毎朝始業前の掃除で汗ぼとぼとになっている大隅です。
今日で7月も終わりです。あと残すところ今年も5ヶ月です。
昨日の晩、久し振りに阪神対ヤクルトの試合を見ました。
阪神は、7月は勝ち越して成績は良かったようです。
試合は1回表にいきなり3連打で2点、3回にも1点取られ、3回表を終わって1-3。
3回の裏にチャンスを作り、1アウト1・2塁で代打新井良太。
打ってショートゴロでダブルプレーでチェンジと思いきや、セカンドが1塁悪送球で、
2塁ランナーが生還し2-3.
その後、今成と鳥谷のタイムリーで5-3と一気に逆転しました。
しかし、冷静に分析すると、ひとつはセカンドのエラーに隠れた新井良太のチャンスでの弱さ。
新井貴浩と同じく、ここで打って欲しいというところで打てない勝負弱さ。
前日は4番ゴメスの欠場で、新井貴浩も4番に座ったものの、4打数ノーヒット3三振と
いいとこ無しで首脳陣の期待を見事に裏切りました。
最近は確実性で今成がスタメンでの出番が増えましたが、
私が見ていても今成ならなんとかしそうな雰囲気を持っています。
数少ないチャンスを生かさなければ、プロでは使ってもらえません。
もうひとつは、ダブルプレーで無得点で終わっていたはずのヤクルトのセカンド山田の大エラー。
ヤクルトのピッチャーが頑張っていたので勝っていたかもしれないのに試合を
落としてしまいました。
ヤクルトの先発ピッチャーも勝利投手になっていたかもしれないのに、まさかの敗戦投手。
こんなことをしているからチーム打率も得点もセリーグでトップであるにも関わらず、
ダントツの最下位なのだとわかりました。
守備のエラーで、それまでヤクルトにあった流れが大きく阪神に傾きました。
我々の仕事の上でもそうですが、忙しくて売上や数字もいい状態にある時でも、
社長は常に会社全体を見て、隅々まで細かくチェックしなければなりません。
なにか問題はないか、起きそうなタネはないか、隠れたり埋まっている問題はないか。
ひとつの失敗やクレームから、がらりと状況が悪い方へ変わってしまうという経験を
何度となくしてきました。
いい流れを止めないためにも、また続けて行くためにも、決して「現場」をおろそかに
してはなりません。
落とし穴に陥らないためにも社員と密接に話をし、現状把握をしっかりとしながら、
プロ意識を共に持って改善し続けなければいけないことの重要性を改めて知りました。
攻めることも大事ですが、もっと大事なことは鉄壁の守りであると思います。
チェック&チェック