てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

夏秋同居の吉備路

2010-10-05 10:28:00 | レジャー
 昨日は倅の所へ送るマスカットを求めて何軒もはしごをした。マスカットの一大産地である津高、一宮を皮切りに果ては総社くんだりまで足を延ばしたが、結局は最初に訪ねたJA岡山の直売所「フルーツ王国一宮」が最も新鮮で、品揃えも良かった。

 せっかく総社まで来たからにはと、ちょっと噂の国民宿舎サンロード吉備路に立ち寄った。同施設は全国国民宿舎客室利用率No2の人気の宿であり、併設されている天然温泉も好評のようだ。また敷地内には温泉スタンドや地元農家直営の野菜市も開設されている。

 ダイエット中には外食が大敵、特にバイキングはついつい過食となるので極力控えている。にも拘らず丁度ひる時となったのでランチバイキングを食べる羽目に。和食と併せてイタリアン料理のコーナーもあり、くれぐれも食べ過ぎに注意しながら、美味しいものを少しずつ頂いた。

 食後の腹熟しに、近くにある備中国分寺を散策した。この界隈は古代吉備文化の史跡と景観に恵まれ、多くが県立自然公園「吉備路風土記の丘」に指定されている。
 とりわけ里山と備中国分寺五重塔、それを取り巻く田園が織りなす四季折々の風景は、吉備路を代表する景観として広く知られている。

 吉備路といえば、かの平山郁夫氏がかつて度々訪れ、その時の作品をまとめた画集「吉備路を描く」の中から備中国分寺周辺でスケッチした場所4カ所には道標が設置されている。

 平山画伯が足を止めたと同じ場所から五重塔を拝観、感慨を新たにした。備中国分寺の南に広がる田圃では地元の方々が、春はレンゲソウや菜の花、秋にはコスモスを植えて景観に花を添えている。コスモスの盛りには少し早く、まだヒマワリがみられなど夏と秋が同居していた。



 






コメント (8)
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