てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

危険は隣り合わせ

2024-07-13 13:45:35 | 気象・気候

昨朝のNHKニュースで『松山市緑町で頂上に松山城がある山の斜面が崩れ落ち、複数の住宅やマンションに土砂が流れ込んだ・・・』と聞き、とっさに当地に住む学友が一番に思い浮かんだ。

同期会LINEへ安否確認のための第一報を入れると、次々にカキコミが続き、14分後には本人より『大丈夫です。生存しているので、心配おかけしました』と、無事が確認でき安堵した。

なお、13日午後1時30分現在も『消防と警察が捜索を続けているが、水分を含んだ大量の土砂で捜索は難航しており、埋もれた家に住む男女3人と連絡取れず』と報じている。

同LINEは、ある友の、『近年松山城に散歩でよく登りましたがとても危険な山だと思っています。
何年か前には萬翠荘横が大きく土砂崩れし、愚陀仏庵が移転した事を思い出します。山が急峻であるのに山裾に接近して民家や県庁など公共施設があり、大地震で熊本城の様に石垣が崩れたら周囲の山裾まで石が転がり落ちて被害が出ないか心配です』で締めくくられている。

よもやあの城山が崩落するとは夢想だにしなかった。
まさに「世の中、危険と安全は隣り合わせ」と思い知った。
不幸にも予期せぬ災害に遭遇されたお三方が一刻も早く発見されることを祈ります。

【続報】
行方不明となっていた3人が昨13日午後発見され、全員の死亡が確認されたそうです。
被害に遭われた方々のご冥福をお祈りします。

同期LINEで友の証言にも裏付けられるように、またニュース報道によれば『2010年7月、大雨の影響で斜面が広い範囲にわたって崩れ、観光スポットにもなっていた漱石や子規ゆかりの「愚陀佛庵」が倒壊した』とある。

松山市は、去年の9月頃から復旧工事に向け動き始めていたが、文化庁の許可や委託設計などを経て今年7月からの工事着手予定となったということです。

コメント (4)
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