~Agiato で Agitato に~

再開後約20年になるピアノを通して、地域やほかの世代とつながっていきたいと考えています。

ちょっとご説明をば

2007年02月13日 20時19分09秒 | ピアノ
昨日ご来場いただいた方から、メールやFAXなどいろいろいただきました。
ほとんどが知り合いなので、あたたかいお言葉をかけていただきとても恐縮です。

なかに、アンコールで弾いた曲について
「・・これ聴いたことある・・・弾いたことある・・
と思ってうちに帰って楽譜をみてみたら・・ありました!」
というメールがありました。
昨日はこの曲について
「・・・30年前、たいへん老けた小学生だった頃に作った曲です」
としか紹介しなかったので、ひとこと。

あの曲自体のタイトルは「ひとり浜辺で」といい、
組曲『少女のスケッチ』(←恥ずかしすぎますね、このタイトル)という中の1曲です。
この曲の構成は
1.光と葉
2.ひとり浜辺で
3.牧場
4.ゆれうごく心
となってまして、いつごろまでかはわかりませんが、某楽器店系の検定試験のようなもの(グレード)の課題曲になってました。

一回ですね、自分でこのグレードについて検索してみたことがあるのです。
そしたら、この自作曲を選んでくれた人のコメントがありました。
「おお、印税ありがとうございます」
と思ったのですが、なぜこの曲を選んだかを読んで笑いました。
<・・・・短かったから>

そりゃあ、短いですよ。別に超絶技巧もないし。
でも・・・せめて・・・ちょっといい曲だったから
とか言ってくれんか、というのが作曲者の偽らざる感想です(笑)。

当時は自作自演でしたので
「もうちょっと、ピアノ上手ければいいのに」とカゲで(・・・でもないか・・)こそこそ言われましたけど、
今弾いてみると、なんだか子供の作ったわりに難しいんですね。
特に3曲目なんかオール3度の符点続きでして「なに考えて作ったんだか。ほんとに弾けたんか!?」と思うわけです。
4曲目も長いアルペジオがあって、ちょっと練習しないと弾けない。
・・というわけで2曲目になりました。

曲を作っていたのは、小3から小6までのほんの3年です。
数が少ないせいもありますけど、どれもたいがい今でも空で弾ける。
当時の作文なんか何も思い出さないのに・・・・。
不思議なもんです。