毎日、梅雨空で鬱陶しいですね。 大隅です。
今年の広島カープの勢いは凄まじい
32年振りの11連勝らしい。
絶対エースの前健が大リーグに行き、戦力ダウンのはずなのに、
貯金16で2位に9ゲーム差をつけて、ぶっちぎりの首位。
広島は小さなチャンスを見つけて大きく広げる。
片や、阪神は小さなミスを大きくしてしまい、墓穴を掘る。
先日の日曜日の阪神対広島戦がそうだ。
8回まで広島打線を1安打に抑えておきながら、最終回にまさかの逆転負け。
阪神のミスは4つあった。
①先発の岩貞投手は、新井の本塁打の1点で抑えていたのに、
フォアボールを3つ続け、簡単に犠牲フライを打たれ、ノーヒットで1点献上。
②8回に福留のタイムリーで逆転し、ゴメスがつなぎ、1アウト1・3塁で原口が
Wプレーで追加点が取れず。
③9回裏、先頭打者を出してしまい、続くルナの2塁への当たりを大和が深追いして挟殺プレーでWプレーが取れず、
④その後に、平凡なセンターフライをセンターとレフトがぶつかり、落球してまさかのサヨナラ負け。
岩貞投手は勝ち投手→負け投手。もったいない負け方。
勝ちと負けとは大違いだし、こんな負け方は精神的にもダメージ大だ。
久し振りにテレビ観戦していた私は、9回裏広島の攻撃が始まる時に、とても嫌な予感がした。
このまま、すんなり終わりそうにない。なにかが起こりそうだ。
恐怖すら感じる勢いを今年の今のこの日の広島カープから伝わってくる。
阪神は今年、新しい若い選手が活躍しているが、戦い方自体が変わっていない。
だから、同じ戦いをしている阪神が凄い勢いの広島に勝てないのだ。
なので、広島に3連敗。
こうなることは、阪神の監督を引き受けた時点で、金本監督はわかっていたと思う。
だから、「超変革」というスローガンを掲げ、選手の意識改革を最優先にしてきたはずだ。
なのに、連続フルイニング出場の記録がかかっているからという理由で、打率0,24で本塁打2本
しか打てないキャプテン鳥谷を使い続けている以上、阪神が上に行く可能性は極めて低い。
他の選手も金本監督の采配や選手の起用にも注視しているはずだ。
私は、非情と思われても、思い切った采配をしてきた原前巨人監督のやり方を評価する。
特にプロ野球の世界は結果がすべてなので、甘い判断をしてしまうと命取りになる。
我々の業界も厳しい状況である。
それこそ勝つか負けるかだ。
しかし、我社も小さなミスが頻発している。
それにより、せっかくのチャンスを逃していることも多いはずだ。
ある意味、今の阪神とダブルところがある。
数少ないチャンスを活かし、飛躍して行かなければならない。
目指すは、今の阪神や巨人ではなく、間違いなく今年の広島カープだ。