私が初めて劇団四季のミュージカルを見たのは1978年(昭和53年)、
高校1年のときに紋別であったウエストサイド物語でした。
当時、高校の校長に「ミュージカルを見に行きます」と言ったところ、
「ミュージカルって何ですか?」
と聞かれた。
そこであーだこーだと説明したらその校長は
「少女歌劇みたいなものですか?」
と、今では考えられないそんな時代でした。
まっ、退職間近のお爺ちゃん校長だったしな。
ということでミュージカルを見に行くのは音楽の先生だけに伝え、
家族や友達には何も言わないで一人で見に行きました。
何か聞かれても説明するのが面倒だったのだ。
音楽の先生にだけは羨ましがられた。
さて、その時のキャストです。
リフ/飯野おさみ トニー/鹿賀丈史 ベイビー・ジョン/市村正親 マリア/久野綾希子
などなど、今考えるとすごい舞台を見ていたわけだ。
演出は当然、浅利慶太ですし。
ミュージカルとは何ぞや、劇団四季とは何者か、浅利慶太って誰?
そんな田舎に住んでいたにしては恵まれた環境にいたのだな。
見たいもの聞きたいことは誰がなんと言おうと1人でも見たり聞いたりする。
それは今も変わらない、成長していない私がいます。
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