てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

餘慶寺

2009-04-11 20:33:00 | レジャー
 今朝のNHKでは、全国向けとローカルの両ニュースで岡山市瀬戸町の「宗堂桜」がオンエアされていた。アナウンス効果に加えて土曜日も手伝ってかなりの人出が予想されるので、あえて穴場狙いで同じ“瀬戸”でも瀬戸内市邑久町北島にある餘慶寺を訪ねた。
 桜吹雪舞う木陰で広げた手弁当は最高。こんな時にはにぎりめしに限る。




















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弔い供養する心

2009-04-10 07:57:00 | 暮らしと生活
 2月中旬に脳梗塞で倒れ死線をさまよっていたK本の親父さんの入院を後で聞き見舞いに伺う間もなく、遂に7日に85歳で主イエスのもとへ召され、昨日お見送りしてきた。仏式に慣れている身に、キリスト教による会葬は新鮮だった。

 時を同じゅうして今日は、父の17回目の祥月命日にあたり、菩提寺脇田山安養寺で法事を執り行う。祖母が来年33回忌となるため、前倒しで併せての合同法要となる。

 宗派によって異なる作法だが、宗教宗派にかかわらず死者を弔い追善供養する心はひとつ。法事には様々な慣わしなどが伝統的に培われたものが今に伝わっている。

 時代とともに変わりゆく慣習もその基本は、亡くなった人への供養の心であることには変わりない。ごく身内だけでささやかながらの法事であるが、冥福を祈ってねんごろに回向したいと念じている。






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寺総代研修旅行

2009-04-08 21:33:00 | レジャー
 6日~7日にかけて寺総代研修で、春爛漫の山陰路を旅してきた。メンバーは安養寺の住職父子の先導による総代12名の参加で総勢14人。

 先ずは松江堀川めぐりからスタートだが、約10年ぶり2度目となる。続いて「目のおやくっさん」として名高い一畑薬師へ。こちらは学生時代以来だから、ほほ40年ぶりの再訪となる。

 出雲街道を走行していて、この辺りの旧家は一様に防風林をめぐらし、敷地の一角には墓があり立派な石碑が建っているのを多く見掛けた。小生にとっては理想の墓のあり方で、かつてかみさんに自分には墓は不要、亡くなったら庭の一角に葬ってくれといったことを思い出しながら、この光景を観て意を強くした。
 帰宅してから改めてかみさんに「(墓が庭先にでもあれば)いつまでも家族に見守られており一番心地良い」と、松江の民家を例に話したら、「親と一緒の墓でなくてええん(いいの)? お父さんは寂しがり屋じゃから…」と笑われた。
 
 初めて訪れた仁摩サンドミュージアムは入館制限時間の午後4時半ぎりぎりに滑り込みセーフ。その名の通り、砂の魅力満だった。とりわけ同館のシンボルである「1㌧の砂を一年かけて落とす世界最大の砂時計」は圧巻だった。
 今宵の宿、温泉津温泉(ゆのつおんせん)「のがわや」に旅装を解く。

 明けて二日目は、今回の旅の目玉である2007年に世界遺産に登録された石見銀山の見学と羅漢寺への参拝。先ずは石見銀山史料館で予備知識を得た後、石見銀山遺跡の中心地である大田市大森町をしばし散策した。昔の面影をそのまま今に残しており、代官所跡や古寺・古社など歴史的な建物だけでなく、街の景観に合わせたレトロな郵便局や銀行があり、当時にタイムスリップしたようだ。石見銀山の魅力徹底ガイドはこちら

 旅の道中、いつもデジカメを携帯される長老M石さんから貴重なワンショットを拝見した。先月4日に淡水魚保全シンポジウム岡山大会にご臨席された秋篠宮さまとの記念写真である。M石さんの町内は天然記念物アユモドキが生息する水田地帯で、その観察にお見えになった時のもの。

 春に三日の晴れなしといわれ、ましてや天気が変わりやすく『弁当忘れてもカサ忘れるな』といわれる山陰地方で珍しく二日続きの好天に恵まれた春うららの旅を満喫した。誰かさんが持参した折畳み傘がお守りとなったようだ。


