大隅です。
今週の月曜日から新戦力が加入しました。
以前、現役の工業高校の生徒で、アルバイトとして1年間頑張ってくれていた19才の子です。
訳あって、高校卒業後に建設会社に就職しましたが、私や仲間である社員達が、
どうしても一緒に仕事がしたいと、この1年間ラブコールを送り続け、
本人も大隅自動車に戻ってみんなと仕事がしたいと、相思相愛で実現しました。
彼が勤めていた建設会社は、私の会社と比べるのも失礼なぐらい立派で大きな優良企業です。
ですが、私の会社の社風や会社や社員の質では負けないと私は思っていますし、
何より、全社員が彼を愛しています。
彼は高校卒業後も、建設会社での仕事が終わった後、数回遊びに来てくれました。
今までこんな子はなかなかいませんでした。
アルバイトで仕事をしてもらっていた時も、礼儀正しく、仕事もとてもできる子でした。
これからの会社の成長に絶対必要な人材であり、彼を戻さないと私は一生後悔すると、
辞めてからもずっと思い続けていました。
早期に是が非でも必ず何としても戻すという私のわがままであり執念でした。
私だけではなく、専務や工場長も水面下でいろいろとやってくれていたようです。
今回の復帰劇を例えていうなら、数年前に中日→阪神の新監督として就任した星野監督が、
FA宣言をした広島の金本選手に「優勝するためにお前が必要やうちに来い」という強引さ。
そんな感じでしたが、兎にも角にも私と社員の「こいつと一緒に仕事がしたい」という夢が叶い、
こんなうれしいことはありません。
建設会社を辞める決断を19才の若い子がするには、相当悩み抜いたことだと思います。
彼の想いを無駄にする訳にはいきません。
私の会社は、益々これから更にいい会社になります。
こんな幸せの連鎖が身近に感じ広がる。社長冥利に尽きます。