奥井みさき、旅の記録と徒然日記

仕事の合間に旅行、旅行の合間に仕事。
フリーライター・奥井みさきの旅日記と、日々思うこと。
札幌からです。

北海道でこれから起こる地震

2018-06-22 05:35:54 | 北海道のこと
大阪北部地震が発生した際、札幌にも活断層があるとの報道がありました。

よく知られているのは札幌の東から野幌丘陵断層、月寒断層、西札幌断層で、
最大で震度7の地震が起こると予想されています。

実際に札幌市内では北大構内などで液状化の痕跡が発見されており、
過去に大きな地震があったことがわかります。

北海道沖では日高から千島にかけての太平洋岸では地震が頻発しており、
また日本海側でも1993年に発生した「平成5年北海道南西沖地震」は記憶に残っています。

内陸部の断層を見てみるとこれも道内各地に大きな断層があることがわかっています。

主なものは富良野盆地辺縁部、十勝平野、増毛山地東側、石狩平野と馬追丘陵の境目など。
他にもありますが、これらの付近では過去に地震があったと推定されます。

とはいってもねぇ、これらの断層の活動は千年から2万年に1回くらいと評価されていて、
となるとそれに備えてどうこうするという感覚にならないわなぁ。

本当に備えなければならないのは局地的小規模の直下型地震です。
これは小規模とはいえ直下型なので震源付近はかなり揺れます。

2010年には清田区を震源とした震度3の地震がありましたが、
震源に近いところでは震度4~5弱の揺れがあったと想定されています(震源近くに震度計がなかった)。

これは私もはっきり覚えていまして、私の住む西区では震度2程度だと感じました。

このような局地的地震は実は道内各地で記録に残っています。
震源に近いところでは大きな揺れがありますが少し震源から離れるとそれ程でもない。

北海道では地震頻発地帯ではない地域に住む方たちはこのような地震に備えることが現実的です。
それは札幌でも同じで、ときには震度7にもなるということ。

振れ幅が大きいな。
結局はどこに住んでいても震度7の地震に備えよ、ということなのですね。
コメント
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