残雪を頂いた大山の雄姿

松江城と満開の桜(堀川遊覧船より)

世界最大の1年計砂時計

大森町の町並みを散策する総代一行

大森町で見掛けたメタボネコ

レトロな大森郵便局

町の景観にマッチした自動販売機

満開の桜
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写真の整理

2009-04-05 10:46:00 | 暮らしと生活
 いつも自分の姿を鏡に映した思いで拝見している山陽新聞連載の『おじさん図鑑』。5日付でエッセイスト飛鳥圭介氏が「残された写真」と題して、一人暮らしのお母さんが他界され数年を経て家を取り壊すことになり、その際の困却ぶりを嘆いておられる。写真好きだったご両親が撮り溜めた膨大な写真の処理のことだが、焼却したりごみに出すのも忍びない。よい知恵があれば教示願いたいというもの。

 小生も写真が好きで、学生時代から40年此の方、撮り溜めたネガフィルムと同ベタ焼き、アルバムが80冊を越える。さらに別途デジタルカメラに手を染めてからここ約10年間分のデータはパソコンHD・DVD・ZIP形式で保存してある。
 余りにも多量のデータなので、最近はいちいちプリントアウトしてアルバムに貼ることはせず、これというのだけ大きく引き伸ばし、後は折に触れてディスプレイ上で楽しんでいる。それも不便なので、そのうち「デジタルフォトフレーム(動画対応機能付)」を求めようと思っている。
 それにしても以前のネガフィルムをデジタル化しなければならず、考えただけでも気が遠くなる作業だ。先日、かみさん宛ての義妹のメールに「暇に任せてせっせと写真をデジタル化している」とあったそうだ。

 母の容態が良くなかった時のこと、万一に備えて遺影写真を探したが、なかなかすんなりとは見つからなかった。膨大なデータ量だけに整理の仕方に問題があることを痛感した。ネガフィルムの時代にはベタ焼き保存という手段があったが、デジタルに移行してからは、それすら追っつかなくなった。
 
 こうして残してある写真だが、3人の倅、7人の孫、果たして誰が次代へ引き継いでくれるのやら。私ども夫婦にとっては何物にも替え難い財産だと思っているのだが、他の者からすればあくまで再び戻ることの無い“過去の刹那を写した虚像”であり、単にお荷物の“負の財産”なのだろうか。そんなことを考えると一抹の寂しさだけが残り、虚しくてやりきれない。
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インシデント

2009-04-02 13:42:00 | パソコンとインターネット
 財産管理ソフト(Microsoft社のMoney)を使い始めて丸8年が経過した。その間Money2004、Money Plus Editionへとバージョンアップし現在に至り、その使い勝手の良さから重宝している。

 ところが昨年暮れ辺りから不具合が出て騙しだまし使っていたが、3カ月毎の決算時にどうにも不便なので、思い切ってトMicrosoft社のテクニカル・サポート(電話0120-09-0196)の門を叩いた。
 
 どうやら何らかの原因で当方のファイルが壊れているようだ。担当者が電話口でリモートコントロールしながら小1時間かけて、見事に壊れたデータ修復してくださった。

 ここで「サポート・インシデント」なる意味を知った。『インシデント数とは、質問の数のこと。1インシデントは1質問となり、1回ないし複数回のやり取りを含め、質問の件が完了した時点で1インシデントを使用したことになる。1回の問い合わせに複数の質問が含まれている場合には、複数のインシデントを使用することになる。インシデント終了後は、有償サポートとなる。』
 今回はインシデントを使用しない無償テクニカル・サポートであった。

 余談ながら「インシデント」という言葉から、ハインリッヒの法則を思い出した。
 『1件の重大事故(重傷以上)があれば、その背後に29件の軽度の事故があり300件のインシデント(出来事)が潜んでいる。この経験則をハインリッヒの法則という。この法則によれば予防可能な不安全行動や不安全状態をなくすことで重大事故のリスクを減少させることができる。』-wikipediaより-


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