てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

重責樋番

2024-07-19 11:03:51 | 農事

今日・明日と樋番が回って来た。
元来当地は農村地帯で、水田に農業用水を供給する用水路が張り巡らされている。
用水の上流には樋門を設けてあり、この樋門を午前6時に上げ、午後2時には下ろして水位を調節している。
現在では町内の10数軒の農家が2ローテーション×2日間、交代であたっている。

『水見半作』といわれるように、水管理が稲作の半分を占めるほどの大切な作業のため、樋番は重責である。
水門の開閉を忘れると大変なことになり、樋番を忘れぬよう指に輪ゴムをはめて注意を喚起している。

田植え時には水加減を誤ったばかりに気を揉んだ水田だが、お陰様で稲は順調に生育し、青々とした絨毯を広げており、全くの杞憂に終わった。

水田一角のイチヂクは、稲の生育と歩調を合わせるかのように沢山実をつけている。
8月~10月が旬のイチヂクは、様々な効能をもつ果物で「不老長寿の果物」とも呼ばれている。
甘くて美味しいだけでなく、栄養価が高く、ビタミンやミネラル、食物繊維などが豊富。

 

 

 

 

 

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