てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

公徳心

2011-07-05 19:57:00 | ビジネスと社会
 例により水田の見回りをしていると、あろうことか隣の駐車場にトラックを停めて助手席からお兄さんが降りてきて我が田圃に向かって立ちションをするシーンに出くわした。折りしも、おまわりさんが通りがかったので、よほど注意をして頂こうと思ったが、お兄さんの名誉を毀損することにもなるのでぐっと我慢をし黙って見逃すことにした。

 40数年前に学校で教わったが、人の往来している場所、往来するであろう場所ですると、立派な「軽犯罪法違反」の現行犯で逮捕される。更に、もし公共の場で、露出していれば「公然わいせつ罪」、尿を他人の財産にかければ「器物破損罪」に問われるはずだ。
 ただし、予期しない交通渋滞に巻き込まれたなど止むを得ない事由があれば「緊急避難」ということで罪に問われないこともあると習った。

 我が田圃に隣接する駐車場の所為で、日頃から様々な迷惑を被っている。一番困るのは、同広場が幼児の遊び場となり、敷地に敷き詰めてある小石を面白がって田圃へ投げる。付き添う若いお母さん方は、一向に注意する気配はなく子供たちの為すがまま。また菓子袋や食べかす、飲み物の空き缶を投げ込むなどは日常茶飯事だ。
 トラクターを使う際にはゴミ袋必携で、農作業の手をとめてゴミや小石を拾い集めるなど余分の仕事である。

 これと別に、田の畦にイヌの糞をさせる被害に閉口したものだが、これはフェンスを設けることでやっと止んだ。田にまで仕切りをして自衛せねばならないとは誠に嘆かわしい限り。
 公徳心の欠如などというと些か堅苦しくなるが、社会生活においてなすべきこと、またはしてはいけないことをわきまえることは人として最低限のことである。要するに、他人を思いやれるかどうかということに尽きると思う。
コメント (4)
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