庭に咲く彼岸花と金木犀
初秋の風物詩といえば彼岸花と金木犀だが、遅ればせながら庭の彼岸花は今が盛り、今年はその名とは異なり彼岸をはるか過ぎてから咲きそろった。
逆にいつもよりひと足早く金木犀の香りが漂ってくる。彼岸花と金木犀の香りが入れ違いではなく同時にやって来た。
今朝もウオーキングの最中、闇夜に馥郁たる金木犀の香りをみつけた。どこからともなく漂ってくるその香りに思わず足を止めたくなったほど。
金木犀の花、彼岸花共に一週間ほどで咲いて散る。潔くて儚いのは桜と同じで、共感を呼ぶ花だ。ただ如何せん絵心、歌心など持ち合わせぬ無粋な私にはただそれだけのこと。
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彼岸花と金木犀(「 フレディの日記」より)
彼岸花は目立ちたがり屋
いきなり地面から出てきて
さっそうと花びらを広げて
どうです、きれいでしょうと
真っ赤な衣装でフラメンコ
踊りつかれてしまったら
知らないうちにさっと消えた
金木犀は香りのお喋り屋さん
金色の小さな花をいっぱい
葉っぱの蔭から出てきて
秋が来たよ、秋が来たよと
ペチャクチャと香りのお喋り
喋り疲れてしまったら
地面に散って知らんぷり
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