私がかつて勤めていたホテルラフィーネ。
場所は南9西3、駅前通から小路に入ったところにありました。
客室数は55部屋、お部屋は全てツインかダブルでツインルームの広さは37~42㎡ほど。
バスルームは大理石でシャワーブースが独立してあり、
440chの有線放送やケーブルテレビ、独立したパウダールームもあった。
朝食はレストランの他同じメニューをルームサービスでもとることができた。
チェックインは2Fのフロントカウンターではなく1Fのレセプションデスクで行い、
そこから部屋まではフロント係が案内していった。
バブルの申し子のような豪華なホテル、ではありました。
私はここに都合5年間お世話になり、
後半の2年半は宿泊マネージャーもしていた。
今思うといい経験をしたと思っています。
客室の豪華さとは別にこのホテルの最大の特長はサービスレベルの高さ。
JTBでは利用客にお客さまアンケートを実施しています。
100点満点で90点以上であれば優秀なホテルとされています。
90点以上のホテルを集めた宿泊プランもある。
ホテルラフィーネは少なくても私が主体的に携わってからは常に90点以上でした。
そしてその点数は常に札幌で一番の高得点でした。
90点以上であることが当たり前、それ以下などありえないという考え。
当時のスタッフの努力には本当に頭が下がった。
優秀なスタッフに囲まれていたからこその高いサービスレベルだったと今更ながら思います。
ハードが豪華なだけでは決してこんな点数は取れない、
接客業は最後は人材に尽きる。
今はもう廃業していますが札幌ではもうあんなホテルはできないだろうな。
当時の仲間と話しをしているとそんな話題になります。
私がそこを退職してから15年、もう当時のホテルラフィーネを知る人も少なくなったでしょう。
ふと懐かしくて書いてみました。
※よくライフォートと間違えられたのもいい思い出です
○副総支配人、○塚さん時代のラフィーネには、特に忘れることのできない思い出がたくさんあります。
つい懐かしく、ラフィーネを検索したらたどり着きました。素敵なブログ、ありがとうございます。
2回目は1995年10月から98年3月でした。
優秀なスタッフに恵まれ、幸せな時間を過ごすことができました。
予約の二人はすべて任せて安心だった。
今はあのときとは全く時代が変わってしまいましたね。