大隅です。
自宅の近くのホテルが3月29日リニューアルオープンしました。
名前も「アートホテル大阪ベイタワー」に変更。

先日、どんな感じかなとチェック
しに行きました。
最上階の51階のバーがビュッヘスタイルに。
入口にメニュー表があったのでチェックしていると、後ろから女性の声が。
「どうぞ店内もご覧になって下さい」
「いや、今日は入らないので」
「ご覧になるだけで結構です。ご案内します」
「そう。じゃ見せてもらいますね」
オープンして間がないので満席かと思いきや、結構空いている。
「今日は結構空いてるね。いつもこんな感じ?」
「ええ、まあ。でも、たくさんの方にこのお店を見て知ってもらい、多くの方に利用してもらいたいのです」
「熱心ですね。でもお客さんが少ないとやりがいもなく楽しくないでしょう?」
「そうなんです。だから、このお店をお客様でいっぱいにしたいです」
1階のロビーの方はどうなのかと思い降りてみると、人もまばらで、中国人観光客らしい人が5~6人のみ。
リニューアルしたのに、これで採算合うのかな
?と思いながらホテルを後にした。
でも、51階の女性スタッフには感激した。
自分のお店のように大切に、しかも自分がお客様を呼び込むことで、自分も店のスタッフも接客や調理をし、
お客様がおいしそうに食事を楽しんでいる姿を見て、喜びを実感できるからだ。
仕事が暇なことほど辛いものはない。
だから誰かが「なんとしてでも」という気持ちで行動しなければならない。
彼女の必死さも伝わったし、「よしっ、近い内に家族で来よう」と思った。
お店を愛し、全スタッフのためになんとかしなければという愛社(店)精神もしっかり感じた。
素晴らしいフロントスタッフだ。
もうひとつ。
神戸三宮JRの高架下にある、名前は伏せるが、ローストビーフ丼で有名なお店。
以前はお店の前だけではなく、少し離れた道路の所にまで凄い行列ができる店。
先日、その店の前を通りすがると行列がない。
休みかな
と思ったが営業している。
お客さんも少なく、すぐ入れる状態。
何があったのかはわからないが、ここまで変わるものなのか
余りにも変わり過ぎていたので怖さを感じた。
お客様が少なく、活気がなく、お店が繁盛しないほど辛いものはない。