「社長先程、奥さんからお年玉をいただきました。ありがとうございます」
どうやら初出式の後に、妻が社員に子どもたちのお年玉を渡したようだ。
私は妻に「みんなにあげたんか」と聞くと「さっき配ってきた」と妻。
それなら今日は早く仕事を終わって、まっすぐ家に帰ることにした。
去年もそうだが、社員のお嫁さんや子どもさんから電話があり、年に1回の
声が聞けたり、近況を知ることができる唯一の機会である。
早い社員は、夕方私がいる2階の事務所まで上がって来て、
「社長、今嫁さんに社長からお年玉をもらったよって電話しました。
年始の挨拶とお年玉のお礼が言いたいそうなので、代わってもらっていいですか」と
電話を渡され、その社員のお嫁さんといろいろな話をしました。
家に着くと妻が、「さっき〇〇君から電話があって、子どもさんは早くも来年
大学受験で獣医さんになりたいそうやわ」
「××君とこも電話あってんけど、奥さんまたまたハスキーな声になってたわ」
次々と話かけてきます。
「もう電話あったんか。早いな」と言っている時に、「あっ、今度は△△君からや~」
妻の声が弾んでいます。
「もう何年生になったの クリスマスはサンタさん来た~? 欲しい物あったら
お年玉で買ってね」普段私には見せないような満面の笑みで話している様子を
横で見ているだけでこちらもうれしくなります。
相変わらず、私には代わってくれずに切られてしまいますが、受話器の横から
子どもさんの声が漏れて元気で可愛いしゃべり声が聞けるだけで十分満足です。
去年に引き続き、初出の日の夜が毎年ますます楽しみになってきました。
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