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奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

“…を添えて”や、“…風”というメニュー(昨日の続き)

2013-11-16 06:07:49 | つらつら思ったこと
ちょいと小洒落たレストランや結婚披露宴でよく見るメニューに、
“…を添えて”や“…風”というものがあります。

あれを見ると美味しそうに思うんだよなぁ。

“…を添えて”なんて、どれだけ繊細でオシャレなメニューなんだろう。
さぞかし特別なものが添えられているんだろうなぁ。

定食の“みそ汁、お新香付き”とは雰囲気は全く違う。

“ミラノ風”などというのも全く謎。

ですが、ミラノがどんなところが全く知らなくても何となく納得する。
何となくイタリア~ンでナポリの風が感じられる…ような気がする。

で、“ミラノ風”とは何なのか、それをはっきりさせないと食品偽装になる?

ステラおばさんのクッキーは、ステラおばさんが焼いていませんね。
これは偽装にならないのか?

“ハウス印度カレー”も優良誤認なのではないではないか?

マスコミで食品偽装のニュースを見ると“また発覚”などとやっていますが、
今更“また”じゃないだろう…と思う。

偉そうに上から目線で騒ぎすぎ、もっと別な視点から報道できないものかなぁ。

ところで。

もし蕎麦屋で、「冷たいお蕎麦、のりを添えて」というメニューがあったらどう?
また焼肉屋で「羊肉と野菜の焼き物、北海道風」というメニューは?

いやいや今日は雑多な文章になっていますが、
でもこの問題はいろいろ考えていくと面白いな。
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“記号”としての食品表示

2013-11-15 05:51:07 | つらつら思ったこと
コーヒーという飲み物があります。
私はストレートならマンデリンが好きなのですが。

私たちはコーヒーがどういう飲み物かを知っているので、
香りや味を含め“美味しい”と感じて飲むことができます。

その中でも「ブルーマウンテン」は特に美味しい(多分)と知っている。
“ブルマン”を飲むと、やっぱり違うなぁ…と思う。

知っているから、美味しく感じる。

一流ホテルや百貨店の食品偽装もそれに似ています。

鮮魚は冷凍より美味しい、車エビは高級だ、地鶏は手間ひまかけて育てている、
などを知識として知っています。

だから実際はその材料が使われていなくても、
そう表示されていればその料理は間違いなく美味しい(と感じる)。

これは“記号”です。

私たちは一流ホテルでも百貨店でもそのような“記号”を見て買ったり食事をし、
“美味しい”と言って満足しているのです。

今回は阪急阪神ホテルズが自主的に偽装を発表したので問題が明るみに出ましたが、
それまでは誰もこの問題を指摘した人がいなかった(はず)。

一流ホテルで食事をした人にかなりの食通もいたはずなのに見破れない。
ということは、“記号”があれば客はみな満足するということなのか?

もちろん偽装したヤツは悪い。
でも“記号”に踊らされていた浮かれていた客もどうなのだか。

自戒も込めて、そう思います。
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今日は「世界糖尿病デー」

2013-11-14 05:11:10 | イベント
1921年、カナダのトロント大で「インスリン」の抽出に成功しました。
これはF.バンディングとC.ベストによるもので、
11月14日はF.バンディングの誕生日です。

「世界糖尿病デー」は糖尿病に対する認知向上を目的に、
元々は国際糖尿病連合(IDF)と世界保健機構(WHO)が定めていました。

それを“糖尿病は世界的問題である”ということで、
2006年にあらためて国際連合(国連)が制定しました。

糖尿病は怖い病気ですよ。
一度かかれば治ることがないですし痛みなどの自覚症状がないまま進行します。

病状が進行すれば人工透析や失明、 四肢の切断やさらには死にも至ります。

患者は世界中で増えており、
日本でも40歳以上の3人に1人が糖尿病または糖尿病予備軍であるといわれています。

私も節制をしてかからないようにしたいもんだ。

というように糖尿病はならないことが大事ですが、
罹患したときもしっかり管理することが大事です。
そのときは是非糖尿病専門医にかかってくださいね。

さて、今日は日本各地で「ブルーライトアップ」が行われます。

北海道では札幌テレビ塔、札幌時計台、釧路市生涯学習センターが、
その他いわきマリンタワー、渋谷ヒカリエ、名古屋城、通天閣などなど。
詳しくはHPでご確認ください。→http://www.wddj.jp/pdf/WDD2013EVENT.pdf

1年に1日だけの「世界糖尿病デー」ですが、
これを機会に糖尿病について考えてみてはいかがでしょうか。
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100円ショップ業界

