てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

イチジクの縁

2010-10-09 13:08:00 | 暮らしと生活

Y中さんお手製のイチジクケーキ


 今夏の尋常ならざる猛暑が色んなところへ影を落としており、御多分に洩れず我が家のイチジクの樹も実の熟れ方が随分遅く、10月に入ってからやっと本格的となった。

 ただ、一旦生り始めるとあっという間で、毎朝とりに行ってもまに合わない。そして到底我が家で食べきれる量ではないので、例年のように方方へ配りまわって食べ助けをして頂き、このイチジクが取持つ縁で様々な波紋を呼んでいる。

 K田さんからいつも頂くばかりなのだが、従前にも増して何くれと無く気を遣わせてしまい恐縮している。梨を買出しに行ったから梨を、栗拾いに行ったからと栗をという具合に。

 K和田さんからは、御移りに見事なマスカットを頂戴したのがきっかけで、奥さんの実家がマスカット農家と知り、ご好意に甘えてマスカットの送りまでお願いすることになった。

 Y中さんからは毎年のことながら、見事なイチジクケーキに焼いて、足元の悪い中をわざわざ届けてくださった。「メタボには気をつけて」の一言を添えて。

 むしろ当方がお助けを頂いているにも拘らず、却って周りに気を遣わせてしまい恐縮至極。この先どうしたものか遅疑逡巡してしまう。
 ちなみにイチジクの花言葉を調べてみたら、「多産 飽和 実りある恋 裕福 平安」とあるが、なるほどそのまんまであり、イチジクを縁にして輪(和)が広がる一方だ。
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二人の同級生

2010-10-09 10:24:00 | 暮らしと生活
 今朝の山陽新聞スポーツ欄の記事で、ゴルフ戦績入賞者の中に知人の名前を2人見つけた。一人は中学校の同級生戸野村(とのむら)クンである。

 中学校の入学式の屋外オリエンテーリングでのこと、高台に立つ彼が眼下に見下ろす村を指差して「この村(トノムラ)にワシの家がある」と自己紹介したので珍しい姓でもあり一度で名前を覚えた。
 居合わせた同じ村出身のもう一人が「ワシもここの中谷(ナカタニ)じゃ」と名乗った。当時身長が高かった(長かった)ので、それに結びつけて名前を一度で覚え、かなり親しくしていた。

 ところで、ずっと後年ギターレッスンを始めようかと思い立った時に、ギター教室のサイトで岡山新堀ギター音楽院に辿りついた。主宰者の名が先述の同級生と同姓同名の「中谷貞夫」とあるので、もしやかの長谷、いや中谷?と胸をときめかせながら会ったら全く別人であった。
 中谷先生に初めてお目にかかった折その話を切り出した。先生もご自身の名前には関心をお持ちのようで、かつて電話帳で調べたら岡山市内で1名だけ同姓同名があり、その方は某会社の社長だとおっしゃった。どっこい、少なくともこれで3人目である。

 戸野村とは大学時代4年間のアルバイト先で一緒になり、その後も時々交流があったが、一方中谷とは中学卒業以来、通勤電車の中で見掛けたくらいで、それ以外は音信が途絶えている。何処でどうしているのやら。
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