大隅です。こんにちは。
みなさんの中でもかなりの方が見られてると思います。
日曜ドラマ「半沢直樹」
昨日の番組の中での、彼のコメントが印象的でした。
「所詮、銀行は金貸しである」
「あなたには土下座をする人の必死さと苦しみがわかりますか」
「銀行のために国民があるのではなく、国民のために銀行がある」
4年前、私も父から社長を引き継いで2年目に経験したリーマンショックの時に、
売上が半減し資金繰りに苦しみ、夜も眠れない状況が続きました。
都銀は見向きもしてくれなかった時にでも、昔からお世話になっている信用金庫に
救って頂きました。
こんな時だからこそ一生懸命頑張っている大隅さんのような会社を支援したい。
地元地域の中小企業を応援するために信用金庫がある。そこがメガバンクと
違うところです。当金庫は大隅さんの会社を全面的にバックアップします。
こう言って頂き、追加融資をしてもらいながら、この危機を乗り越えることができました。
ドラマの主人公の融資課長半沢直樹の目つきの鋭さ、鬼気迫る気迫と執念、
数々の修羅場を潜り抜けてきた度胸。
しかしもっと凄いなと思うのは、課のリーダーとしての統率力や部下を思いやる心、
それが強いチームワークを作り上げて力を結集し、強靭な組織ができているところだ。
それとその会社の社長や人、そして事業計画を見て、支援すべきだと判断すると
倒産寸前の会社でも、自分の会社を立て直すが如く資金援助をする姿勢。
25年前に半沢直樹の父が土下座をして融資をお願いしたのにも関わらず、
それを振り切ってその会社を見捨てた銀行の元支店長に対し、倍返しで復讐することを
誓った彼の計画性と信念は素晴らしいし恐ろしいものがあります。
このドラマを見ていて、半沢直樹の父である半沢ネジの社長の気持ちが痛いほど
わかりますし、私もリーマンショックの時の苦しかった時を思い出してしまいます