大隅です
昨日の阪神対巨人戦
延長12回裏にドラマが
高山選手が代打逆転満塁サヨナラホームラン
グランドを1週してホームインすると、チームの選手から祝福の水を掛けられる
頭を上げると矢野監督が目の前に
一目散に矢野監督に飛び付き抱き合う
見ていて目頭が熱くなる
筋書きのないドラマだ。
11回裏にもノーアウト満塁のサヨナラのチャンスをもらいながら、
ベテランの鳥谷・糸井が決められない。不甲斐ない。
実力以上の力を引き出し、発揮させる舞台を作り出すのが監督の仕事。
選手を信じて起用するから、選手はその期待に応え結果を出す。
昨日のゲームのように、ここぞという時に試合を決めるのがプロの仕事。
先日の矢野監督のインタビューでのコメントが心に響いた。
「阪神の監督になるのは、家族は反対だった。苦しくてしんどい思いをするだけだ。
しかし僕は、どうせ苦しくてしんどい思いをするなら、その状況を楽しみたい」
重い言葉だ。
「苦しい時に、いかに楽しむか」なんて、そんな余裕など私には今まで1度もなかった。
矢野監督の人柄がチーム環境を変え、選手の心を動かす。
だから今年のタイガースは活気があり、チームが一つになる。だから強い
こんなチームのような会社にするのが私の目標だ。
要は、苦しい状況をいかに楽しめるかだ。