てすさび日誌

哀しき宮仕えを早期リタイアし、“サンデー毎日”のomorinが生活の一コマや雑感を認めた日誌です(2005/4/20~)

日本のヴェネツィア

2010-10-04 17:54:00 | 暮らしと生活
 先日の夕刻のこと、ご近所のK田夫妻が拙宅の前で、何やらガイドブックを片手にウオーキングの足を止めておられた。この界隈の“川市”が紹介された『水路散策之図~庭園都市岡山への誘い~』(平成22年8月1日岡山商工会議所発行)を差し示し、「ここにお宅が載っていますョ」と教えて頂いた。

 手前味噌ながら、この辺りの用水(水路)はちょっとした絵になり、これまでも度々テレビや新聞、雑誌などで紹介された。9月23日にはうちの裏の川市風景が地元の山陽テレビ(RSK)で放映されたばかり。
 拙ブログでも何度か紹介したが、ちなみに「川市」で検索をかけたところ5件ヒットした。

 早速に岡山商工会議所を訪ね、同ガイドブックを頂いて来た。なるほど、拙宅を含めこの界隈が何カットも取り上げられ、絵と文で素敵に紹介されている。見慣れた風景であるが、こうして冊子になると実物よりもずっと様になる。

 冊子の巻頭で岡山大学大学院環境学研究科教授の馬場俊介氏は、「岡山って日本のヴェネツィアだ」と、用水路が市街地を縦横に流れる岡山のことを絶賛する。そして日本の他の都市では、見たことがない光景だとも。

 日本のヴェネツィアとはちとおこがましいし、景観上もさることながら、私ども農家にとって忘れてならないのは、「太陽の恵みと並んで、用水は米を育む命水でもある」ということ。


冊子『水路散策之図~庭園都市岡山への誘い~』の表紙

隣家の川市の紹介記事

同アングルの写真で奥側が拙宅(10月4日撮影)

界隈の紹介記事

拙宅の橋の上から撮った隣家の写真(10月4日撮影)

すぐ上流にある水門(10月4日撮影)
コメント (4)
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