので受け取る必要があるのです)駅員さんに追っかけられ・・・・・
帰りは帰りで、発車時刻を調べてからお茶でもすればいいのに、のんびりお茶して出てきたら「あと2分だ!」というわけで長いエスカレーターを猛ダッシュ!!
死ぬかと思いましたよ、もう息上がりまくり(泣)。
ハーハー言いながらどこでもいいやとすわっていたのですが、気がついたらだんだん車内が白っぽくなってきていて、よく見てみたらこれが喫煙席。帰りは<こだま>だったのですけど、いい按配に燻されてしまいました。


練習会は、駅近くの文化センターの地下練習室でありました。
主婦5人で使うには惜しいような広々としたスペース。ぜいたくなひとときです。
りょうこうさんとさとみさんのお二人とは初対面だったので、お話もしたいのですけど、いちおう練習会なのでしゃべってばかりもいられないし、むずかしいところです。

Uコさんとは半年くらい前だったか、「やりたいですね」と楽譜だけを用意していたグリーグの「トロルドハウゲンの婚礼の日」(連弾)を合わせることに。
昨日慌てて練習して、いきなり合体、じゃなくて合奏。
この曲、譜読みの苦労はそれほどでもないですけど、結構起伏もあるし、アピールしやすい曲なので、短時間で連弾したい方にはオススメです。
楽しかったです、これだからやっぱり連弾はやめられないです。

かじやんの新曲ベートーベンのソナタを聴いたり、ほかの方がたのブラームスのハンガリー舞曲の連弾を聴いたりしていて、ここのところちょっとご無沙汰だった、この二人の作曲家への已み難い思慕(?)がぶり返してきました。もう少しであやうくコワれるところでした(汗)。
・・・忘れようとしても忘れられない私がいけないんです・・・・違うか(逃)。


りょうこうさんとさとみさんの演奏を聴いていたら、8年くらい前に自分がピアノを再開したときのことを思い出しました。
好きな曲をただ一生懸命に弾いていて、年に1曲とか2曲とかのスローペースの仕上げだったけど、細々とでもいいから続けようと思っていたっけ。
実際、そのころは毎日弾いていたわけでもなく、レッスンの前日に慌てて弾くことも多かったし、レッスンがなければたぶん練習もしなかった。
いつから、私の生活の中でピアノがこれほどまでにウエイトを占めるようになったのだろうか・・・・・
再開したころの話は以前ブログにも書いたことがありますけど、あったはずの音感(絶対だか相対だかわからないけど)もあてにならず、楽譜も読むのも大変で、10何年のブランクはもはや埋めがたしと思ったものでした。
子どもが小さかったり、もう一人出産したりいろいろあって、ペースも上がったり下がったりでしたけど、結局自分の意志であって自分の意志でないようなものに背中を押されるように、今日までコツコツと弾いてきたという気がします。

りょうこうさんもさとみさんも、しっかりと自分の音をもってピアノを楽しんで弾いておられる姿が好印象でした。


私は、人前で弾くのは初の、バッハの「フランス組曲第5番から<アルマンド&サラバンド&ガボット>」、ワグナー=リストの「イゾルデ愛の死」、フランクの「バイオリンソナタの第2楽章」、を弾かせていただきました。
まだ練習の緒についたばかりのこれらですけど、聴いていただいたことで前に進む力を得た気がします。
そういう意味でも、遠征して実りある練習会でした。


またどうぞよろしくお願いいたします。