てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

挿し苗

2011-07-04 16:22:00 | 農事

あちこちにみられる稲の歯抜け

 今年の稲作では、直播機の不調や籾播き直後の長時間冠水が原因で、随所に稲の歯抜けが見受けられる。この植え付けが出来なかった所に手で補植することを「挿し苗」という。

 折りしも、7月2日は雑節の一つ半夏生(はんげしょう)だった。農家にとっては大事な節目の日で、この日までに農作業を終えるとされている。ところが今年は籾播き前後の天候不順が災いして、農作業に番狂わせがあり、未だに水田から抜け出せないでいる。

 昨日は家内が独りで小1時間精を出したのに続いて、今朝は涼しいうちにと7時頃から二人で田に入り挿し苗をして回った。ぬかるみに足をとられながらの作業なので、疲労度合いもかなりである。
 1時間少々で補植苗が尽きたことだし、ぼつぼつ稲株の「分けつ」が始まっていることでもあり、これ以上は無理との判断からキリをつけて田圃から上がった。
コメント (2)
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