711系とは、北海道が初めて電化したときに導入された電車です。
初登場が1968年ですから、もうかなり経ちますね。
今でも48両が函館本線と学園都市線で活躍していますが、
来年度での引退が決まっています。
「赤電、来年度限り…新型導入で」(読売新聞12月7日)
http://www.yomiuri.co.jp/e-japan/hokkaido/news/20131207-OYT8T00012.htm?from=tw
私は国鉄の香りを残すこの車両が好きなのですが、
引退は老朽化もありやむなしと思っています。
問題はその後継車両。
733系という、3扉デッキなしの電車になります。
札幌近郊ならいざ知らず、旭川地区までデッキなしの電車が乗り入れるのか?
それとも旭川地区は快速「エアポート」と同じ721系電車の運用になるのか?
もしデッキなしの733系が旭川地区に入ったら、冬はかなり寒いぞ。
客の気持ちをあまり考えず自分の事しか考えていないJR北海道ですから、
そういう事態も十分考えられる。
山線の気動車に乗っていても真冬の駅で長時間停車中、
デッキなしの車両でドアを開けっぱなしなどということを平気でやる会社ですから。
711系の引退が近づくにつれ、いろいろなことが話題になるような気がします。
もちろん、撮り鉄の迷惑行為を含めてですが。