2013-11-13 05:42:53 | つらつら思ったこと
すっかりお馴染みになった100円ショップ、
私にはもうなくてはならない存在になっています。

とても100円とは思えない、掘り出し物もたくさんありますし。

この業界、ダイソー、セリア、キャンドゥ、ワッツが大手4社といわれているようです。
この4社の合計売上高は年間約5500億円、店舗数は約5500店舗だそうです。

わかりやすいですねぇ、1店舗あたり年間1億円の売上です。

どうですか、これ。
1店舗で年間1億円も売るとは、正直ビックリ。

全て100円の商品だとすると1店舗年間100万個、
1日平均2740個もの売上個数があるということになります。

1日10時間営業だと1時間当たり274個、1分で4.6個。

そうか、1分で4.6個売れば1年で1億円になるのか。

一人で複数個買うお客さんも多いでしょうから、
そんなに無理のある数字ではない。

だとすれば、この業界はまだまだ出店余地がありそうですね。
いままで出店していなかったエリアや場所にも出現しそうだ。

100円ショップ、まだまだイケル業態です。
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OYOYOゼミ公開講座 川野真二さん「牧師、チャプレン、ロゴセラピストという私」

2013-11-12 06:01:10 | イベント
OYOYOでは14日、公開講座を開催します。


[詳細]
・タイトル:「牧師、チャプレン、ロゴセラピストという私」
・講 師 :川野真司(ロゴセラピスト、牧師)
・日 時 :2013年11月14日(木) 20:00~21:30
・会 場 :OYOYO
       札幌市中央区南1条西6丁目 第2三谷ビル 6階
       ※東急ハンズの西2軒隣のビル
       http://www.oyoyo16.com/top/about_access/
・入場料 :500円
       事前の申込は不要。当日気軽に会場へお越しください。
・主 催 :OYOYOゼミ https://www.facebook.com/oyoyozemi?notif_t=fbpage_fan_invite


【講座紹介】
ロゴセラピーというのは、『意味』(ギリシア語でロゴス)を軸にする心理治療(セラピー)法のことです。

人間は人間であろうとするために、誰でも「生きる意味をもとめてゆこう」という自然な意志があります。
けれどもその意志が人生で、いろいろブロックされたり、邪魔されたりして、
長い間満たされないでいると色々な心の障害が生じてくるのです。

ドイツの精神科医・ビクターフランクルは臨床治療の体験を通じて、
『意味』を軸にした生き方が人間の精神保健にとってどんなに大切かということを述べています。

今回の講師・川野さん(65歳)はカナダから今札幌に派遣されている牧師。
牧師のお仕事と同時に、ロゴセラピストのお仕事をされています。

OYOYOでは一般向けに、ロゴセラピーのお話しを分かりやすくお話いただけるそうです。
ご興味のある方は是非お越しください。
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「あっとこ界隈ガイド」

2013-11-11 05:12:14 | つらつら思ったこと
手元に小さな観光ガイド(というか、パンフレット)があります。

表題の通り、「あっとこ界隈ガイド」。

さて、“あっとこ”とはどこかいな?

漢字で書くと“(根室市)厚床”、根室半島の付け根近くにある小さな集落です。
「地図インフォ」によると2012年の世帯数は175世帯、人口は307人。

ここで観光ガイド(パンフ)を出しています。

といっても、これといった名所などがあるわけではありません。
なのでここに載っているところはとにかく何でもかんでもという様相。

パークゴルフ場、バス案内所、旅館、給油所といった(少しは)観光に役立つものの他、
社寺、駐在所、郵便局、歯科診療所、郵便局、学校、消防分遣所…。

これを見れば厚床で何らかの商売や住民サービスをしている全てがわかる。
そりゃそうよ、人口307人のところで観光ガイドを作ろうと思えば何でも載せなきゃ。

私が感心したのは、観光ガイドを作ろうとした心意気。

厚床なんぞ何もない(失礼!)、観光客はまず行かないところ。
通りすがりにコンビニに寄る、というくらいがせいぜいでしょう。

そこで観光ガイドを発行する。

どうせ何もしなければ何もならない。
やるなら、思い切ってやろう。

その気持ちが心地よい。
何もしないでぐだぐだグチばかり言っているところよりよっぽどマシです。

観光客の誘致より地域の方たちの意識を高める、
という意味合いの方が大きいのかも。

何であれ、やったもの勝ちです。
やればこうしてささやかながらも、ブログなどで取り上げられたりしますしね。
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「LOVE SNOW HOKKAIDO」で桜ヶ丘スキー場が

2013-11-10 04:49:50 | 滝上町



今日まで、サッポロファクトリーでイベントを行っています。

“北海道に住む人が自然や雪山を愛し、
ウィンタースポーツを愛する人が増えるように活動する…”

などというキャンペーンです。

もっとスキー場に来てね、ということですね。

星野リゾートや加森観光、キロロリゾートなど主なスキー場の関係者が、
スキー場の説明をしたりパンフを配ったりなどなかなか楽しかった。

で、それによると。

道内には98のスキー場があるそうです。
これが多いのか少ないのかはわかりませんが、
昔よりは間違いなく減っているのでしょう。

その全スキー場がパネルで紹介されていました。

もちろん、私がよく滑っていたこのスキー場も。

「滝上町桜ヶ丘スキー場」





ついでに私が高校生のときに使った回数券もアップしておきましょう。





コースは短いですが初級者から上級者まで楽しめる、いいスキー場です。

今年は久しぶりにスキーに行こうかな。
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ヤマダ電機、中間決算で赤字

