今日は誕生日だったので、
・・・朝から学校でベルマークのお仕事をしました(笑)。
昼ごろ思い立って楽器店に電話、「CFを1時間貸してください」。
4時~5時、CFひさびさに弾きました。
速い曲なんで「びびらない、もつれない、はしょらない」の3つを克服する必要があるんですが、まだまだもつれます、音ぬけます。そして、びびりまくりです。
ただ、うちで弾くより連打は入りやすいし、低音が明晰なので、うまくなったような錯覚を起こします(笑)。
時々部屋のガラス(この部屋はショールームのど真ん中。レースカーテンはあるもののガラス張り)にお客さんが張り付いてるのを意識するのも、度胸づけ。
帰りに、気になっていたアンティークオルゴール喫茶に寄ってみました。
30人くらいがゆったり入れるくらいの店内。おおぶりのソファーが置いてあり、アンティークの大きなオルゴールがあちらこちらに。
部屋の真ん中には、<展示用>と書かれたピアノがありましたが、CFを見たあとだからか異様に小さく見え、鍵盤の数を勘定してしまいました。88鍵なり(笑)。
店内お客様が数組おられ、いきなり弾かせてとはいえない雰囲気。
とりあえずアフタヌーンセットを頼み、待っておりました。
なにしろ一人分1500円なんで、どんなのかドキドキ・・・
最初にジュースが出てきましたけど(子供二人を連れてなので)、これが<たった今ジューサーで作りました>的な、「果汁を食べる」たっぷり感。
次に出てきたのは、いわゆるイギリスのハイティー式の2段皿。
これが・・・・三角サンドイッチ(食パンの半分の大きさ)が4つ、クラッカー、ポテトチップス、スコーン2つ、ケーキ2切れ、オレンジ&グレープフルーツが数切れ・・というわけで、これ夕食じゃないですかっ!しかも、サンドイッチの具はハム・卵・トマト・レタスと半端でない量。
二人分にしといて正解でした。
もうすっかり夕食のつもりで食べてしまい、お客さまもあと一組。
さて下心全開!
「せんだって、お電話したものですが、ピアノ弾かせていただいてもよろしいでしょうか」
そうこうしているうちに、あと一組のお客様も去られ、はい、やらせていただきます。
なにしろ、このピアノは「弱い」だの「軽い」だのさんざん言われたあとなので、ちょっと遠慮気味に・・・
子供まで傍らにきて「静かなの弾くんだよ」とおそるおそるのぞいている。
なので、ベートーベンをやらせていただきました。
ご心配なく、<悲愴>の第2楽章ですから(笑)。
♪♪~~~~
1910年製ということなので、ピアノとしてはモダンの域だと思うのですが、
音色としては、「フォルテピアノ」みたいでした。
かつ「バン」と叩く気なぞ起きようもない、自然と和音は「つかむ」、単音は「置いていく」弾き方になっていくのが不思議。
第3楽章まで弾いてみて、これはもうモーツアルト弾くしかないでしょ、とK310を。
これ、はまりました。
よく古い楽器はそれ自身に音がひそんでいるといいますが、お米かなんかを煎ってはじけていくように、こちらが「音を出す」のではなく「音が出てくる」感じでした。
スケールの細かいニュアンスをひとつひとつつけるなんざ「こざかしいっ!」という思ってしまうほど、モーツアルトは楽しめました。
お店の日本語ぺらぺらの美しい金髪のお姉さまに伺ったところ、月1~2回はコンサートをやっているので、メンテナンスは怠ってません、とのことでした。
こういう楽器は、聴いているほうは日頃なれている楽器との音律の違いからか、懐かしいような落ち着かないような気になると思うのですが、弾くほうはかなり楽しい。
一度、曲をセレクトしてプチコンサートをやるのもおもしろいかもしれません。
・・・朝から学校でベルマークのお仕事をしました(笑)。
昼ごろ思い立って楽器店に電話、「CFを1時間貸してください」。
4時~5時、CFひさびさに弾きました。
速い曲なんで「びびらない、もつれない、はしょらない」の3つを克服する必要があるんですが、まだまだもつれます、音ぬけます。そして、びびりまくりです。
ただ、うちで弾くより連打は入りやすいし、低音が明晰なので、うまくなったような錯覚を起こします(笑)。
時々部屋のガラス(この部屋はショールームのど真ん中。レースカーテンはあるもののガラス張り)にお客さんが張り付いてるのを意識するのも、度胸づけ。
帰りに、気になっていたアンティークオルゴール喫茶に寄ってみました。
30人くらいがゆったり入れるくらいの店内。おおぶりのソファーが置いてあり、アンティークの大きなオルゴールがあちらこちらに。
部屋の真ん中には、<展示用>と書かれたピアノがありましたが、CFを見たあとだからか異様に小さく見え、鍵盤の数を勘定してしまいました。88鍵なり(笑)。
店内お客様が数組おられ、いきなり弾かせてとはいえない雰囲気。
とりあえずアフタヌーンセットを頼み、待っておりました。
なにしろ一人分1500円なんで、どんなのかドキドキ・・・
最初にジュースが出てきましたけど(子供二人を連れてなので)、これが<たった今ジューサーで作りました>的な、「果汁を食べる」たっぷり感。
次に出てきたのは、いわゆるイギリスのハイティー式の2段皿。
これが・・・・三角サンドイッチ(食パンの半分の大きさ)が4つ、クラッカー、ポテトチップス、スコーン2つ、ケーキ2切れ、オレンジ&グレープフルーツが数切れ・・というわけで、これ夕食じゃないですかっ!しかも、サンドイッチの具はハム・卵・トマト・レタスと半端でない量。
二人分にしといて正解でした。
もうすっかり夕食のつもりで食べてしまい、お客さまもあと一組。
さて下心全開!
「せんだって、お電話したものですが、ピアノ弾かせていただいてもよろしいでしょうか」
そうこうしているうちに、あと一組のお客様も去られ、はい、やらせていただきます。
なにしろ、このピアノは「弱い」だの「軽い」だのさんざん言われたあとなので、ちょっと遠慮気味に・・・
子供まで傍らにきて「静かなの弾くんだよ」とおそるおそるのぞいている。
なので、ベートーベンをやらせていただきました。
ご心配なく、<悲愴>の第2楽章ですから(笑)。
♪♪~~~~
1910年製ということなので、ピアノとしてはモダンの域だと思うのですが、
音色としては、「フォルテピアノ」みたいでした。
かつ「バン」と叩く気なぞ起きようもない、自然と和音は「つかむ」、単音は「置いていく」弾き方になっていくのが不思議。
第3楽章まで弾いてみて、これはもうモーツアルト弾くしかないでしょ、とK310を。
これ、はまりました。
よく古い楽器はそれ自身に音がひそんでいるといいますが、お米かなんかを煎ってはじけていくように、こちらが「音を出す」のではなく「音が出てくる」感じでした。
スケールの細かいニュアンスをひとつひとつつけるなんざ「こざかしいっ!」という思ってしまうほど、モーツアルトは楽しめました。
お店の日本語ぺらぺらの美しい金髪のお姉さまに伺ったところ、月1~2回はコンサートをやっているので、メンテナンスは怠ってません、とのことでした。
こういう楽器は、聴いているほうは日頃なれている楽器との音律の違いからか、懐かしいような落ち着かないような気になると思うのですが、弾くほうはかなり楽しい。
一度、曲をセレクトしてプチコンサートをやるのもおもしろいかもしれません。