2013-11-09 05:27:22 | つらつら思ったこと
ヤマダ電機が中間決算で業績を下方修正、
営業利益は136億円の黒字見通しから24億円の赤字見通しに転落する見通しになった。

赤字になった要因はいろいろ報道されているので各自ご覧下さい。

家電業界は他の業界と同じく競争が激しく、
今まで業界首位になったところはことごとくその地位から転落しています。

その転落の様子も急落下でそこから這い上がることができないでいる。

1970年代半ばまで首位だった第一家庭電器は倒産、ベスト電器はヤマダ電機の子会社に、
コジマは同じくビックカメラの子会社になっています。

私が学生時代にバイトをしていたサミット久が原店の2階には、
ベスト電器がテナントとして入居していた。

小さい売り場でしたが、その集合体が日本一を支えていた時代でした。
今は大きな売り場で全国展開をしなければ生き残れない時代になった。

ヤマダ電機の苦境はそれすら危うくなったということなのか。

家電業界では売上高で2位以下を倍以上引き離し圧倒的首位のヤマダ電気の苦境、
同社はここから抜け出して成長をするのか沈んでいくのか。

ヤマダ電機は巨体なだけに今後の動向が家電業界のみならず、
一般消費者に及ぼす影響も大きそうです。

ところで直近の決算の利益率で1位はケーズデンキ(売上高3位)で2.1%、2位がヤマダ電機の1.3%です。
規模の拡大を志向しても利益が増えていない現状がヤマダ電機の悩みどころ。

これは某○オンと某○ブンとの関係に似ていますね。

いずれにしろ最終的には消費者の支持が戦いを左右します。
年末商戦が間近ですがさて、皆さんは家電をどこに買いに行きますか?
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竜飛海底駅

2013-11-08 06:21:27 | 鉄道



JR北海道の津軽海峡線・竜飛海底駅の見学が11月10日で終わります。
これは北海道新幹線の工事によるもの。

また駅自体も来年4月で廃止されホームも撤去される予定です。

私は1度だけ行きました。

1889年10月24日、そのときのコースは以下の通りです。

「ゾーン竜飛4コース」





函館8:45(海峡4号)-竜飛海底駅10:13、12:16(海峡6号)-青森13:19

見学時間は2時間3分で、
当時設定されていた竜飛見学コースの中では一番滞在時間が長かった。

快速「海峡4号」の指定券を見ると私が乗ったのは12号車、
津軽海峡線開業翌年ということでまだ人気が高かったということがわかります。

具体的に何を見学しどんな説明を受けたかは覚えていませんが、
そんなことよりも実際にあのときに行ったということが大事なのです。

入場記念のしおり、画像にはありませんが「海峡号」乗車証明書もある。





偶然の事ながら、いい時期に見学していたもんだ。

ちなみにこのときは、函館までは札幌から「ミッドナイト」で向いました。
青森からは東京に行って東京ステーションホテルに泊まっている。

あぁ、いい時代だった。

ちなみに2009年には「青函トンネル記念館」からも見学しています。
こちらの見学は来年以降も継続されるとのことですのでご安心を。
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増毛町雄冬地区への定期船

2013-11-07 06:08:26 | 交通



増毛町雄冬地区(一部石狩市浜益区)はかつて、陸の孤島といわれていました。

今は国道231号線が開通していますが、
その前は1日1往復の定期船でしか行くことができませんでした。

ちなみに国道231号線が雄冬まで開通したのは1981年(昭和56年)、
しかし開通40日後に地滑りがあり不通になり再開通したのは1983年(昭和58年)。

国道開通後も冬期間通行止めが続き、
通年供用可能となったのは1992年(平成4年)でした。

増毛ー雄冬間の定期船は1992年の国道通年供用まで存続していました。

では、1976年(昭和51年)の「弘済会の道内時刻表7月号」から。
画像が鮮明でなくてごめんなさい。

増毛ー歩古丹ー岩尾ー毛間振ー雄冬とこまめに寄って、所要時間は1時間半。
就航船は「新おふゆ丸」で78.33トン、定員45名。

この頃は国道の開通前、雄冬までの交通機関は唯一この定期船だけでした。

どれほど不便だったのか、今では想像もできない。
冬期は欠航も多かったでしょう、その間の生活はどのようなものだったのか。

私は残念ながらこの航路には乗ったことがありません。
今考えると乗りたかった…と思いますが、さて当時はねぇ…。

今の便利さからはかけ離れた、秘境だった頃の雄冬地区の話題でした。

※年表

1957年   雄冬海運(株)設立
1981年   国道231号線が雄冬まで開通。40日後に不通になる。
1983年   国道231号線再開通
1992年   国道231号線通年供用開始、定期船廃止
コメント (4)
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